駅メモで全国を旅するブログ

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日本全国を旅した記録を、豆知識などを交えてお伝えします。

「乗り鉄☆たびきっぷ」で行く東海旅行記(ゲーセン編)

【本記事の概要】

駅メモのイベント攻略を目的として、「JR東海&16私鉄 乗り鉄☆たびきっぷ」で東海地方のゲームセンターを巡った記録を共有します。

ゲームセンターだけでなく、観光や鉄道に関する説明も付け加えた1泊2日の旅行記です。

 

 

 

ご覧いただきまして、ありがとうございます!

この記事では、「JR東海&16私鉄 乗り鉄☆たびきっぷ」(以下、乗り鉄☆たびきっぷと記載)で東海地方を巡った記録を共有します。

 

今回の旅をした目的は、ゲームアプリ「駅メモ」内のイベントを有利に進めるためです。

しかし、記事内では周辺の観光スポットも紹介しています。

駅メモをプレーされていない方にとっても参考となれば嬉しいです。

 

今回使用した「乗り鉄☆たびきっぷ」は、東海地方を走る多くの路線が2日間乗り放題になるフリーパスです。

静岡鉄道や東海交通事業などを含む16社の私鉄線もフリー区間に含まれ、東海道新幹線の一部区間も「こだま」「ひかり」に限り4回まで利用できます。

※写真は、乗り鉄☆たびきっぷの新幹線乗車用の券で、本体はこの後紹介します。

 

本記事は、乗り鉄☆たびきっぷの詳細が分からなくとも楽しめる構成を心がけています。

乗り鉄☆たびきっぷの詳細が気になる方は、こちらをご覧ください。 

 

それでは、旅の記録を順を追って共有していきます。

 

 

 

この旅をした理由

 

先程も記載した通り、この旅をした理由は「ゲームアプリ内のイベントを有利に進めるため」です。

 

スマホのゲームアプリ「駅メモ」内では、セガ音楽ゲーム「オンゲキ」とのコラボイベントが開催されています。

(現在は、新型コロナウイルスの影響により休止中)

 

日本各地で指定されているゲームセンターを巡ることで、イベントを進めるのに有利なアイテム「ジュエルブーストドリンク(以下、ドリンクと記載)」が貰えます。

 

今回の旅は、東海地方のゲーセンを巡って「ドリンクを回収する」ことが目的です。

 

スケジュールに余裕があったので、「乗ったことが無い路線に乗る」「なるべく節約する」こともサブの目的としました。

この文だけではイメージが湧かない方も居ると思いますが、旅の記録を共有をする中で解説していきます。

 

ゲーセンの話題だけでは飽き飽きしてしまう方も多いと思いますので、しっかりと周辺の観光についても説明します。

駅メモをプレーされている方は、オンゲキコラボイベントが再開したら参考にしていただけると嬉しいです!

 

それでは、旅の記録を共有していきます!

 

 

1日目の行程

 

1日目は、町田から出発し、サントムーン柿田川駿府城アクアウォーク大垣を巡りました。

途中、特定特急券に関する解説もあります。

旅の記録を共有は、「乗り鉄☆たびきっぷ」を購入した熱海駅からです。

 

出発~熱海駅


 

【10:51 熱海駅(地下連絡通路)】

出発から熱海駅までの詳細は割愛しますが、町田から小田急線とJR東海道線を利用して熱海駅に到着です。

 

写真は、サフィール踊り子(2020年3月14日デビュー)の広告です。

この日は2020年2月29日で、サフィール踊り子*1のビュー前だったので撮影しました。

まだ乗ったことがないので、いつか乗ってみたいです。

 

【10:59 東海道線(普通 沼津行)】

話が伊東線方面に逸れてしまいましたが、ここからは東海道線三島駅まで向かいます。

 

熱海駅で購入した「乗り鉄☆たびきっぷ」です。

乗り鉄☆たびきっぷは、大人1人で8,620円です。

券面には8,610円と書いてありますが、2020年4月から値段が8,620円に改定されました。

 

