スポット紹介:天橋立(京都府)
日本三景である天橋立を上から見るのではなく、実際に歩いた様子を共有します。
こちらのツイートを詳しく見ていきます。
#スポット紹介 天橋立(京都府宮津市)
— こさいん@駅メモで全国制覇を目指す(7,579駅/9,322駅) (@cosine_travel) 2020年4月16日
日本三景のひとつ、天橋立です。
丹鉄の天橋立駅から徒歩8分ほどで、松並木の入り口に到着です。
上から見るのも良いですが、実際に天橋立を歩いてみると潮風が心地よいです。
天橋立に来た際は、海に挟まれた松並木をお楽しみください!#京都府 #天橋立 pic.twitter.com/g9VHcgcwtW
天橋立は、左右を海に挟まれた松並木が特徴的です。
松並木の入口までは、天橋立駅から徒歩8分ほどです。
宮城県の「松島」、広島県の「宮島」と並んで、日本三景に数えられます。
天橋立には、宮島から移植された「黒松」、松島から移植された「赤松」など、多くの松が生えています。
白い砂と青々とした松が見られる美しい風景を例えた言葉として、「白砂青松(はくしゃせいしょう)」があります。
これらの松に関する言葉は、天橋立駅を通る京都丹後鉄道で運行されている列車の愛称にもなっています。
「丹後くろまつ号」「丹後あかまつ号」は予約制、「丹後あおまつ号」は予約不要の観光列車です。
車両のデザインは、数々の鉄道車両をデザインしている水戸岡鋭治氏です。
詳しくは、京都丹後鉄道のホームページをご覧ください。
天橋立と言えば、股の間から顔を覗かせて天橋立を逆さまに見る「天橋立ビューランド」が有名かと思います。
しかし、今回は実際に天橋立を歩いてみることにしました。
天橋立駅から街の中を歩き、街を抜けると赤い橋が見えます。
こちらの赤い橋「小天橋(しょうてんきょう)」にはある秘密があります。
それは、橋が回転することです!
この橋の中央部が90度回転し、船が通る道を作ります。
このことから、廻旋橋とも呼ばれます。
先程は赤い小天橋を渡りましたが、松並木方面へ進むと今度は青い橋があります。
この青い橋は、「大天橋(だいてんきょう)」といいます。
最初に貼った日本三景碑は、大天橋付近にあります。
大天橋を渡り切ると、いよいよ左右を海に挟まれた松並木に入っていきます。
ちなみに、松並木の西側(写真左側)は「阿蘇海」、東側(写真右側)は「宮津湾」です。
松並木には多くの松が生い茂り、さながら森の中に居るみたいです。
しかし、松並木の左右は海なので、潮風も波の音も感じられます。
松並木を歩いている途中、多くの自転車とすれ違ったり抜かされたりしました。
天橋立周辺には、レンタサイクルがあります。
天橋立の松並木を徒歩で走破するのは大変だと思うので、走破したい方は是非レンタサイクルをお使いください!
途中には、『みだれ髪』や『君死にたまふことなかれ』で有名な「与謝野晶子」とその夫「与謝野寛(与謝野鉄幹)」の歌碑もあります。
是非、見てみてください!
恋愛成就のパワースポットとして人気の「天橋立神社」もあります。
自分はレンタサイクルは借りなかったことと、列車の発車時刻が迫っていたこともあり、天橋立神社までは行かずに与謝野夫妻の歌碑辺りで折り返しました。
付近の砂浜からは、このような景色が見えます。
この宮津湾から、若狭湾、日本海へと抜けていくことを想像すると、開放感な気分になります。
宮津市の市街地方面、山側はこのような景色です。
「白砂青松」の言葉を使うのにふさわしい景色です。
海にせり出した岩場もあります。
その岩場から写真を撮ると、さながら海の上に居るような感覚でした。
松並木の森林浴効果や砂浜で聴く波の音で、すっかり癒されました。
この時に自分が天橋立駅周辺で過ごせる時間は40分ほどでしたが、とても充実した40分となりました。
是非、「天橋立」の松並木を実際に歩いてみてください!
天橋立の所在地
天橋立へのアクセス(Google マップ)
みなさんの現在地から、天橋立までのルート案内が表示されます。
※PCで閲覧されている場合は、現在地と違う場所が示されている場合があります。