スポット紹介:あしかがフラワーパーク駅(栃木県)
栃木県足利市にある「あしかがフラワーパーク駅」のご紹介です。
藤棚やイルミネーションが綺麗な「あしかがフラワーパーク」の最寄り駅である「あしかがフラワーパーク駅」へのアクセスや発車メロディに関して説明をします。
※記事内の写真は、2018年4月8日に撮影しました。
こちらのツイートを詳しく見ていきます。
#スポット紹介 あしかがフラワーパーク駅(栃木県足利市)
— こさいん@駅メモで全国制覇を目指す(7,579駅/9,323駅) (@cosine_travel) 2020年4月22日
藤棚が特に綺麗な「あしかがフラワーパーク」へは、徒歩3分ほどで到着です。
この駅の発車メロディ「Fine Day!」はとても素敵な曲です。
ご来園の際は、駅の発車メロディにも耳を傾けてみてください!#栃木県 #あしかがフラワーパーク pic.twitter.com/qwxGo5VS7b
はじめに
テーマパークや名所などの最寄り駅の中には、駅舎や発車メロディにも特徴がある駅があります。
「あしかがフラワーパーク駅」もその一つです。
今回は、名所の「あしかがフラワーパーク」ではなく、その最寄り駅である「あしかがフラワーパーク駅」に着目してお伝えします。
発車メロディに関しては、あしかがフラワーパーク駅で下車しなくても楽しめるポイントです。
駅へのアクセスも含めて、説明していきます。
「あしかがフラワーパーク駅」の概要
あしかがフラワーパーク駅は、2018年4月1日に開業したJR両毛線の駅です。
駅から「あしかがフラワーパーク」までは徒歩3分ほどです。
両毛線は、群馬県の高崎駅から栃木県の小山(おやま)駅の間を、前橋駅や桐生駅などを経由して結ぶ路線です。
高崎駅には北陸・上越新幹線が、小山駅には東北新幹線が通るので、アクセスは比較的良好です。
あしかがフラワーパーク駅へJR線のみでお越しの際は、小山駅で両毛線に乗り換えることをおススメします。
小山駅には、東北新幹線・両毛線以外にも、上野東京ライン、湘南新宿ライン、水戸線が通ります。
左手に見えている階段は、東北新幹線の上りホームに通じます。
改札から両毛線のホームまでは遠いので、時間に余裕を持ってご乗車ください。
この日はあしかがフラワーパーク駅が開業してから1週間後だったので、開業を祝うポスターが貼ってあります。
※小山駅を通る路線名やホームの採番に関して、詳細が気になる方はこちらをご覧ください。*1
小山駅の話が続きましたが、小山駅から35分ほどであしかがフラワーパーク駅に到着です。
写真左側に進むと「正面ゲート」、写真右側に進むと「西ゲート」になります。
あしかがフラワーパーク駅からは、西ゲートの方が近いです。
こちらの園内マップもご参照ください。
あしかがフラワーパークは、藤棚やイルミネーションが綺麗なことで有名です。
園内には大藤や八重藤など、色々な藤が楽しめるポイントが数か所あります。
イルミネーションイベントの「光の花の庭」は、日本三大イルミネーション*2の1つに数えられます。
あしかがフラワーパーク駅の発車メロディには、「Fine Day!」が使用されています。
「Fine Day!」の作曲は竹下欣伸さん、ヴァイオリン演奏は古澤巌さんです。
古澤巌さんが「あしかが輝き大使」を務めていることから、生演奏の「Fine Day!」が発車メロディとして使用されています。
発車メロディは多くの駅で共用されることが多いですが、「Fine Day!」はあしかがフラワーパーク駅でしか聴けません。
両毛線の車内からでも発車メロディは聴けますので、あしかがフラワーパーク駅を発車する際は是非耳を傾けてみてください。
下り(小山方面)の発車メロディと上り(高崎方面)の発車メロディでは、それぞれ「Fine Day!」の別の部分が流れます。
両毛線は、あしかがフラワーパーク駅以外にも「佐野ラーメン」や「佐野厄除け大師」で有名な佐野駅、自然豊かな場所を走る「わたらせ渓谷鐵道」の接続駅である桐生駅などを通ります。
わたらせ渓谷鐵道の沢入駅は、この記事にて紹介しています。
沢入駅の記事内で紹介している「ぐんまワンデー世界遺産パス」は期間限定ではありますが、両毛線全線がフリーエリアに含まれます。
栃木県の駅ですが、小山駅でも「ぐんまワンデー世界遺産パス」が購入できます。
あしかがフラワーパークを観光した後に佐野ラーメンを楽しむなど、両毛線沿線を堪能してみてはいかがでしょうか?
