甲府のほうとうとJR線の最高地点!山梨・長野の旅(前編)
記事をご覧いただきまして、ありがとうございます!
まだまだ新型コロナウイルスによる影響が大きいですが、早く安心して旅行に行ける日が来ることを願っています。
さて、今回の記事では山梨県の甲府を経由して、長野県の全駅制覇を達成した旅(1泊2日)の記録をみなさまに共有します。
今回の旅のポイントは、以下の3つです。
この記事では、出発~1日目の目的地である松本までの行程を共有します。
行程のまとめ、駅メモ的な補足は最後に記載します。
読了の目安時間は、およそ6分です。
少々長くなりますが、ご容赦ください…
それでは、時系列順に旅の記録を共有していきます!
ところどころ、プチ情報も挟んでいきます。
JR線の最高地点!JR小海線
地元の町田を10:53に出発してから横浜線、中央線と乗り継ぎ、甲府へと向かいます。
八王子から特急に乗って甲府へ行くのが楽ですが、この日は高尾と大月で乗り換えながらゆっくりと甲府へ向かいました。
【12:29 大月駅】
鉄道で富士急ハイランドや河口湖へ向かう方は、この大月駅で富士急行に乗り換えです。
2019年3月16日からは新宿から富士急行直通の特急「富士回遊」が運行されており、新宿や八王子から富士急ハイランドや河口湖まで乗り換え無しで移動できます。
【12:59 甲府駅南口】
定刻通りに到着です。
甲府に滞在できるのは1時間20分ほど、昼飯とプチ観光です。
甲府駅から南に歩いて5分ほどの位置にある、小作さんでほうとうを頂きました。
豚肉ほうとう(1,400円)
甲府で食べるので安定の美味しさですね、特に豚肉が美味しかったです。
入店から配膳までは20分ほど、配膳から食事完了までは30分ほどで、店を出たのは13:53頃でした。
良好な状態で保存された野面積みの石垣などが、歴史的価値を認められました。
ちなみに、野面積み(のづらづみ)は石垣を作る技法の1つで、加工されていない石を積み上げるのが特徴です。
松の庭が素敵ですね。
実際は甲府城跡だけではなく、音ゲー目的でゲームセンターにも行きました。
しかし、混んでいたので遊ぶのは諦めました…
音ゲー(音楽ゲーム)とは、太鼓の達人やDance Dance Revolution、maimai(ドラム式洗濯機のような筐体のゲーム)などが代表例のリズムアクションゲームのことです。
甲府駅には14:24頃に戻ってきました。
14:27に出発する特急あずさ17号で、小海線乗り換え駅の小淵沢駅へと向かいます。
【14:53 小淵沢駅】
ここから約2時間、小海線に揺られて新幹線乗り換え駅の佐久平駅へと向かいます。
小海線は、清里~野辺山間でJR線の最高地点である1,375m地点を通過します。
写真は無いのですが、佐久平・小諸方面の列車なら進行方向の左側に見える「鉄道最高地点神社」付近がJR線の最高地点になります。
【15:33 野辺山駅】
JR線の最高地点を通過した後に停車する野辺山駅は、JR線の中で最高地点にある駅です。
その標高は1,345.67mと、綺麗な数字の並びをしています。
ちなみに、JR線ではなく鉄道駅の最高地点は、立山黒部アルペンルートにある立山トロリーバスの「室堂駅(2,450m)」です。
ロープウェイも含めると、長野県駒ケ根市にある駒ヶ岳ロープウェイの「千畳敷駅(2,611.5m)」となります。
いつか室堂や千畳敷にも行ってみたいです。
【15:47 信濃川上駅】
反対方向の快速快速列車「HIGH RAIL 2号」との行き違いです。
「HIGH RAIL 1375」は全席指定席で、どの区間に乗車しても指定席料金は840円(通常期)です。
夜に運行される「HIGH RAIL 星空」では、野辺山駅で45分ほど停車し、星空観察会を行います。
ところで、アニメーション監督の新海誠さんは、小海線沿線の小海町出身です。
