スポット紹介:高野下駅(和歌山県)
ホーム上にある博物館や関西では初の駅舎内ホテルについて説明します。
※記事内の写真は、2019年2月17日に撮影しました。
こちらのツイートを詳しく見ていきます。
#スポット紹介 高野下駅(和歌山県伊都郡九度山町)
— こさいん@駅メモで全国制覇を目指す(7,579駅/9,323駅) (@cosine_travel) 2020年8月1日
世界遺産「高野山」へと向かう「こうや花鉄道(南海高野線)」にある駅です。
ホーム上では、古いレールなどが展示された「南海思い出ミュージアム」が楽しめます。
駅舎には、関西で初めての駅舎内ホテルもあります。 pic.twitter.com/MfwpkgzQaS
はじめに
世界遺産「紀伊山地の霊場と参詣道」の構成資産である「高野山」は、南海高野線と南海高野山ケーブルを利用してアクセスができます。
その道中には、今回ご紹介する「高野下駅」があります。
ホーム上に博物館があったり、関西で初の駅舎内ホテルがあったり、取り上げる点がたくさんあります。
この記事では、そんな高野下駅の魅力をお伝えします。
「高野下駅」の概要
高野山へのアクセスに便利な南海高野線は、難波駅~極楽橋駅を結ぶ路線です。
極楽橋駅までは特急こうや、途中の橋本駅までは特急りんかんが運行されています。
極楽橋駅から高野山駅は、南海高野山ケーブルをご利用ください。
高野下駅のホーム上には、「南海思い出ミュージアム」があります。
昔使われていたレールや、南海電車のエンブレムなどが展示されています。
少しマニアックかもしれませんが、このような展示が好きな人はホーム上にいるだけで十分楽しめます。
高野下駅の極楽橋方面には、橋の上に分岐器(転轍機)があるのも確認できます。
橋上にこのような設備があるのも、珍しいです。
高野下駅の駅舎は、大正14年(1925年)築の歴史ある建物です。
この駅舎には、関西で初となる「駅舎内に設置されたホテル」があります。
高野下駅舎ホテル「NIPPONIA HOTEL 高野山 参詣鉄道 Operated by KIRINJI」
上記のリンクに、お部屋の紹介や予約ページがあります。
ちなみに、このホテルが開業したのは、2019年11月2日です。
自分が高野下駅を訪れたのは2019年2月17日なので、残念ながら実際の写真はありません。
この時はホテルができるとは知らず、後でホテルができたと知ったときは驚きました。
駅の外には、このような景色が広がります。
駅前を流れる川は、不動谷川(ふどうたにがわ)といいます。
高野下駅の所在地の町名にもなっている九度山は、真田家ゆかりの地です。
さきほど紹介したホテルに宿泊すると、同じタイミングで九度山駅に開業した「おむすびスタンド くど」の朝食券と九度山駅・高野下駅間の往復乗車券がプレゼントされるそうです。
ちなみに、この日は真田家関連のイベントがあったのか、武将の格好をした方が九度山駅で降りていきました。
駅メモ的には、高野下駅は高野山駅がレーダーでちょうど拾える位置にあります。
隣の九度山駅からもレーダーブースターなどを使用すれば、高野山駅に届きます。
時間の都合上、極楽橋駅で折り返すと間に合わない場合は、高野下駅で折り返してみてはいかがでしょうか?
自分もそんな状況に置かれた1人だったので、高野下駅で折り返しの電車を待っていました。
noteで連載している「勝手に鉄道検定」でも、高野下駅の話をしています。
南海電車については、noteの記事の方が詳細に書かれています。
観光列車「天空」など、ここでは書かれていない話もしています。
高野山周辺を観光される際は、南海思い出ミュージアムやホテルがある「高野下駅」に是非お立ち寄りください!
「高野下駅」の所在地
日本全国旅行スポット紹介の、「高野下駅」付近に拡大した地図を埋め込んでいます。
適宜、拡大・縮小などをしてご覧ください。
マップの利用方法については、こちらの記事もご参照ください。
「高野下駅」へのアクセス(Google マップ)
みなさんの現在地から、高野下駅までのルート案内が表示されます。
※PCで閲覧されている場合は、現在地と違う場所が示されている場合があります。