首都圏にお住まいの方は、「休日おでかけパス」もご検討ください。
小田原駅や大月駅などもフリーエリアに含まれており、両毛線は小山駅~足利駅間がフリーエリア内です。
大人1人で2,720円です。
是非、藤棚やイルミネーションが素敵な「あしかがフラワーパーク」へお越しの際は、最寄り駅にも注目してみてください!
「あしかがフラワーパーク駅」の所在地
日本全国旅行スポット紹介の、「あしかがフラワーパーク駅」付近に拡大した地図を埋め込んでいます。
適宜、拡大・縮小をして位置をご確認ください。
「あしかがフラワーパーク駅」へのアクセス(Google マップ)
みなさんの現在地から、あしかがフラワーパーク駅までのルート案内が表示されます。
※PCで閲覧されている場合は、現在地と違う場所が示されている場合があります。
*1:
◆小山駅を通る路線、小山駅ホームの採番について(元の位置に戻るためには、*1をクリックorタップ)
多くの列車が新前橋駅から先の高崎駅まで運行しますので、分かりやすさを重視して本文では高崎駅~小山駅と記載しました。
上野東京ラインや湘南新宿ライン、宇都宮線なども愛称として使用されますが、正式な路線名は東北本線です。
ちなみに、大船駅~大宮駅で運行されている京浜東北線は、正式には根岸線(大船駅~横浜駅)、東海道本線(横浜駅~東京駅)、東北本線(東京駅~大宮駅)となります。
小山駅にあるホームの採番は、1,4,5,6,8,9,10,12,13,15,16と飛び飛びになっています。
これは、東北新幹線、両毛線、東北本線、水戸線の順に、敷かれている「線路の番号」を北側から採用しているためです。
番号が飛んでいる2,3,7,11,14は、ホームが設置されていない線路に充てられた番号です。
東北新幹線を例にすると、新函館北斗方面下りホームが1番、下り通過線が2番、東京方面上り通過線が3番、東京方面上りホームが4番、5番の形になっています。
両毛線や東北本線のホームでも番号が飛んでいる箇所を見ると、ホームが設置されていない線路が敷いてあることが確認できます。
*2:
◆日本三大イルミネーションについて(元の位置に戻るためには、*2をクリックorタップ)
栃木県のあしかがフラワーパークで行われる「光の花の庭」、長崎県のハウステンボスで行われる「光の王国」、北海道の大通公園など複数の場所で行われる「さっぽろホワイトイルミネーション」が日本三大イルミネーションです。
「一般社団法人 夜景観光コンベンション・ビューロー」によって選定されています。
リベンジ成功?江ノ島を目指して、境川沿いを歩いてみた話
【本記事の概要】
東京都と神奈川県の県境付近を通り、江ノ島付近に流れ出る「境川」を歩いたときの記録を共有します。
川沿いの風景や、境川と交差する鉄道に関する情報などを説明します。
※記事内の写真は、2019年1月13日に撮影しました。
ご覧いただきまして、ありがとうございます!
この記事では、町田市や江ノ島付近を流れる「境川」を歩いた記録を共有します。
鉄道旅ではないですが、たまには毛色の違う記事も書いてみます。
ウォーキングは健康に良いことです。
川の音を聴きながら歩くとリラックス効果もあって、川沿いを歩くのは精神衛生上とても良いことだと思います。
新型コロナウイルスの影響で遠出するが難しい状況ですが、近所の川沿いを歩くなら比較的安心・安全な楽しみ方と思います。
この記事では、町田駅前から境川沿いを歩いて江ノ島方面を目指したウォーキングの記録を共有します。
ウォーキングは体力的や時間的に大変な部分も多いので、今回紹介するコースをサイクリングしてみるのも良いかもしれません。
※境川流域には様々な自治体がありますが、本記事では便宜的に町田市エリア、大和市エリア、藤沢市エリアに大別します。
はじめに
境川を歩こうと思ったきっかけは、小学生時代まで遡ります。
小学校4年生の夏休みの自由研究で、同じく町田駅前から江ノ島を目指して境川を歩いたことがあります。
自由研究としては川や橋の写真を撮って模造紙にちょっとした説明を記載する形で、今回の記事と似たようなことをやっていました。
15年ほど前なのでもちろんスマホは無く、「写ルンです」で撮った写真を現像していました。
このときは藤沢付近でリタイアしてしまい、別の日に藤沢付近から再スタートして江ノ島までゴールしました。
今では、当時よりも体力もありますし、小学校4年生のときのリベンジを果たそうと思い立ちました。
今回は、途中でリタイアせずに1日で町田駅前から江ノ島までを歩き切ることが目標です。
片瀬江ノ島駅からは、特急ロマンスカー「メトロえのしま」で帰ってくる予定としました。
それでは、順を追って共有していきます。
途中、駅メモ的な解説も入りますが、よく分からない方は読み飛ばしていただいて大丈夫です!
