スポット紹介:井川ダム(静岡県)
風光明媚なダム湖の景色が見られる井川ダム周辺や、列車に乗りながら森林浴が楽しめる大井川鐵道井川線について説明します。
※記事内の写真は、2019年11月17日に撮影しました。
こちらのツイートを詳しく見ていきます。
#スポット紹介 井川ダム(静岡県静岡市葵区)
— こさいん@駅メモで全国制覇を目指す(7,579駅/9,323駅) (@cosine_travel) 2020年4月3日
大井川鐡道井川線は、トロッコ列車に乗りながら森林浴ができる心地よい路線です。
本日の全線復旧、おめでとうございます!
終点の井川駅から歩いて5分ほどで井川ダムに到着です。
風光明媚なダム湖や井川展示館が楽しめます。#大井川鐡道 #井川線 pic.twitter.com/JJZwrZiYRM
はじめに
日本には、鉄道は通っているものの都市部から長時間かけてやっと辿り着ける場所があります。
今回紹介する「井川ダム」も、そんな場所の1つです。
都市部からは時間がかかるのと引き換えに、大井川鐵道井川線の沿線や井川ダムでは大自然を感じることができます。
大井川鐵道井川線のおススメポイントや井川ダム周辺の様子を共有していきます。
「井川ダム」の概要
井川ダムは、水力発電を行うために大井川の上流に建設されたダムです。
井川駅からは徒歩5分ほどで到着します。
大井川は、南アルプスの間ノ岳に源流を持ち、井川ダムや長島ダムなどを経由し、大井川鐡道と並走する形で駿河湾まで流れていきます。
この記事の後ろの方で登場する接岨湖も、大井川の一部です。
井川湖では、遊覧船も運行されています。
井川ダムの落差は、100m近くあります。
写真左側のダムをご覧いただければ、高さがお分かりいただけると思います。
付近には、井川展示館もあります。
この日は行きませんでしたが、水力発電の仕組みやダムについて学べるようです。
井川ダム周辺を散策する際は、往来する車に十分お気を付けください。
井川展示館の写真を撮影した場所も道路の上ですが、車の往来が割と多かったです。
駅前には、お食事処の「やまびこ」もあります。
ダム湖散策の前後に腹ごしらえをするのも良いと思います。
千頭(せんず)駅~井川駅を結ぶ路線で、トロッコ列車が走ります。
大井川鐡道では、千頭駅と金谷駅(JR東海道本線との乗換駅)を結び、「きかんしゃトーマス号」などのSLも走る大井川本線も運行しています。
普通列車や急行列車では、元々は近鉄や南海で運行されていた車両も現役で活躍しています。
今回は、千頭駅で撮影したパーシー(左)、元近鉄の16000系(中)、元南海の21000系(右)が写ったこの写真のみで、大井川本線の説明は割愛させていただきます。
川根両国駅~沢間駅の間、両国吊橋の付近ではこのような写真も撮れます。
多くの列車では窓越しに写真を撮ると光が反射したりしますが、井川線では窓を全開にしても大丈夫です。
車窓の写真を撮るときも、井川線なら窓の反射などを気にせずに撮影できます。
トロッコ列車に乗りながら、森林浴も楽しめます。
流石に身を大きく乗り出すのは危険ですので、そのような行為はお止めください。
この写真は、スマホのカメラ部分を少しだけ出して撮影した形になります。
急勾配があるアプトいちしろ駅~長島ダム駅は、アプト式*1機関車の協力も得ながら運転をします。
こちらは長島ダム駅で撮影した写真で、後方に連結されているのがアプト式機関車です。
アプトいちしろ駅~長島ダム駅以外の区間ではアプト式機関車は不要ですので、作業員の方が切り離し作業を行っているところです。
井川線には、接岨湖(せっそこ)の上に建つ「奥大井湖上駅」もあります。
接岨湖に突き出た土地に駅が建てられており、テレビでもよく取り上げられるスポットです。
奥大井湖上駅は、恋愛・結婚・子宝に関する良い噂があるそうで、「ふじのくにエンゼルパワースポット」に登録されています。
これにちなんで、「奥大井恋錠駅」とも呼ばれます。
色々な駅や沿線の景色を楽しみながら、千頭駅から1時間50分ほどで井川駅に到着です。
是非、ゆっくり走るトロッコ列車と風光明媚な景色で癒されながら、井川ダムへお越しください!
「井川ダム」の所在地
日本全国旅行スポット紹介の、「井川ダム」付近に拡大した地図を埋め込んでいます。
適宜、拡大・縮小などをしてご覧ください。
マップの利用方法については、こちらの記事もご参照ください。
「井川ダム」へのアクセス(Google マップ)
みなさんの現在地から、井川ダムまでのルート案内が表示されます。
※PCで閲覧されている場合は、現在地と違う場所が示されている場合があります。