スポット紹介:別所温泉駅(長野県)
上田電鉄別所線の終点から見られる景色や過去に活躍していた車両について説明します。
こちらのツイートを詳しく見ていきます。
#スポット紹介 別所温泉駅(長野県上田市)
— こさいん@駅メモで全国制覇を目指す(7,579駅/9,322駅) (@cosine_travel) 2020年5月25日
上田駅から電車で40分ほど、上田電鉄別所線の終点です。
駅の近くには、上田電鉄で初の新造車両として1927年に製造されたモハ5250形が保存されています。
モハ5250形は「丸窓電車」の愛称で親しまれました。#長野県 #別所温泉 #別所線の日 pic.twitter.com/TEETSbO4ea
2020年5月現在は、台風19号の影響で別所線の千曲川橋梁が崩落しています。
そのため、上田駅から隣の城下駅まではバス代行を行っています。
別所温泉駅で電車からホームに降りて、左側(上田方面寄り)の出口から出ると、別所温泉観光案内所を利用するお客様用の駐車場があります。
山が夕日で照らされていて、綺麗でした。
撮影したのは、2020年2月9日の17:05です。
見えている山は「菅平高原」付近の山かと思われます。
駐車場の線路側には、丸窓が特徴的な古い車両が保存されています。
こちらは、上田電鉄で初の新造車両として1927年に製造されたモハ5250形です。
「丸窓電車」の愛称で親しまれたモハ5250形は、1986年10月の引退まで別所線を走りました。
モハ5250形は、モハ5251、モハ5252、モハ5253の3編成がありました。
別所温泉駅で保存されているのは、モハ5252です。
モハ5251は「さくら国際高等学校」、モハ5253は「長野計器丸窓電車資料館」で保存されています。
残念ながら中には入れないようなので、モハ5252の丸窓から車内を覗きます。
青いロングシートでレトロな感じで、趣があります。
ちなみに、今日5月25日は「別所線の日」です。
市民団体「別所線の将来を考える会」が、上田電鉄別所線を存続させるために制定しました。
5月25日が「別所線の日」となった由来は、モハ5250形です。
そのため、5月25日に別所温泉駅を紹介させていただきました。
温泉街の入口はこのようになっています。
道が2つに分かれていますが、どちらに進んでも温泉街方面です。
この時は、実際に温泉には入りませんでした。
足湯や外湯もあるようなので、今後また別所温泉に行った際は是非入浴したいです。
駐車場とは反対側の駅入口です。
柱や看板がレトロな感じで、風情があります。
駅舎の中は、このようになっています。
自動販売機は新しい感じがしますが、昭和にタイムスリップしたような印象を受けました。
別所温泉観光案内所は、この駅舎内にあります。
別所温泉駅の隣にある「八木沢駅」と、その隣の「舞田駅」が由来です。
反射して確認しにくいですが、別所線を走る車両のラインナップです。
モハ5250形をモデルにした「まるまどりーむ号」、上田に縁のある真田家の家紋である六文銭があしらわれた「さなだどりーむ号」などが走ります。
これらの車両を見て「東急電鉄」を連想した方は、流石です。
上田電鉄で現在活躍している全ての車両は、元々は東急線を走っていた車両です。
この日、自分が乗ったのは「さなだどりーむ号」でした。
ここは地元から遠い長野県上田市ですが、地元の近くを走っている東急線に乗っているような感覚でした。
私事ですが、別所温泉駅は駅メモ!内で長野県内の全駅制覇を達成した地なので、思い入れがあります。
全駅制覇を達成した際の様子は、こちらの記事でも記載しています。
上田周辺を旅行する際は、是非「別所温泉駅」にも足を伸ばしてみてください!
別所温泉駅の所在地
別所温泉駅へのアクセス(Google マップ)
みなさんの現在地から、別所温泉駅までのルート案内が表示されます。
※PCで閲覧されている場合は、現在地と違う場所が示されている場合があります。