果たして、小学校4年生のときのリベンジは成功したのでしょうか…
町田市エリア
ウォーキングの様子を共有する前に、境川について軽く説明をします。
境川の名前は、相模国と武蔵国の国境付近を流れていたことに由来します。
今でも藤沢市付近の下流部を除いて、境川のほぼ全区間が自治体の境目となっています。
源流は、町田市の西端付近にある草戸山にあります。
今回は源流付近からではなく、途中の町田駅前から江ノ島を目指します。
【11:08 JR町田駅前】
横浜線の町田駅中央南口を出てすぐの位置に境川が流れています。
江ノ島に向けて、ここからスタートです。
写真に写っているのは、小田急小田原線の線路(町田駅~相模大野駅)です。
走っている電車は、小田急ロマンスカー60000形MSEです。
隣の相模大野駅からは小田急江ノ島線が伸びており、今回は概ね小田急江ノ島線に沿って歩いていく形になります。
右側に見えている螺旋状の建物は、ヨドバシカメラの立体駐車場に入るためのスロープです。
かつてはループの真ん中を県境が通っていたので、カーナビが「神奈川県です」「東京都です」とよく喋りました。
現在では県境が変わっており、ヨドバシカメラは立体駐車場も含めてすべて東京都町田市の敷地内になっています。
【11:14 親水広場(町田市)】
途中、原町田青空ひろば付近にある親水広場では、川のすぐ側まで下りることができます。
鶴金橋付近では、町田、成瀬、つきみ野の反復横跳び*1が可能です。
※画面はアプリ「最寄り駅サーチ」のものを使用しています。
以降の反復横跳びポイントの紹介も同様です。
【12:01 南町田駅(現・南町田グランベリーパーク駅)】
しばらく歩くと、南町田グランベリーパーク付近に差し掛かります。
この日は川から離れて、建設中の駅や建物を見てみることにしました。
建設中の駅はこのようになっていました。
南町田駅として営業は続けつつ、一部は覆われています。
写真の左側が南町田グランベリーパーク駅、右側が多くの商業施設があるメインエリアです。
奥には、大型家具やインテリア用品などが購入できる「ニトリ」も見えています。
【12:25 鶴間公園付近】
鶴間公園付近では、このような光景も見られました。
現在では、「Hillside Villa」と呼ばれるエリアになっています。
ずっと川沿いを歩いていたらこのような工事現場は見られなかったので、寄り道をしてみて良かったです。
完成後の南町田グランベリーパークは、こちらの記事で紹介しています。
大和市エリア
南町田グランベリーパークを過ぎると、境川は大和市付近を流れます。
大和橋付近では、つきみ野、南町田グランベリーパーク、鶴間の反復横跳びが可能です。
しばらく歩くと、相鉄本線の線路が見えます。
相鉄(相模鉄道)は、神奈川県内のみを走行するので都心の方にはあまり馴染みのない鉄道会社だったかもしれません。
しかし、2019年11月30日に相鉄新横浜線が新たに開業し、JR埼京線との直通運転が始まったことで都心でも相鉄線の車両を見る機会が増えました。
新たに開業した相鉄新横浜線の羽沢横浜国大駅は、こちらの記事にて紹介しています。
厚木街道の境橋付近では、大和、瀬谷、桜ヶ丘の反復横跳びが可能です。
上和田団地付近では、東海道新幹線が見られます。
今日6月13日には、東海道新幹線の新型車両「N700S」の内部が報道陣向けに公開されていましたね。
現在では新横浜駅と小田原駅は隣駅ですが、将来的には倉見駅*2を設置する構想もあるそうです。
そろそろ、膝に違和感を感じるようになってきました…
新幹線の下をくぐって次の端である「緑橋」付近には、ディスカウントスーパーの「オーケー大和店」があります。
昼飯を食べていなかったので、ここで調達することにします。
藤沢市エリア
オーケー大和店を過ぎたあたりから、境川は藤沢市付近を流れます。
大和市に入ってからは、反復横跳びポイントが2か所あります。
高座渋谷、長後、いずみ中央のポイントと、いずみ中央、長後、ゆめが丘のポイントです。
前者は少し距離があって大変かもしれません。
途中にある上原公園で、先程オーケー大和店で買った昼食を食べます。
小学校4年生のときも、この公園で休憩をした気がします。
上原公園からすぐの地点には、境川遊水地公園があります。
奥に見えるのが相鉄いずみ野線(ゆめが丘駅~湘南台駅)、手前に見えるのが横浜市営地下鉄ブルーライン(下飯田駅~湘南台駅)です。
ブルーラインはここから戸塚駅や桜木町駅などを経由して、東急田園都市線も通るあざみ野駅へと向かいます。
相鉄いずみ野線は、先程紹介した相鉄本線と二俣川駅で合流します。
どちらの路線も、写真の左側方向にある湘南台駅が終点です。
そろそろ、足の痛みが強くなってきました…
【16:26 善行駅付近】
残念ながら、この辺りでリタイアです。
