駅メモで全国を旅するブログ

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日本全国を旅した記録を、豆知識などを交えてお伝えします。

週末パスなのに日帰り旅?(前編)トキ鉄、ほくほく線の旅

【本記事の概要】

関東甲信越周辺がフリー区間で2日間有効の「週末パス」を使って日帰り旅をした様子を共有します。

しなの鉄道北しなの線えちごトキめき鉄道妙高はねうまライン北越急行ほくほく線の情報を説明していきます。

 

 

 

ご覧いただきまして、ありがとうございます!

本記事では、関東甲信越周辺がフリー区間で2日間有効の「週末パス」を使った日帰り旅の記録を共有させていただきます。

駅メモの新駅回収が目的の旅なので、後編の記事にて駅メモ的な注釈を記載します。

 

週末パスに関して、詳しくはこちらをご覧ください。

 

旅全体としてはあまり参考にはならないかもしれませんが、この日(2020年2月2日)に乗車した下記の鉄道に関して説明していきます。

断片的であれ、みなさんが今後する旅行のお役に立てれば幸いです。

 

しなの鉄道北しなの線

えちごトキめき鉄道妙高はねうまライン

北越急行ほくほく線

・JR上越線(後編)

・JR只見線(後編)

 

それでは、順に説明していきます。

 

 

 

しなの鉄道北しなの線


 

 

しなの鉄道北しなの線は、長野駅妙高高原駅を結びます。

元々はJR北陸本線区間でしたが、2015年に北陸新幹線長野駅金沢駅が開業したことに伴い、JR北陸本線からしなの鉄道北しなの線となりました。

 

北しなの線には、三才駅があります。

七五三の時期には、3歳を迎えるお子さんが居るご家族の記念撮影で賑わいます。

面白い駅名だと思うので、北しなの線に乗る際は是非チェックしてみてください!

 

黒姫駅あたりの沿線の風景が綺麗です。

特に、冬は雪化粧をしていて良い感じです。

 

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北しなの線妙高はねうまラインの乗換駅、妙高高原駅です。

左が「しなの鉄道北しなの線」、右がこれから説明する「えちごトキめき鉄道妙高はねうまライン」です。

 

 

えちごトキめき鉄道妙高はねうまライン


 

 

えちごトキめき鉄道妙高はねうまラインは、妙高高原駅直江津駅を結びます。

北しなの線と同じく、元々はJR北陸本線区間でした。

 

妙高はねうまラインも沿線の山々の風景が綺麗です。

新井駅付近では平野部を走るので、平野部の景色と遠くに見える山々の景色が同時に見られて綺麗です。

 

特筆すべきは、二本木駅にあるスイッチバックです。

スイッチバック」は、列車が進行方向を変えながら進むことやそのための路線設備のことです。

主に山岳地帯で、線路の傾斜をなだらかにするために用いられる手法です。

 

日光の「いろは坂」をイメージしていただくと分かりやすいかもしれません。

いろは坂の位置に蛇行させずに直線で道路を敷設すると非常に急な坂となってしまうので、ジグザグに道路を敷設して傾斜をなだらかにしています。

 

二本木駅でも、線路の傾斜をなだらかにするためにスイッチバックを利用しています。

列車は車のように急カーブはできませんので、進行方向を変えながらジグザグに動きます。

 

面白い点は、スイッチバック中に運転士が窓から顔を出して後ろ向きに運転することです。

同様の光景は、JR篠ノ井線姨捨駅などでも見られます。

箱根登山鉄道のように、折り返す度に運転士が進行方向側に移動するタイプのスイッチバックに慣れていたので、これには驚きました。

 

この日は、北陸新幹線も通る「上越妙高駅」で、観光列車「えちごトキめきリゾート 雪月花」とすれ違いました。

 

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別の日に糸魚川駅で撮影した、雪月花です。

ちなみに、糸魚川駅はえちごトキめき鉄道日本海ひすいラインの駅です。

 

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豪華な車内では、新潟県の美味しいお酒や料理を味わうことができます。

 

糸魚川駅も通る「日本海ひすいライン」は元JR北陸本線で、直江津駅市振駅を結びます。

同じえちごトキめき鉄道でも、「妙高はねうまライン」は週末パスが使えますが、「日本海ひすいライン」は週末パスが使えません。

ご利用になる方は、お気を付けください。

 

 

北越急行ほくほく線


 

 

北越急行ほくほく線は、犀潟駅六日町駅を結びます。

正式な区間は上記の通りですが、多くの列車がJR線と直通して直江津駅越後湯沢駅間で運行します。

 

かつてのほくほく線では、最高速度が在来線最速の160km/hで走る特急「はくたか」が運行されていました。

こちらは、北陸新幹線長野駅金沢駅まで開業したことに伴い廃止となりました。

今では「はくたか」は、北陸新幹線で使われる愛称の1つとなっています。

 

しかし、ほくほく線から日本最速が無くなってしまったわけではありません。

現在では、乗車券のみで乗れる列車の中では表定速度が日本最速の「超快速スノーラビット」が運行されています。

 

表定速度は、出発地から目的地まで列車が走る距離を、所要時間で割った値です。

小学校で「みはじ」や「きはじ」などと教えられた計算をします。

 

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上記の画像から、越後湯沢駅直江津駅の走行時間は57分、距離は84.2kmです。

84.2km ÷ 57分(57/60時間)を計算すると88.63km/hとなり、これが表定速度です。

この値は、乗車券のみで乗れる列車の中では一番速いです。

 

ちなみに、「のぞみ」や「はやぶさ」の表定速度では200km/hをオーバーするものもありますので、改めて新幹線の速さを実感します。

 

ほくほく線では、日本で一番遅い「超低速スノータートル」もイベント列車として運行されています。

トンネル内などを敢えてゆっくり走り、ガイドさんの説明も交えながら楽しい時間を過ごします。

 

ほくほく線の特徴は、トンネル区間が非常に多いことです。

美佐島駅は、トンネルの中に駅が設置されています。

 

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普通の列車ならトンネルは退屈なものですが、ほくほく線には「ゆめぞら号」があります。

 

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このように、トンネル内でイベント映像が映し出されます。

写真は、先程トンネルの中にあると説明した美佐島駅に停車している間に撮りました。

 

ほくほく線の全ての列車がゆめぞら号な訳ではありません。

詳しい運行スケジュールは、ほくほく線のホームページをご覧ください。

  

 

 

前編は以上となります。

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました!

北しなの線妙高はねうまラインほくほく線に乗るときは、この記事で紹介したことを思い出してもらえると嬉しいです。

 

この日の行程と駅メモ的な注釈は、後編の記事にて記載します。

後編は、5/23(土)に更新予定です!

 

 


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