「君の名は。」に出てくる糸守町は、小海町がモデルという説があります。
中込駅が最寄りの高校に通っていたそうで、若かりし頃の新海誠さんも小海線沿線の風光明媚な自然の風景を見ていたのでしょう。
小海駅は前述の信濃川上駅から5つ目、中込駅は佐久平駅の4つ手前です。
「君の名は。」の聖地巡礼は飛騨古川などが注目されますが、ファンの方は小海線にも是非乗ってみてください。
2時間ほどの小海線の旅が終了です。
ちなみに、この日は2/8(土)ですので、冬場の17時過ぎですと同じような夕暮れが撮影できるはずです。
小海線のホームから新幹線方面へと通路を歩くと、駅員さんが居ます。
在来線の自動改札はありませんので、駅員さんにきっぷを見せて下車します。
次の新幹線は17:48発です。
40分ほどの待ち時間がありますが、音ゲーをするために徒歩10分ほどのイオンモール佐久平へ向かいます。
今度はすんなり遊べました。
3曲なら10分ちょっとで終わるので、イオンモールの往復と合わせてちょうどいい時間でした。
【17:48 佐久平駅(北陸新幹線 長野・金沢方面ホーム)】
北陸新幹線は全て同じ車両に見えますが、車内チャイムが谷村新司さんの「北陸ロマン」ならJR西日本所属のW7系、そうでないならJR東日本所属のE7系です。
この後は、飯山経由で戸狩野沢温泉駅へ向かい、折り返して長野駅へ向かいます。
戸狩野沢温泉駅へ向かう理由は駅メモ的要素が強いので、記事の最後で補足します。
飯山駅の写真のみで割愛させていただきます。
飯山駅は木の温もりが感じられる素敵な駅です。
飯山駅19:25発のはくたか574号に乗り、長野駅には19:36の到着です。
松本駅まで利用する特急しなの26号は、19:40の発車です。
長野駅では4分で乗り換えですので、ほとんど時間がありません!
なので、はくたか574号の4号車(自由席の中で一番階段に近い号車)に座りました。
ドアが開いた途端にダッシュで乗り換えできるよう、到着の約2分前からデッキ付近で待機です。
【19:37 長野駅 6番ホーム】
急いで乗り換えたので、結局1分で乗り換えできちゃいました。
ただ、長野駅4分乗り換えはあまり真似されない方が良いかと思います…
今回の行程を参考にしていただく場合でも、恐らく飯山に行く方は少ないでしょう。
ちなみに、佐久平駅から乗ったはくたか571号は、長野駅に18:12の到着です。
飯山に行っていた約1時間半ほどの時間で、長野駅ビルのMIDORIでお買い物をしたり、信州そばなどを楽しんでみてはいかがでしょうか。
特急しなの26号は、定刻通り19:40に発車しました。
乗車している間、日本三大車窓の姨捨を通過していますが、夜景は上手く撮れませんでした…
夜景ではありませんが、姨捨に関してはこの旅の後編にて沢山取り上げます!
【20:34 松本駅お城口(東口)】
反対列車の行き違い等の関係で、特急しなの26号は4分遅れで松本駅に到着しました。
ホテルには21:00チェックインの予定だったので、何の問題もありません。
これにて1日目終了です、お疲れ様でした!
この旅の後編は、4/18(土)に更新予定です。
日本三大車窓の1つである「姨捨の雪景色」、新幹線の最高級座席である「グランクラス」、今回の旅で使用したフリーパス「週末パス」についてお伝えします。
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました!
2020/2/8の全行程
※駅メモ的注釈
【戸狩野沢温泉駅周辺の行程に関して】
戸狩野沢温泉駅まで乗車した理由は、上桑名川駅までレーダーを飛ばして飯山線を制覇するため&温泉むすめイベントの対象駅だったからです。
上桑名川より北の区間は、ほくほく線や上越新幹線からレーダーブースターなどを用いて取得できます。
2020/04/18 19:44 追記
後編の記事を公開しました!
是非、こちらもご覧ください。