足もあまり動かなくなってきましたし、ここから江ノ島まで行くのは不可能と判断しました。
時間をかければ不可能ではないですが、江ノ島まで歩き切ることよりも「メトロえのしま」に乗って帰ることを優先して断念します。
ちなみに、写真中央に見えている塔のような建物は、横浜薬科大学の図書館棟だそうです。
小田急江ノ島線に乗っていると気付きませんが、善行駅付近では割と高い位置を走行しているようです。
境川沿いから善行駅まで歩くと、かなり坂が多いことに気付きました。
【16:59 善行駅】
主に上り坂が多く高低差のある道を歩き、善行駅に到着です。
疲労が溜まっている足にはダメージが大きかったです…
境川沿いの写真で善行駅付近と書きましたが、30分以上かかりましたね。
善行駅からは小田急江ノ島線で藤沢駅へと向かい、特急ロマンスカー「メトロえのしま」を待機します。
境川を歩いている途中に、片瀬江ノ島駅からだった予約を藤沢駅からに変更していました。
「メトロえのしま」は、江ノ島線を走るロマンスカーで唯一大和駅を通過する珍しいタイプの停車パターンです。
疲れたから早く帰りたかったのもありますが、大和駅を通過するところを見てみたかったのも善行駅で早々と切り上げた理由です。
【17:24 特急ロマンスカー メトロえのしま90号 北千住行】
藤沢駅から相模大野駅までの短い乗車でしたが、疲れた足にはありがたいです。
いつもは相模大野駅に着いてから席を立つくらいですが、この時は足が全然動かないので余裕を持って東林間駅を通過している間に降りる準備をしました。
この先は特にお伝えするポイントが無いので、これにて終わりとします。
まとめ
ここまで読んでいただきまして、ありがとうございました!
結局、小学校4年生のときにリタイアした地点よりも手前でリタイアする形となりました…
今回の敗因は、
・出発する時間が遅かった
・ペース配分を間違えた
ですね。
小学校4年生のときよりも2時間くらいスタートは遅かったと思いますし、「メトロえのしま」に乗ることを目指して序盤はかなりのハイペースでした。
もうちょっと早く出発して、あまり急ぎ過ぎずに歩けば江ノ島まで行けるんじゃないかと思ってます。
ちなみに、境川を歩いたときのメモリールートがこちらです(ルートキー:ezchxw68)。
藤沢まで歩いたと書いてありますが、実際に歩いたのは、善行駅までですね。
記念用に作ったものでクリア者が現れることは想定していませんでしたが、1人の方がクリアしてくれています。
ありがたいことです。
今後、境川沿いのウォーキングでリベンジが成功したら改めて記事を書こうと思います。
ちなみに、小田急江ノ島線沿いを歩いてボロボロになった足ですが、翌日に箱根に行って湯治をしました。
翌日ですのでまだ痛みましたが、明らかに足が楽になりました。
自然治癒によるところもあったかもしれませんが、きっと箱根の温泉効果ですね。
地元感が溢れており、多くの方にとっては馴染みのない記事だったかもしれません。
南町田グランベリーパークに遊びに来た際や東海道新幹線で境川を通過した際に、この記事を思い出していただけたら幸いです。
境川を歩いた全行程は、以下の通りです。
記事内で紹介できなかった細かいルートなども表現しています。
ある程度粗目にプロットされている点はご容赦いただきたいですが、概ね正確に表現しています。
全行程(GoogleMyMaps)
2019年1月13日の全行程です。
適宜、拡大・縮小をして位置をご確認ください。
スポット紹介:沢入駅(群馬県)
ぐんまワンデー世界遺産パスでわたらせ渓谷鐵道に乗車できる区間の北端である、沢入駅の周辺の様子を共有します。
※記事内の写真は、2019年9月28日に撮影しました。
こちらのツイートを詳しく見ていきます。
#スポット紹介 沢入駅(群馬県みどり市)
— こさいん@駅メモで全国制覇を目指す(7,579駅/9,323駅) (@cosine_travel) 2020年6月12日
わたらせ渓谷鐵道の沢入(そうり)駅は、桐生駅から1時間15分ほどです。
ぐんまワンデー世界遺産パスのフリーエリアの端に位置する、自然豊かな駅です。
周辺には、渡良瀬川が綺麗に見渡せるポイントもあります。#群馬県 #わたらせ渓谷鐵道 #わ鉄 pic.twitter.com/Z9Y6vbh4xv
はじめに
草津温泉や世界遺産「富岡製糸場」などがある群馬県内をお得に観光できる「ぐんまワンデー世界遺産パス」がJR東日本から発売されています。
フリーエリア内にあるJR駅の指定席券売機などで購入できて、有効期間は1日(4月~9月の間)、大人1人で2,240円です。
草津温泉や富岡製糸場からは程遠いですが、ぐんまワンデー世界遺産パスで「わたらせ渓谷鐵道」を利用した場合は、途中の沢入(そうり)駅までがフリーエリアになります。
沢入駅の周辺では、どんな景色が見られるのでしょうか?