これからの旅で乗車する全ての路線が、乗り鉄☆たびきっぷのフリー区間内に含まれます。

 

 

ドリンク1:サントムーン柿田川


 

【11:13 三島駅東海道線ホーム)】

三島駅からサントムーン柿田川へ向かい、1個目のドリンクを回収します。

 

サントムーン柿田川へは、土休日に限り三島駅南口から無料のシャトルバスが運行されています。

路線バスを利用した場合、片道200円です。

 

この日は無料シャトルバスのタイミングが合わなかったので、別の方法でサントムーン柿田川へ向かうことにします。

無料シャトルバスの時刻表は、こちらをご覧ください。

 

【11:23 三島駅駿豆線ホーム)】

無料シャトルバスではなく伊豆箱根鉄道駿豆線を利用し、隣の三島広小路駅から徒歩でサントムーン柿田川へ向かいます。

駿豆線三島駅修善寺駅を結ぶ路線で、JRの特急「踊り子」も直通運転をしています。

 

駿豆線韮山駅周辺には、世界遺産明治日本の産業革命遺産*2」の構成資産にもなっている「韮山反射炉」があります。

反射炉とは、大砲を製造するために使われる炉です。

実際に稼働していた反射炉のうち、国内で唯一現存している反射炉が「韮山反射炉」です。

 

 

【11:25 三島広小路駅

三島広小路駅からサントムーン柿田川へは、徒歩20分ほどです。

乗り鉄☆たびきっぷは自動改札を通れませんので、写真右側に見えている有人改札できっぷを駅員に見せて駅を出ます。

 

【11:41 サントムーン柿田川

ゲームセンター「セガサントムーン柿田川」は、弧を描いたような形の建物「セントラルコート」の2階にあります。(この写真では見えませんが、右奥の方向にあります。)

オンゲキは、孤の中点近くの位置にあります。

※自分が音ゲーマーなのでオンゲキが設置されているおおよその位置を紹介していますが、ドリンクを回収するだけならゲーセンの近くで位置情報の登録をするだけでOKです。

 

サントムーン柿田川の南側には、神秘的な青い湧水や京都・貴船神社の分社がある「柿田川公園」があります。

この時は時間が無く、実際に寄ることはできませんでした。

お豆腐アイスや湯葉料理も楽しめるようですので、お時間のある方は立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

 

柿田川公園へは、サントムーン柿田川への無料シャトルバスを利用しても良いですし、三島駅南口からサントムーン経由沼津駅行きのバスもご利用になれます。

三島駅南口から柿田川湧水公園前バス停までは、サントムーン柿田川バス停までと同じく片道200円です。

 

【12:30 無料シャトルバス】

サントムーン柿田川から三島駅へと向かう無料シャトルバスの利用者は、8名ほどでした。

とても混雑することもあると聞いたことがありますが、この日は全員が余裕で席に座れました。

※バスの撮影は、三島駅到着後に行いました。

 

【12:40 三島駅南口】

サントムーン柿田川から無料シャトルバスで10分ほど、三島駅南口に到着です。

公式ホームページには15分ほどで到着と書いてありますが、この日はとてもスムーズだったのか10分で到着しました。

 

次は、駅メモでは路線制覇済みですが、これまで乗ったことがない静岡鉄道へ乗るために「草薙駅」へと向かいます。

旅のサブ目標の1つ、「乗ったことが無い路線に乗る」を達成できます。

 

ところで、駅メモでは路線制覇済みなのに、静岡鉄道に乗ったことがないとはどういうことでしょうか?

