スポット紹介:大手町のダイヤモンドクロス(愛媛県)
愛媛県松山市にある「大手町のダイヤモンドクロス」のご紹介です。
日本ではここでしか見られない、路面電車と普通鉄道が平面交差する様子をお届けします。
※記事内の写真は、2019年9月23日に撮影しました。
こちらのツイートを詳しく見ていきます。
#スポット紹介 大手町のダイヤモンドクロス(愛媛県松山市)
— こさいん@駅メモで全国制覇を目指す(7,579駅/9,323駅) (@cosine_travel) 2020年4月6日
JR松山駅から市内電車で1駅、徒歩でもホームから6分ほどです。
伊予鉄の郊外電車と市内電車がほぼ直角で平面交差します。
踏切で電車が電車の通過を待つシーンは非常に珍しいので、松山に行った際は是非ご覧ください!#伊予鉄 #松山市 pic.twitter.com/DEO6cVudwd
はじめに
踏切で「車」が「電車」の通過を待つ光景は、よく見られる光景かと思います。
では、踏切で「電車」が「電車」の通過を待つ光景は見たことがありますか?
愛媛県の松山駅周辺を旅行される方に、是非見てほしいポイントがあります。
それが今回ご紹介する「大手町のダイヤモンドクロス」です。
タイミングが合えば、路面電車(市内電車)が車と同じように踏切で普通鉄道(郊外電車)の通過を待つ様子が見られます。
日本では、ここだけでしか見られない光景です。
JRの松山駅から近い位置にありますので、JRの列車が発車するまでの待ち時間などのちょっとした時間を過ごすのにおススメです!
※公式ホームページや地元の方の呼称にならって、以降は下記の通りに表記します。
「大手町のダイヤモンドクロス」の概要
JRの松山駅からは市内電車で1駅です。
徒歩でも、JRの松山駅の改札から大手町駅へは8分ほどで到着します。
市内電車は道後温泉へ向かう乗客で混雑することもありますので、JRの松山駅から大手町駅へ向かう際は徒歩での移動もご検討ください。
JRの松山駅前の様子です。
この地点から、松山駅の改札までは徒歩4分ほど、大手町駅までも同じく徒歩4分ほどです。
写真の右奥に見えるいるのは、市内電車のJR松山駅前電停です。
JRの松山駅から伊予鉄のJR松山駅前電停までは、地下通路を通っての連絡です。
写真の手前側が、大手町駅方向になります。
こちらが、「ダイヤモンドクロス」です。
ほぼ直角に交差する2本の線路に挟まれた空間が菱形(ダイヤ)になるので、ダイヤモンドクロスと呼ばれます。
市内電車です。
大手町駅前電停では、1系統(環状線時計回り)、2系統(環状線反時計回り)、5系統(JR松山駅前電停~道後温泉電停)がご利用になれます。
JRの松山駅から道後温泉に向かう際は、市内電車の5系統をご利用ください。
車両の側面に掲示されている一六タルト*2の広告が印象的です。
郊外電車(高浜線)です。
松山の中心部にある松山市駅からは、郊外電車の3路線(高浜線、横河原線、郡中線)が利用できます。
高浜線と横河原線を走るほぼ全ての電車は直通運転を行っていて、高浜線と横河原線で1つの路線のような運行形態になっています。
ここまで市内電車と郊外電車が別々に写っている写真を紹介してきました。
ダイヤモンドクロスの面白いところは、これらが同時に撮影できることです。
こちらが、市内電車が踏切の前で郊外電車の通過を待つシーンです。
タイミングよく撮影することができました!
このシーンを撮影したい方は、郊外電車が大手町駅を発着する時刻から狙いを定めることをおススメします。
市内電車は5分間隔で大手町駅前電停を発着しますので、高確率で郊外電車の通過待ちをするはずです。
市内電車が走る大通りは見通しが良いので、郊外電車とタイミングよく撮影できそうな市内電車を目視で確認できます。
今日6月10日は、6(ろ)10(でん)の語呂合わせで、路面電車の日です。
そのため、路面電車と普通鉄道が平面交差する大手町のダイヤモンドクロスを紹介させていただきました。
松山周辺を旅行する際は、日本で唯一の光景が見られる大手町のダイヤモンドクロスを是非ご覧ください!
「大手町のダイヤモンドクロス」の所在地
日本全国旅行スポット紹介の、「大手町のダイヤモンドクロス」付近に拡大した地図を埋め込んでいます。
適宜、拡大・縮小をして位置をご確認ください。
「大手町のダイヤモンドクロス」へのアクセス(Google マップ)
みなさんの現在地から、大手町のダイヤモンドクロスまでのルート案内が表示されます。
※PCで閲覧されている場合は、現在地と違う場所が示されている場合があります。