この記事では、ぐんまワンデー世界遺産パスでわたらせ渓谷鐵道に乗車できる区間の北端である、沢入駅の周辺の様子を共有します。
折り返しの列車を待つ間の過ごし方の参考になれば、幸いです。
※以降、「わたらせ渓谷鐵道」は「わ鉄」と表記します。
「沢入駅」の概要
わ鉄は、桐生駅ではJR両毛線と、相老(あいおい)駅では東武桐生線と接続します。
沢入駅まで、桐生駅からは1時間15分ほど、相老駅からは1時間ほど列車に揺られて到着です。
桐生駅では両毛線とホームを共用しているので、乗り換え*1が便利です。
わ鉄の走行区間は、南側が群馬県、北側が栃木県となっています。
沢入駅は群馬県区間の北端なので、ぐんまワンデー世界遺産パスのフリーエリアも沢入駅までとなっています。
足尾銅山の歴史が学べる施設「足尾銅山観光」がある通洞駅*2も、栃木県にあります。
※ぐんまワンデー世界遺産パスで通洞駅など栃木県内にあるわ鉄の駅をご利用の際は、沢入駅からの運賃が別途必要となります。
沢入駅から桐生駅方面に帰る際は、乗車時に必ず整理券をお取りください。
フリーエリア内から乗車したことを証明するために、ぐんまワンデー世界遺産パスを持っていても整理券をお取りください。
沢入駅のホームに立つと、森の中に居るような感覚になります。
右側に映っている列車は「トロッコわたらせ渓谷号」です。
※ぐんまワンデー世界遺産パスでは、トロッコ列車はご利用になれません。(別途、乗車券・整理券が必要です。)
ホームには花壇もあり、自然豊かで素敵な駅です。
駅前を出て右側(南側)に25分ほど歩くと、わ鉄と渡良瀬川が綺麗に見渡せるポイントがあります。
そのポイントまで歩いた様子を共有します。
駅を出たのは14:28頃でしたので、時間も記載します。
駅前の道を南側に進んで少しすると、車が通れないような細い道と車も通れる広い道の2方向に分かれる地点があります。
こちらは、太い道の方を進んでください。
太い道を進んだ先にある橋を渡って、わ鉄の線路沿いに歩いていきます。
【14:40】
途中、駐車スペースのような開けた場所があります。
そこからは、わ鉄の鉄橋が近くに見えます。
【14:45】
わ鉄の線路の下をくぐって、少し進むと大きなパイプが見えます。
こちらは、沢入発電所の導水管です。
【14:48】
沢入発電所から歩いて数分で、目的地に到着です。
緑の多い景色にも癒されますが、力強い水の音も心地良いです。
右下に見えている施設も、沢入発電所のものです。
タイミングが合えば、わ鉄が鉄橋を渡るシーンを撮影できます。
写真に写っている車両は「トロッコわっしー号」です。
※ぐんまワンデー世界遺産パスでは、トロッコ列車はご利用になれません。(別途、乗車券・整理券が必要です。)
早めに歩いているので沢入駅から20分で到着しましたが、25分ほどの余裕を見ておいた方が良いかもしれません。
また、道を歩く際は往来する車にご注意ください。
落石注意の看板もありましたので、落石にもお気を付けください。
時間があったので沢入発電所付近まで歩きましたが、駅から5分ほど北側に歩いた地点からも渡良瀬川がご覧になれます。
川のすぐ隣に線路がありますので、鉄道写真の撮影スポットに良さそうです。
この日も2人ほど撮影をされていました。
沢入駅で折り返しの列車を待つ時間は1時間ほどでしたが、沢入発電所付近との往復などこれらの写真を撮影する時間でちょうど良い感じでした。
沢入駅周辺での過ごし方の参考になれば幸いです。
わ鉄沿線には、沢入駅以外にも見どころがあります。
先程紹介した足尾銅山も含めて、わ鉄沿線の見どころの一部を紹介します。
※実際に立ち寄ってはいないので、名前だけの紹介に留めます。
通洞駅 : 足尾銅山観光
神戸駅 : 列車レストラン「清流」(ちなみに、神戸は「ごうど」と読みます。)
是非、自然豊かな渡良瀬川沿いを走る「わ鉄」に乗って、沢入駅へお越しください!