 

これは、駅メモの「現在地から最も近い位置にある駅情報を取得する」仕様が関係しています。

正確には、チェックイン(位置情報の登録)を行った地点から最も近い位置にある駅情報を取得する仕様です。

 

この領域図を見ていただくと、東海道線東海道新幹線が、静岡鉄道のほぼ全ての駅情報を取得できる領域を通っていることが分かります。

領域が黄色にハイライトされており、「も」のマークがついている駅は静岡鉄道の駅で、ほぼ直線の青い線が東海道新幹線です。

※領域図は、スマホアプリ「最寄り駅サーチ」の画面を使用しています。

 

東海道線東海道新幹線が通らない領域にある新清水駅新静岡駅には、駅メモ内のアイテム「レーダー」を用いることで駅情報の取得が可能です。

レーダーは、チェックインを行った地点の近くにある駅情報を取得できるアイテムです。

 

これまでは、東海道線東海道新幹線から静岡鉄道の駅情報を取得していたので、実際に静岡鉄道に乗ったことはありませんでした。

レーダーで新清水駅新静岡駅の情報を取得していたので、駅メモ内では路線制覇済み&静岡鉄道には乗ったことがない状態だったわけです。

 

何度も近くを通っているのに乗ったことがないのは気がかりだったので、スケジュールに余裕のあるこの旅で静岡鉄道に乗ってみることにしました。

目的地が草薙駅なので、東海道新幹線には乗らず東海道線に50分ほど揺られます。

 

 

静岡鉄道と駿府城跡への寄り道


 

【13:45 草薙駅(静岡鉄道)】

JRの草薙駅と静岡鉄道の草薙駅は離れていますが、徒歩3分ほどで到着します。

ちびまる子ちゃんのラッピング列車や、新型車両のA3000形などが走ります。

 

【14:01 新静岡駅

草薙駅から13分ほどで、新静岡駅に到着です。

 

草薙駅から乗ってきた新型車両A3000形は、7色ある「shizuoka rainbow trains」の1つです。

この「Natural Green」は、静岡のお茶をモチーフにしたカラーです。

 

【14:16 鶴田家】

昼食は、新静岡駅から徒歩2分ほどの位置にある「鶴田家」で豚骨醤油ラーメンを頂きました。

 

【14:40 駿府城跡(巽櫓付近)】

昼食後、駿府城の中堀(二の丸堀)付近まで来ました。

駿府城は、徳川家康公が晩年を過ごした城です。

駿府城跡の中まで観光する時間はありませんでしたので、東御門や巽櫓などを少し眺めてJR静岡駅へと向かいました。

 

「shizuoka rainbow trains」や駿府城の詳細が気になる方は、こちらの記事もご覧ください。

 

 

新幹線に安く乗れる!特定特急券


 

【15:11 静岡駅(東海道新幹線ホーム)】

特定特急券(後述)を利用して、静岡駅から浜松駅まで向かいます。

名古屋駅まで乗らない理由は、サブの目的である「なるべく節約する」が関係します。

 

どちらも新幹線自由席を利用できる券ですが、写真左側は「新幹線特定特急券」、写真右側は「新幹線自由席特急券」と書いてあります。

何が違うのでしょうか?

 

新幹線特定特急券は、新幹線で隣駅を利用する場合に発行されます。

特定特急券は新幹線特定特急券以外でも発行される場面がありますが、一番多く特定特急券を見かけるのは「新幹線で隣駅を利用する場合」かと思います。

※以降、この記事で「特定特急券」と記載した場合は「新幹線特定特急券」のことを指します。

 

いきなり例外的なケースとなりますが、静岡駅と浜松駅は隣駅ではないのに特定特急券が発行されます。

東海道新幹線で静岡駅と浜松駅の間には掛川駅がありますし、北陸新幹線佐久平駅飯山駅の間には上田駅長野駅があります。

どちらも隣の駅ではないのに、どうして静岡駅と浜松駅の場合だけ特定特急券が発行されるのでしょうか?

