リベンジ成功?江ノ島を目指して、境川沿いを歩いてみた話
【本記事の概要】
東京都と神奈川県の県境付近を通り、江ノ島付近に流れ出る「境川」を歩いたときの記録を共有します。
川沿いの風景や、境川と交差する鉄道に関する情報などを説明します。
※記事内の写真は、2019年1月13日に撮影しました。
ご覧いただきまして、ありがとうございます!
この記事では、町田市や江ノ島付近を流れる「境川」を歩いた記録を共有します。
鉄道旅ではないですが、たまには毛色の違う記事も書いてみます。
ウォーキングは健康に良いことです。
川の音を聴きながら歩くとリラックス効果もあって、川沿いを歩くのは精神衛生上とても良いことだと思います。
新型コロナウイルスの影響で遠出するが難しい状況ですが、近所の川沿いを歩くなら比較的安心・安全な楽しみ方と思います。
この記事では、町田駅前から境川沿いを歩いて江ノ島方面を目指したウォーキングの記録を共有します。
ウォーキングは体力的や時間的に大変な部分も多いので、今回紹介するコースをサイクリングしてみるのも良いかもしれません。
※境川流域には様々な自治体がありますが、本記事では便宜的に町田市エリア、大和市エリア、藤沢市エリアに大別します。
はじめに
境川を歩こうと思ったきっかけは、小学生時代まで遡ります。
小学校4年生の夏休みの自由研究で、同じく町田駅前から江ノ島を目指して境川を歩いたことがあります。
自由研究としては川や橋の写真を撮って模造紙にちょっとした説明を記載する形で、今回の記事と似たようなことをやっていました。
15年ほど前なのでもちろんスマホは無く、「写ルンです」で撮った写真を現像していました。
このときは藤沢付近でリタイアしてしまい、別の日に藤沢付近から再スタートして江ノ島までゴールしました。
今では、当時よりも体力もありますし、小学校4年生のときのリベンジを果たそうと思い立ちました。
今回は、途中でリタイアせずに1日で町田駅前から江ノ島までを歩き切ることが目標です。
片瀬江ノ島駅からは、特急ロマンスカー「メトロえのしま」で帰ってくる予定としました。
それでは、順を追って共有していきます。
途中、駅メモ的な解説も入りますが、よく分からない方は読み飛ばしていただいて大丈夫です!
果たして、小学校4年生のときのリベンジは成功したのでしょうか…
町田市エリア
ウォーキングの様子を共有する前に、境川について軽く説明をします。
境川の名前は、相模国と武蔵国の国境付近を流れていたことに由来します。
今でも藤沢市付近の下流部を除いて、境川のほぼ全区間が自治体の境目となっています。
源流は、町田市の西端付近にある草戸山にあります。
今回は源流付近からではなく、途中の町田駅前から江ノ島を目指します。
【11:08 JR町田駅前】
横浜線の町田駅中央南口を出てすぐの位置に境川が流れています。
江ノ島に向けて、ここからスタートです。
写真に写っているのは、小田急小田原線の線路(町田駅~相模大野駅)です。
走っている電車は、小田急ロマンスカー60000形MSEです。
隣の相模大野駅からは小田急江ノ島線が伸びており、今回は概ね小田急江ノ島線に沿って歩いていく形になります。
右側に見えている螺旋状の建物は、ヨドバシカメラの立体駐車場に入るためのスロープです。
かつてはループの真ん中を県境が通っていたので、カーナビが「神奈川県です」「東京都です」とよく喋りました。
現在では県境が変わっており、ヨドバシカメラは立体駐車場も含めてすべて東京都町田市の敷地内になっています。
【11:14 親水広場(町田市)】
途中、原町田青空ひろば付近にある親水広場では、川のすぐ側まで下りることができます。
鶴金橋付近では、町田、成瀬、つきみ野の反復横跳び*1が可能です。
※画面はアプリ「最寄り駅サーチ」のものを使用しています。
以降の反復横跳びポイントの紹介も同様です。
【12:01 南町田駅(現・南町田グランベリーパーク駅)】
しばらく歩くと、南町田グランベリーパーク付近に差し掛かります。
この日は川から離れて、建設中の駅や建物を見てみることにしました。
建設中の駅はこのようになっていました。
南町田駅として営業は続けつつ、一部は覆われています。
写真の左側が南町田グランベリーパーク駅、右側が多くの商業施設があるメインエリアです。
奥には、大型家具やインテリア用品などが購入できる「ニトリ」も見えています。
【12:25 鶴間公園付近】
鶴間公園付近では、このような光景も見られました。
現在では、「Hillside Villa」と呼ばれるエリアになっています。
ずっと川沿いを歩いていたらこのような工事現場は見られなかったので、寄り道をしてみて良かったです。
完成後の南町田グランベリーパークは、こちらの記事で紹介しています。
大和市エリア
南町田グランベリーパークを過ぎると、境川は大和市付近を流れます。
大和橋付近では、つきみ野、南町田グランベリーパーク、鶴間の反復横跳びが可能です。
しばらく歩くと、相鉄本線の線路が見えます。
相鉄(相模鉄道)は、神奈川県内のみを走行するので都心の方にはあまり馴染みのない鉄道会社だったかもしれません。
しかし、2019年11月30日に相鉄新横浜線が新たに開業し、JR埼京線との直通運転が始まったことで都心でも相鉄線の車両を見る機会が増えました。