「沢入駅」の所在地
日本全国旅行スポット紹介の、「沢入駅」付近に拡大した地図を埋め込んでいます。
適宜、拡大・縮小をして位置をご確認ください。
「沢入駅」へのアクセス(Google マップ)
みなさんの現在地から、沢入駅までのルート案内が表示されます。
※PCで閲覧されている場合は、現在地と違う場所が示されている場合があります。
スポット紹介:大手町のダイヤモンドクロス(愛媛県)
愛媛県松山市にある「大手町のダイヤモンドクロス」のご紹介です。
日本ではここでしか見られない、路面電車と普通鉄道が平面交差する様子をお届けします。
※記事内の写真は、2019年9月23日に撮影しました。
こちらのツイートを詳しく見ていきます。
#スポット紹介 大手町のダイヤモンドクロス(愛媛県松山市)
— こさいん@駅メモで全国制覇を目指す(7,579駅/9,323駅) (@cosine_travel) 2020年4月6日
JR松山駅から市内電車で1駅、徒歩でもホームから6分ほどです。
伊予鉄の郊外電車と市内電車がほぼ直角で平面交差します。
踏切で電車が電車の通過を待つシーンは非常に珍しいので、松山に行った際は是非ご覧ください!#伊予鉄 #松山市 pic.twitter.com/DEO6cVudwd
はじめに
踏切で「車」が「電車」の通過を待つ光景は、よく見られる光景かと思います。
では、踏切で「電車」が「電車」の通過を待つ光景は見たことがありますか?
愛媛県の松山駅周辺を旅行される方に、是非見てほしいポイントがあります。
それが今回ご紹介する「大手町のダイヤモンドクロス」です。
タイミングが合えば、路面電車(市内電車)が車と同じように踏切で普通鉄道(郊外電車)の通過を待つ様子が見られます。
日本では、ここだけでしか見られない光景です。
JRの松山駅から近い位置にありますので、JRの列車が発車するまでの待ち時間などのちょっとした時間を過ごすのにおススメです!
※公式ホームページや地元の方の呼称にならって、以降は下記の通りに表記します。
「大手町のダイヤモンドクロス」の概要
JRの松山駅からは市内電車で1駅です。
徒歩でも、JRの松山駅の改札から大手町駅へは8分ほどで到着します。
市内電車は道後温泉へ向かう乗客で混雑することもありますので、JRの松山駅から大手町駅へ向かう際は徒歩での移動もご検討ください。
JRの松山駅前の様子です。
この地点から、松山駅の改札までは徒歩4分ほど、大手町駅までも同じく徒歩4分ほどです。
写真の右奥に見えるいるのは、市内電車のJR松山駅前電停です。
JRの松山駅から伊予鉄のJR松山駅前電停までは、地下通路を通っての連絡です。
写真の手前側が、大手町駅方向になります。
こちらが、「ダイヤモンドクロス」です。
ほぼ直角に交差する2本の線路に挟まれた空間が菱形(ダイヤ)になるので、ダイヤモンドクロスと呼ばれます。
市内電車です。
大手町駅前電停では、1系統(環状線時計回り)、2系統(環状線反時計回り)、5系統(JR松山駅前電停~道後温泉電停)がご利用になれます。
JRの松山駅から道後温泉に向かう際は、市内電車の5系統をご利用ください。
車両の側面に掲示されている一六タルト*2の広告が印象的です。
郊外電車(高浜線)です。
松山の中心部にある松山市駅からは、郊外電車の3路線(高浜線、横河原線、郡中線)が利用できます。
高浜線と横河原線を走るほぼ全ての電車は直通運転を行っていて、高浜線と横河原線で1つの路線のような運行形態になっています。
ここまで市内電車と郊外電車が別々に写っている写真を紹介してきました。
ダイヤモンドクロスの面白いところは、これらが同時に撮影できることです。
こちらが、市内電車が踏切の前で郊外電車の通過を待つシーンです。
タイミングよく撮影することができました!
このシーンを撮影したい方は、郊外電車が大手町駅を発着する時刻から狙いを定めることをおススメします。
市内電車は5分間隔で大手町駅前電停を発着しますので、高確率で郊外電車の通過待ちをするはずです。
市内電車が走る大通りは見通しが良いので、郊外電車とタイミングよく撮影できそうな市内電車を目視で確認できます。
今日6月10日は、6(ろ)10(でん)の語呂合わせで、路面電車の日です。
そのため、路面電車と普通鉄道が平面交差する大手町のダイヤモンドクロスを紹介させていただきました。
松山周辺を旅行する際は、日本で唯一の光景が見られる大手町のダイヤモンドクロスを是非ご覧ください!