 

答えは、特定特急券の制度ができた時点で「静岡駅と浜松駅が隣駅だったから」です。

元々は隣同士だった静岡駅と浜松駅の間に、東海道新幹線掛川駅が新しく設置されました。

 

特定特急券の制度ができた時点で隣駅だった名残で、隣駅でなくなった今も静岡駅と浜松駅間では新幹線の自由席を利用する場合は特定特急券が発行されます。

同じ理由で、三島駅~静岡駅(新富士駅が新たに開業)、豊橋駅名古屋駅三河安城駅が新たに開業)なども隣駅ではないですが、特定特急券で利用ができます。

 

少しでも節約をしてみたい方は、新幹線を利用する区間を区切って特定特急券を活用することもご検討ください!

三島駅~静岡駅、静岡駅~浜松駅の特急券を分割して購入することで、三島駅~浜松駅の特急券を買うよりもお得に移動することもできます。 (このとき、静岡駅で途中下車をする必要はありません。)

 

 

【15:45 浜松駅(東海道線ホーム)】

浜松駅からは、東海道線豊橋駅まで向かいます。

浜松駅~豊橋駅も特定特急券で新幹線を利用できますが、これくらいの距離なら新幹線でなくてもいいかなと思って在来線を利用しました。

サブの目的である「なるべく節約する」もありますし、車窓からゆっくりと浜名湖を眺めるのも良いものです。

 

豊橋駅からは再び特定特急券を利用して、(新幹線にしては)お安く名古屋駅まで移動です。

 

 

ドリンク2:アクアウォーク大垣


 

 

【17:24 名代きしめん 住よし JR名古屋駅10・11番ホーム店】

名古屋駅の新幹線ホームや在来線ホームに店舗がある、きしめん「住よし」です。

小腹が空いたので、特急しらさぎが発車する10・11番ホームにある店舗で早めの夕食をいただきました。

ホームごとに味が違うと聞いたこともありますが、どれも美味しく感じるのでホームごとの違いはあまり気にしていません。

 

【17:48 特急しらさぎ13号 金沢行】

名古屋駅からは、特急しらさぎ13号で大垣駅へと向かい、2個目のドリンクを回収します。

 

【18:25 アクアウォーク大垣】

大垣駅からアクアウォーク大垣までは、駅から続くペデストリアンデッキで繋がっています。

屋根もありますので、この日のように雨が降っていても安心です。

 

ゲームセンター「セガワールドアクアウォーク大垣」は、ペデストリアンデッキから「アクアウォーク大垣」に入り、左側に進むとあります。

オンゲキは、セガワールドの入口から見て右奥にあります。

アクアウォーク大垣には以前も来たことがあるので、オンゲキをプレーせずに大垣駅へとんぼ返りです。

 

【18:40 東海道線(新快速 豊橋行)】

新快速で岐阜まで戻ります。

新快速や特別快速と言っても、岐阜までは各駅に停まります。

普通列車は岐阜駅の発着となることが多いです。

 

【18:57 岐阜駅前】

この日は、岐阜駅の近くにあるホテルで宿泊です。

岐阜駅前はライトアップされていて綺麗ですし、写真左側には「黄金の織田信長公像」が見えます。

 

織田信長公が居城としていた岐阜城がある金華山へは、岐阜駅・名鉄岐阜駅からバスをご利用ください。

ちなみに、太鼓の達人の楽曲名にもなっている「第六天魔王」は、織田信長公のことです。

 

 

2日目の行程

 

2日目は、岐阜から出発し、mozoワンダーシティ、セガワールド桑名を巡り、帰宅しました。

mozoワンダーシティへと向かうために利用した東海交通事業城北線セガ桑名へと向かうために利用したJR関西本線および三岐鉄道北勢線についても解説します。

 

 

ギャップが多い?東海交通事業城北線


 

【9:21 岐阜駅前】

おはようございます、2日目スタートです。

昨日とほぼ同じ場所から撮影しました、「黄金の織田信長公像」がよく見えます。

 

岐阜駅のバスロータリーの近くには、ちょっとした緑地の「やすらぎの里」があります。

これは別日に撮影した写真ですが、岐阜駅での待ち時間が長い方は立ち寄ってゆっくりしてみてはいかがでしょうか?