新たに開業した相鉄新横浜線の羽沢横浜国大駅は、こちらの記事にて紹介しています。
厚木街道の境橋付近では、大和、瀬谷、桜ヶ丘の反復横跳びが可能です。
上和田団地付近では、東海道新幹線が見られます。
今日6月13日には、東海道新幹線の新型車両「N700S」の内部が報道陣向けに公開されていましたね。
現在では新横浜駅と小田原駅は隣駅ですが、将来的には倉見駅*2を設置する構想もあるそうです。
そろそろ、膝に違和感を感じるようになってきました…
新幹線の下をくぐって次の端である「緑橋」付近には、ディスカウントスーパーの「オーケー大和店」があります。
昼飯を食べていなかったので、ここで調達することにします。
藤沢市エリア
オーケー大和店を過ぎたあたりから、境川は藤沢市付近を流れます。
大和市に入ってからは、反復横跳びポイントが2か所あります。
高座渋谷、長後、いずみ中央のポイントと、いずみ中央、長後、ゆめが丘のポイントです。
前者は少し距離があって大変かもしれません。
途中にある上原公園で、先程オーケー大和店で買った昼食を食べます。
小学校4年生のときも、この公園で休憩をした気がします。
上原公園からすぐの地点には、境川遊水地公園があります。
奥に見えるのが相鉄いずみ野線(ゆめが丘駅~湘南台駅)、手前に見えるのが横浜市営地下鉄ブルーライン(下飯田駅~湘南台駅)です。
ブルーラインはここから戸塚駅や桜木町駅などを経由して、東急田園都市線も通るあざみ野駅へと向かいます。
相鉄いずみ野線は、先程紹介した相鉄本線と二俣川駅で合流します。
どちらの路線も、写真の左側方向にある湘南台駅が終点です。
そろそろ、足の痛みが強くなってきました…
【16:26 善行駅付近】
残念ながら、この辺りでリタイアです。
足もあまり動かなくなってきましたし、ここから江ノ島まで行くのは不可能と判断しました。
時間をかければ不可能ではないですが、江ノ島まで歩き切ることよりも「メトロえのしま」に乗って帰ることを優先して断念します。
ちなみに、写真中央に見えている塔のような建物は、横浜薬科大学の図書館棟だそうです。
小田急江ノ島線に乗っていると気付きませんが、善行駅付近では割と高い位置を走行しているようです。
境川沿いから善行駅まで歩くと、かなり坂が多いことに気付きました。
【16:59 善行駅】
主に上り坂が多く高低差のある道を歩き、善行駅に到着です。
疲労が溜まっている足にはダメージが大きかったです…
境川沿いの写真で善行駅付近と書きましたが、30分以上かかりましたね。
善行駅からは小田急江ノ島線で藤沢駅へと向かい、特急ロマンスカー「メトロえのしま」を待機します。
境川を歩いている途中に、片瀬江ノ島駅からだった予約を藤沢駅からに変更していました。
「メトロえのしま」は、江ノ島線を走るロマンスカーで唯一大和駅を通過する珍しいタイプの停車パターンです。
疲れたから早く帰りたかったのもありますが、大和駅を通過するところを見てみたかったのも善行駅で早々と切り上げた理由です。
【17:24 特急ロマンスカー メトロえのしま90号 北千住行】
藤沢駅から相模大野駅までの短い乗車でしたが、疲れた足にはありがたいです。
いつもは相模大野駅に着いてから席を立つくらいですが、この時は足が全然動かないので余裕を持って東林間駅を通過している間に降りる準備をしました。
この先は特にお伝えするポイントが無いので、これにて終わりとします。
まとめ
ここまで読んでいただきまして、ありがとうございました!
結局、小学校4年生のときにリタイアした地点よりも手前でリタイアする形となりました…
今回の敗因は、
・出発する時間が遅かった
・ペース配分を間違えた
ですね。
小学校4年生のときよりも2時間くらいスタートは遅かったと思いますし、「メトロえのしま」に乗ることを目指して序盤はかなりのハイペースでした。
もうちょっと早く出発して、あまり急ぎ過ぎずに歩けば江ノ島まで行けるんじゃないかと思ってます。
ちなみに、境川を歩いたときのメモリールートがこちらです(ルートキー:ezchxw68)。
藤沢まで歩いたと書いてありますが、実際に歩いたのは、善行駅までですね。
記念用に作ったものでクリア者が現れることは想定していませんでしたが、1人の方がクリアしてくれています。
ありがたいことです。
今後、境川沿いのウォーキングでリベンジが成功したら改めて記事を書こうと思います。
ちなみに、小田急江ノ島線沿いを歩いてボロボロになった足ですが、翌日に箱根に行って湯治をしました。
翌日ですのでまだ痛みましたが、明らかに足が楽になりました。
自然治癒によるところもあったかもしれませんが、きっと箱根の温泉効果ですね。
地元感が溢れており、多くの方にとっては馴染みのない記事だったかもしれません。
南町田グランベリーパークに遊びに来た際や東海道新幹線で境川を通過した際に、この記事を思い出していただけたら幸いです。
境川を歩いた全行程は、以下の通りです。
記事内で紹介できなかった細かいルートなども表現しています。
ある程度粗目にプロットされている点はご容赦いただきたいですが、概ね正確に表現しています。
全行程(GoogleMyMaps)
2019年1月13日の全行程です。
適宜、拡大・縮小をして位置をご確認ください。