「大手町のダイヤモンドクロス」の所在地
日本全国旅行スポット紹介の、「大手町のダイヤモンドクロス」付近に拡大した地図を埋め込んでいます。
適宜、拡大・縮小をして位置をご確認ください。
「大手町のダイヤモンドクロス」へのアクセス(Google マップ)
みなさんの現在地から、大手町のダイヤモンドクロスまでのルート案内が表示されます。
※PCで閲覧されている場合は、現在地と違う場所が示されている場合があります。
スポット紹介:洗足池公園(東京都)
東京都大田区にある「洗足池公園」のご紹介です。
東急池上線の洗足池駅を降りてすぐに見られる、自然豊かな景色を共有します。
※記事内の写真は、2019年2月10日に撮影しました。
こちらのツイートを詳しく見ていきます。
#スポット紹介 洗足池(東京都大田区)
— こさいん@駅メモで全国制覇を目指す(7,579駅/9,323駅) (@cosine_travel) 2020年3月27日
東急池上線、洗足池駅の目の前にあります。
池の周りには遊歩道が整備されており、散歩に最適です。
この景色は、勝海舟も愛しており、畔に別荘を構えるほどだったそうです。
等々力渓谷の投稿で紹介した東急線ワンデーパスで巡ってみてはいかがでしょうか? pic.twitter.com/v6mLMY4abd
はじめに
「どこかに出掛けたいけど、目的地が決まらない…」という方は多いかもしれません。
そんなとき、東京近郊の方なら「東急線ワンデーパス」で色々な場所をぶらぶらしてみてはいかがでしょうか?
東急線ワンデーパスは、680円で東急電鉄の路線が1日乗り放題です。
今回は、東急線ワンデーパスで巡れるスポットの1つである「洗足池公園」を紹介します。
「洗足池公園」の概要
洗足池公園は、東急池上線の「洗足池駅」から徒歩1分ほどです。
蒲田駅の東急線ホームでは、東急多摩川線と東急池上線が発着します。
蒲田駅から洗足池駅に行きたい場合は、必ず「五反田行」の電車をご利用ください。
洗足池駅の改札を出てすぐの横断歩道を渡ると、池のほとりに到着です。
池の周りには、ほぼ全区間で遊歩道が整備されています。
散歩をしながら、洗足池の色々な姿を眺められます。
池のほとりを時計回りに進むと、池月橋(いけづきはし)に差し掛かります。
写真の中央に見える赤い建物は、厳島神社(後述)です。
池月とは、源頼朝が大切にしていた馬の名前です。
源頼朝が洗足池のほとりで休んでいた際に、野生の馬が現れたそうです。
その馬の毛並みや斑点が池に映る月の様だったので「池月」と名付けられ、源頼朝の愛馬となりました。(諸説あります)
厳島神社は、赤い大鳥居がある広島県宮島の総本社が有名かと思います。
全国には厳島神社の名を冠する神社が500社ほどあり、洗足池にある厳島神社もその1つです。
御祭神は、宗像三女神*1の1柱である「市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)」です。
池の東端には、桟橋もあります。
撮影したのは西日が強い15時半ごろでしたので、植物や水面が特に綺麗に眺められました。
桟橋の上に立つと、池に浮いているような感覚です。
この桟橋から更に時計回りに進むと、勝海舟夫妻の墓や西郷隆盛留魂碑があります。
勝海舟は洗足池の景色が気に入り、晩年は洗足池のほとりに建てた邸宅で過ごしました。
西郷隆盛留魂碑は、西郷隆盛が西南戦争で亡くなった際に勝海舟が自費で建てたものです。
勝海舟記念館付近には池に沿った道はありませんが、道路を歩いていくと洗足池駅の近くに出ます。
洗足池は、源頼朝や勝海舟にも縁があり、厳島神社もあり、駅近で綺麗な風景が楽しめる場所です。
東急沿線をぶらり旅する際は、勝海舟も愛した洗足池公園に立ち寄ってみてください!
「洗足池公園」の所在地
日本全国旅行スポット紹介の、「洗足池公園」付近に拡大した地図を埋め込んでいます。
適宜、拡大・縮小をして位置をご確認ください。
「洗足池公園」へのアクセス(Google マップ)
みなさんの現在地から、洗足池公園までのルート案内が表示されます。
※PCで閲覧されている場合は、現在地と違う場所が示されている場合があります。
「乗り鉄☆たびきっぷ」で行く東海旅行記(ゲーセン編)
【本記事の概要】
駅メモのイベント攻略を目的として、「JR東海&16私鉄 乗り鉄☆たびきっぷ」で東海地方のゲームセンターを巡った記録を共有します。
ゲームセンターだけでなく、観光や鉄道に関する説明も付け加えた1泊2日の旅行記です。
ご覧いただきまして、ありがとうございます!