 

【9:25 岐阜駅】

目的地の枇杷島駅普通列車しか停まりませんので、この特別快速は見送ります。

9:28発の普通列車で、枇杷島駅へと向かいます。

 

【9:51 枇杷島駅

枇杷島駅では、東海交通事業城北線に乗り換えます。

一番手前に見ている1両編成の列車が、城北線です。

城北線は、ここ枇杷島駅からJR中央本線が通る勝川駅までを結びます。

 

これから目指すmozoワンダーシティは、城北線小田井駅が最寄り駅です。

 

【10:05 小田井駅

小田井駅は4階にホームがあるので、見晴らしが良いです。

 

城北線は、良い意味でギャップがたくさんある路線です。

全線で線路が2本の複線で高架区間も多いので、都心の電車のような雰囲気です。

しかし、城北線は架線から電気を集めて走る電車ではなく、ディーゼルエンジンで動く気動車です。

 

気動車が走りますので、線路の上には電気を通す架線もなく、より開放的に空を眺められます。

城北線は色々なギャップがあって好きな路線ですし、見晴らしが良い小田井駅も好きな駅です。

 

城北線もこれまで乗ったことがなかった路線だったので、サブの目的である「乗ったことが無い路線に乗る」をまた達成しました。

駅メモではレーダーで制覇できてしまう城北線ですが、実際に乗ってみて良かったです。

 

小田井駅東海交通事業城北線に関する詳しい情報は、こちらでも説明しています。

 

 

ドリンク3:mozoワンダーシティ


 

小田井駅からmozoワンダーシティへと向かい、3個目のドリンクを回収します。

 

【10:17 mozoワンダーシティ】

小田井駅からmozoワンダーシティまでは徒歩15分ほどで、高速道路の料金所がある位置の下を通る歩道橋を渡ると便利です。

これは、歩道橋から撮影した写真です。

 

ゲームセンター「セガmozoワンダーシティ上小田井」は、L字型になっている建物の直角部分の4階にあります。(写真はセガ付近から撮影)

歩道橋近くの入口からmozoワンダーシティへ入り、右方向に進みながらエスカレーターを上がっていきます。

オンゲキは、セガの入口から見て左奥にあります。

 

【10:58 小田井駅入口】

小田井駅に戻る際は、乗り遅れると大変なので時間に余裕を持つことをおススメします。

城北線は、日中帯は50分~1時間間隔での運行なので、乗り遅れたときのダメージが大きいです。

小田井駅は入口からホームまで高低差があるので、移動に時間がかかります。

 

小田井駅からは、勝川駅中央本線を経由して、名古屋駅へと向かいます。

 

【11:15 勝川駅東海交通事業)】

城北線勝川駅から中央本線勝川駅までは、10分ほど歩きます。

写真奥に見える線路が、中央本線です。

 

【11:24 勝川駅(JR)】

中央本線勝川駅の内側には、城北線の線路を敷くスペースが確保してあります。

将来的にJRと東海交通事業勝川駅を統合する話がありますが、具体的にいつ頃になるかは決まっていません。

 

【11:30 中央本線(名古屋行)】

名古屋駅まで中央本線に乗っている間、セガ金山の位置情報を車内から取得できます。

途中の金山駅到着前、東海道線名鉄名古屋本線の線路が近づいた辺りでチェックインボタンを押せば、車内からドリンクが回収できます。

実際にゲーセンに行くこと無く、中央本線内から4個目のドリンクを回収です。

 

 

よく止まる?JR関西本線


 

【11:53 名代きしめん 住よし JR名古屋駅10・11番ホーム店】

昨日と同じ名古屋駅10・11番ホームのきしめん「住よし」で朝食です。

実は朝食を食べていないので、もうお昼ですがこれがこの日最初の食事でした。

 

