駅メモで全国を旅するブログ

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日本全国を旅した記録を、豆知識などを交えてお伝えします。

スポット紹介:宝が池公園(京都府)

京都府京都市左京区にある「宝が池公園」のご紹介です。

宝が池公園で見られる景色や、周辺の様子を共有します。

 

※記事内の写真は、2018年2月23日に撮影しました。

 

 

こちらのツイートを詳しく見ていきます。

 

 

 

 「宝が池公園」の概要

 

宝が池公園は、京都市営地下鉄烏丸線の終点「国際会館駅」に隣接しています。

国際会館駅のホームから、宝が池までは徒歩15分ほどです。

 

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こちらは、国際会館駅の出口を出てすぐの「北園」です。

写真の中央に見える山は、延暦寺などで有名な比叡山です。

 

比叡山方向に進むと叡山電鉄宝ヶ池駅に到着します。

宝が池は、比叡山とは逆方向の写真右側の方向にあります。

 

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宝が池へと向かう途中、公園の敷地内から見た「国立京都国際会館」です。

国際会館と言われても、何をする場所かピンと来ないと思います。

 

自分もここを歩いたときは、国際会館でどんな会議が行われたのかを知りませんでした。

当時知っていればもっと面白かったなと思ったので、少し長くなりますが国際会館で行われた会議について共有します。

 

みなさんは、地球温暖化に関する用語「京都議定書」を聞いたことはあるでしょうか?

京都議定書は、先進国における二酸化炭素やメタンといった温室効果ガスの削減目標などを定めた文書です。

1997年に行われた「地球温暖化防止京都会議(COP3)」にて京都議定書が採択されましたが、そのCOP3の会場がここ国立京都国際会館です。

 

他の例としては、「第22回世界遺産委員会*1」が国立京都国際会館で行われました。

※第22回世界遺産委員会の詳細が気になる方は、脚注をクリックしてご覧ください。

 PCなら、マウスオーバーすることでも説明をご覧になれます。

 

国際会館で何が行われたかを知っていると、建物を見たときに親しみが持ちやすいと思います。

 

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国際会館が見えた場所から2分ほどで、宝が池に到着です。

 

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宝が池の南側「野鳥の森」付近では、池のすぐ側まで下りられます。

 

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宝が池の西側から見た国際会館です。

ここから更に西側へと進むと、梅林園があります。

 

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余談ですが、過去に駅メモ内で開催されていたイベントで宝が池公園に行くミッションがありました。

宝が池公園に行ったと判定される座標は、梅林園近くに設定されていました。

 

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最初に紹介した北園付近から比叡山方向に歩くと、「子どもの楽園」と名付けられたエリアに辿り着きます。

子どもの楽園付近では、川の合流地点が見られます。

 

左側が岩倉川(いわくらがわ)、右側が高野川(たかのがわ)です。

合流後は高野川として下流まで流れ、出町柳駅付近にある鴨川デルタの辺りで鴨川と合流します。

 

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岩倉川・高野川の合流地点付近から、宝ヶ池駅までは徒歩5分ほどです。

 

1997年6月3日は、京都市営地下鉄烏丸線の全区間が開通し、松ヶ崎駅国際会館駅の営業が開始された日です。

ちなみに、始発からの営業ではなく、正午からの営業だったそうです。

そのため、国際会館駅の開業日である6月3日に、近くの「宝が池公園」を紹介させていただきました。

 

是非、宝が池周辺で落ち着いた時間をお過ごしください!

 

 

 

 「宝が池公園の所在地

 

日本全国旅行スポット紹介の、「宝が池公園」付近に拡大した地図を埋め込んでいます。

適宜、拡大・縮小をして位置をご確認ください。

 

 

 

 

 「宝が池公園」へのアクセス(Google マップ

 

みなさんの現在地から、宝が池公園までのルート案内が表示されます。

※PCで閲覧されている場合は、現在地と違う場所が示されている場合があります。

 

 

*1:

◆第22回世界遺産委員会(元の位置に戻るためには、*1をクリックorタップ)

 

1998年に開催された第22回世界遺産委員会では、奈良の大仏で有名な「東大寺」や近鉄の車内から見える「平城宮跡」などを含む「古都奈良の文化財」、中国(当時は清)の権力者である西太后によって整備された庭園「頤和園(いわえん)」など、30件の世界遺産が新規に登録されました。

 

京都で開催された世界遺産委員会で、新たに奈良が世界遺産に登録されたのは面白いですね。

※「古都京都の文化財」は、1994年にタイのプーケットで開催された第18回世界遺産委員会で登録されています。

 

 


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