10・11番ホームにある店舗できしめんを食べましたが、このホームはこれから利用するホームの隣です。

関西本線が主に発着する12・13番ホームには、きしめん「住よし」が無いからです。

 

きしめんを食べ終わったのは関西本線の発車3分前でしたが、それでも間に合う距離です。

10・11番ホームのきしめん「住よし」は、階段のすぐ近くにあるのも嬉しい点です。

階段を利用してしまうと12・13番線ホームでは階段がない位置に降りてしまうので、10・11番線の住よしから出て12・13番線へ行きたい場合は近くのエスカレーターをご利用ください。

 

【12:06 関西本線(快速 亀山行)】

三岐鉄道北勢線へと乗り換えるために、快速 亀山行で桑名駅へと向かいます。

 

快速は、名古屋駅を出ますと次の停車駅は桑名駅です。 

隣に見えている鳥羽方面の快速みえも、名古屋駅を出ますと次は桑名駅に停まります。

 

とは言え、快速亀山行き、快速みえに限らず特急南紀も、桑名駅に到着するまで何回か停車すると思います。

これは、関西本線が単線であることに関係しています。

 

単線区間が多い関西本線では、両方向の列車が同じ線路を使用します。

しっかり管理をして列車を運行しないと、どこかで正面衝突を起こす危険性があります。

 

そのため、途中の弥冨駅などで、反対方向の列車との行き違いを行います。

停車駅でない場所で止まる理由は、この行き違いのためです。

「あれ、動かないね」と言ってる人も居ましたが、何回か止まるのはこんな事情があることを覚えておいていただければと思います。

 

関西本線の沿線には、「ナガシマスパーランド」や「なばなの里」もあります。

ナガシマスパーランド」は、日本一距離が長いジェットコースター「スチールドラゴン2000」で有名です。

「なばなの里」は、綺麗なイルミネーションが有名です。

これらを目的地とする旅も、良いと思います!

 

 

小さな車両!三岐鉄道北勢線


 

【12:32 西桑名駅

三岐鉄道北勢線西桑名駅は、桑名駅から徒歩5分ほどです。

 

三岐鉄道の車両は、よく見る他社の車両に比べて横幅が狭いです。

これは、線路の幅が狭いことが関係しています。

 

三岐鉄道では、全国でも珍しい線路幅「ナローゲージ」を採用しています。

ナローゲージとは、762mmの線路幅*3のことをいいます。

北勢線の他には、四日市あすなろう鉄道ナローゲージを採用しています。

 

目的地のセガ桑名は、途中の穴太駅が最寄り駅です。

穴太駅まで21分ほど、小さな車両の北勢線に揺られます。

 

 

ドリンク5:セガワールド桑名


 

穴太駅からセガワールド桑名へと向かい、最後となる5個目のドリンクを回収します。

 

【12:54 穴太駅

穴太(あのう)駅に到着しましたが、駅を出るにはひと手間かかります。

 

乗り鉄☆たびきっぷは自動改札を通らないタイプのきっぷなので、駅の係員に見せて駅の出入りを行います。

 

しかし、係員が居ない無人駅の穴太駅では、乗り鉄☆たびきっぷを見せる人が居ません。

でも、穴太駅をちゃんと出る方法があります。

 

答えは、駅に設置されているインターホンです。

ポストと書いてある赤い穴の隣に、きっぷを置くスペースがあります。

 

インターホン付近を拡大すると、きっぷ置き場がよく見えると思います。

 

きっぷ置き場に乗り鉄☆たびきっぷの日付が見えるように置いて、インターホンで穴太駅を出たい旨を伝えます。

そうすると、隣の東員駅に居る駅員さんが遠隔で穴太駅の自動改札を操作し、外に出してくれます。

 

めでたく、穴太駅を出ることができました。

では、ここから徒歩20分ほどかけてセガワールド桑名へと向かいます。

 

民家が立ち並ぶ街中を抜けると、畑が見える開けた場所に出ます。

 

途中、農道も通ります。

車を避けるスペースが狭い部分もありますので、十分注意してご通行ください。

 

【13:15 セガワールド桑名】

ゲームセンター「セガワールド桑名」は、サンシパークと呼ばれる区画の北端に位置します。

オンゲキは、セガワールドの入口を入って左側に見える階段の下のスペースにあります。

 

サンシパーク内には、伊予製麺バーミヤンなどの飲食店もあります。

ここで腹ごしらえをするのも良いかもしれません。

 

 

帰路


 

再び穴太駅に戻り、帰路につきます。

駅に入場する際も改札外にあるインターホンで東員駅に居る駅員さんと話して、入場します。

 

ここからはこれまで説明した路線に乗って帰りますので、色々と割愛してお伝えします。

 

【15:20 寿がきや 名古屋エスカ店】

名古屋駅まで戻って来まして、寿がきやで遅めの昼食です。

 

【15:55 中島駅

スガキヤを食べ終えてそのまま帰るとあまりにも早かったので、訳もなくあおなみ線で寄り道です。

あおなみ線の終点「金城ふ頭駅」は、「レゴランド・ジャパン」やJR東海の「リニア・鉄道館」の最寄り駅です。

そのため、このようにレゴ仕様の電車も走っています。

 

【16:34 東海道新幹線(こだま668号 東京行)】

名古屋駅からの帰りも特定特急券を利用して、豊橋駅まで東海道新幹線に乗ります。

 

【17:02 豊橋駅

行きと同じく、豊橋駅~浜松駅は東海道線を使います。

東海道線の浜松行は17:23発なので、21分の待ち時間があります。

この間、豊橋駅周辺をぶらぶらしました。

 

【17:15 豊橋駅前】

この日は3月1日で満開の時期は過ぎていましたが、豊橋駅前では綺麗な河津桜が見えました。

ぶらぶらしたときに撮った写真をスポット紹介としてまとめ、豊橋駅周辺で利用できる路線について解説した記事はこちらになります。

興味がある方は、是非ご覧ください!

 

豊橋駅でお土産を購入するなら、坂角総本舗の「ゆかり」がおススメです。

これは先程紹介した記事内でもおススメしていますし、この日は新幹線の乗り場に近い「とよはし情報プラザ」で実際にゆかりを購入しました。

 

【19:02 熱海駅

浜松駅で東海道線から「ひかり476号」に乗り換えて、熱海駅に戻ってきました。

サブの目的「なるべく節約する」があったのでこれまでずっと特定特急券(自由席)を利用していましたが、フリー区間外を跨がないのであれば指定席やグリーン席も利用可能です。

券面の下に「海EX予約」と書いてある通り、スマートEXやエクスプレス予約で購入した特急券も利用可能です。(必ず発券をしてください。)

 

これにて、乗り鉄☆たびきっぷのフリー区間は終了です。

 

【19:19 熱海駅スーパービュー踊り子14号)】

小田原駅へと向かう東海道線を待っている間に、たまたまスーパービュー踊り子を見かけました。

スーパービュー踊り子は、2020年3月13日の運転を最後に引退となりました。

 

これが、営業運転しているスーパービュー踊り子を見た最後の機会でした。

1990年のデビューから30年間、お疲れ様でした。

 

スーパービュー踊り子」の後継となる特急が、昨日の熱海駅の部分で紹介した「サフィール踊り子」です。

スーパービュー踊り子」も豪華な特急でしたが、今年の3月には更に豪華な特急「サフィール踊り子」へとバトンタッチしました。

 

熱海駅に絡めて「サフィール踊り子」を紹介しましたが、乗り鉄☆たびきっぷでは利用できませんのでご注意ください。

伊豆半島への旅行は、東海バスの一部路線も利用可能な「南伊豆フリー乗車券」をご検討ください。

※旅程によってはフリーパスの方が損をしてしまうかもしれませんので、ご利用の際は十分にご検討いただければと思います。

 

熱海駅からは東海道線小田原駅へと向かい、小田急線で町田駅まで移動し、帰宅しました。

長々と旅行の記録を共有させていただきましたが、これにて全行程が終了しました。

お疲れ様でした。

 

 

旅程のまとめ

 

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました!

特定特急券や乗継割引などの情報、東海地方の各路線の様子、名古屋駅ホームのきしめんに関する情報などがみなさんの今後の旅の参考になったら幸いです。

 

目的に対する、達成項目をまとめます。

 

「ドリンクを回収する」:

 予定していた全5か所で回収成功!

「乗ったことが無い路線に乗る」:

 乗らずに駅メモ内で制覇していた静岡鉄道、東海交通事業城北線に乗車!

「なるべく節約する」:

 特定特急券と浜松駅~豊橋駅東海道線で移動することで、特急券料金を節約!

 

とても満足な行程でした!

 

今回紹介した観光スポットは、以下の通りです。(文で触れたのみのスポットも含みます。)

お出かけの参考になれば幸いです。

 

韮山反射炉静岡県伊豆の国市

柿田川湧水公園(静岡県駿東郡清水町)

駿府城跡(静岡県静岡市葵区

・やすらぎの里(岐阜県岐阜市

金華山岐阜県岐阜市

ナガシマスパーランド三重県桑名市

・なばなの里(三重県桑名市

レゴランド・ジャパン(愛知県名古屋市港区)

・リニア・鉄道館(愛知県名古屋市港区)

 

今回の旅の全行程を、GoogleMyMapsでまとめました。

ご飯を食べるタイミングが不規則なので、そのまま真似されることはおススメしません…

カスタマイズをして、今回の行程が皆さんの今後の行程を組む助けとなれば嬉しいです。

 

 

全行程(GoogleMyMaps)


 

今回の旅の全行程と、周辺の観光スポットを紹介しています。

 

ダイヤ改正や臨時ダイヤなどの理由により、この行程を完全に再現できない可能性があります。

予め、ご了承ください。

 

路線を表す線の描画が正確ではないですが、ご容赦ください。

 

 

 

*1:

サフィール踊り子について(元の位置に戻るためには、*1をクリックorタップ)

 

サフィール踊り子は、東京駅・新宿駅から熱海駅、JR伊東線伊豆急行線を経由して伊豆急下田駅までを結ぶ特急電車です。

全車両がグリーン車の豪華な車両で、1列に2席しかなく広々とした空間でくつろげる「プレミアムグリーン席」、グループで心置きなく楽しめる「グリーン個室」、車内でラーメンが楽しめる「ヌードルバー」(4号車)などの設備があります。

 

写真に写っている座席は、プレミアムグリーン席です。

 

*2:

明治日本の産業革命遺産について(元の位置に戻るためには、*2をクリックorタップ)

 

世界遺産リストに登録されている正式名は、「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」です。

駿豆線韮山駅が最寄り駅である静岡県の「韮山反射炉」、軍艦島でお馴染みの長崎県の「端島炭鉱」、スペースワールドでも馴染みのある福岡県の「官営八幡製鐵所旧本事務所」などが構成資産になっています。

このように、異なる地域に点在する資産を1つの遺産として登録する方法を「シリアル・ノミネーション」といい、その世界遺産は「シリアル・ノミネーション・サイト」と呼ばれます。

 

*3:

◆線路幅について(元の位置に戻るためには、*3をクリックorタップ)

 

線路幅のことを、ゲージ(gauge)と言います。

Nゲージで聞き慣れている方は多いかもしれません。

 

日本の多くの鉄道では、狭軌(1,067mm)が採用されています。

全ての新幹線や京成電鉄京浜急行電鉄などは、標準軌(1,435mm)を採用しています。

 

他にも、馬車軌道と呼ばれる1,372mmのゲージもあります。

京王電鉄や東急世田谷線で採用されています。

 


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