この記事では、「JR東海&16私鉄 乗り鉄☆たびきっぷ」(以下、乗り鉄☆たびきっぷと記載)で東海地方を巡った記録を共有します。
今回の旅をした目的は、ゲームアプリ「駅メモ」内のイベントを有利に進めるためです。
しかし、記事内では周辺の観光スポットも紹介しています。
駅メモをプレーされていない方にとっても参考となれば嬉しいです。
今回使用した「乗り鉄☆たびきっぷ」は、東海地方を走る多くの路線が2日間乗り放題になるフリーパスです。
静岡鉄道や東海交通事業などを含む16社の私鉄線もフリー区間に含まれ、東海道新幹線の一部区間も「こだま」「ひかり」に限り4回まで利用できます。
※写真は、乗り鉄☆たびきっぷの新幹線乗車用の券で、本体はこの後紹介します。
本記事は、乗り鉄☆たびきっぷの詳細が分からなくとも楽しめる構成を心がけています。
乗り鉄☆たびきっぷの詳細が気になる方は、こちらをご覧ください。
それでは、旅の記録を順を追って共有していきます。
この旅をした理由
先程も記載した通り、この旅をした理由は「ゲームアプリ内のイベントを有利に進めるため」です。
スマホのゲームアプリ「駅メモ」内では、セガの音楽ゲーム「オンゲキ」とのコラボイベントが開催されています。
(現在は、新型コロナウイルスの影響により休止中)
日本各地で指定されているゲームセンターを巡ることで、イベントを進めるのに有利なアイテム「ジュエルブーストドリンク(以下、ドリンクと記載)」が貰えます。
今回の旅は、東海地方のゲーセンを巡って「ドリンクを回収する」ことが目的です。
スケジュールに余裕があったので、「乗ったことが無い路線に乗る」「なるべく節約する」こともサブの目的としました。
この文だけではイメージが湧かない方も居ると思いますが、旅の記録を共有をする中で解説していきます。
ゲーセンの話題だけでは飽き飽きしてしまう方も多いと思いますので、しっかりと周辺の観光についても説明します。
駅メモをプレーされている方は、オンゲキコラボイベントが再開したら参考にしていただけると嬉しいです!
それでは、旅の記録を共有していきます!
1日目の行程
1日目は、町田から出発し、サントムーン柿田川、駿府城、アクアウォーク大垣を巡りました。
途中、特定特急券に関する解説もあります。
旅の記録を共有は、「乗り鉄☆たびきっぷ」を購入した熱海駅からです。
出発~熱海駅
【10:51 熱海駅(地下連絡通路)】
出発から熱海駅までの詳細は割愛しますが、町田から小田急線とJR東海道線を利用して熱海駅に到着です。
写真は、サフィール踊り子(2020年3月14日デビュー)の広告です。
この日は2020年2月29日で、サフィール踊り子*1のビュー前だったので撮影しました。
まだ乗ったことがないので、いつか乗ってみたいです。
【10:59 東海道線(普通 沼津行)】
話が伊東線方面に逸れてしまいましたが、ここからは東海道線で三島駅まで向かいます。
乗り鉄☆たびきっぷは、大人1人で8,620円です。
券面には8,610円と書いてありますが、2020年4月から値段が8,620円に改定されました。
これからの旅で乗車する全ての路線が、乗り鉄☆たびきっぷのフリー区間内に含まれます。
ドリンク1:サントムーン柿田川
三島駅からサントムーン柿田川へ向かい、1個目のドリンクを回収します。
サントムーン柿田川へは、土休日に限り三島駅南口から無料のシャトルバスが運行されています。
路線バスを利用した場合、片道200円です。
この日は無料シャトルバスのタイミングが合わなかったので、別の方法でサントムーン柿田川へ向かうことにします。
無料シャトルバスの時刻表は、こちらをご覧ください。
無料シャトルバスではなく伊豆箱根鉄道駿豆線を利用し、隣の三島広小路駅から徒歩でサントムーン柿田川へ向かいます。
駿豆線は三島駅~修善寺駅を結ぶ路線で、JRの特急「踊り子」も直通運転をしています。
駿豆線の韮山駅周辺には、世界遺産「明治日本の産業革命遺産*2」の構成資産にもなっている「韮山反射炉」があります。
反射炉とは、大砲を製造するために使われる炉です。
実際に稼働していた反射炉のうち、国内で唯一現存している反射炉が「韮山反射炉」です。
【11:25 三島広小路駅】
三島広小路駅からサントムーン柿田川へは、徒歩20分ほどです。
乗り鉄☆たびきっぷは自動改札を通れませんので、写真右側に見えている有人改札できっぷを駅員に見せて駅を出ます。
【11:41 サントムーン柿田川】
ゲームセンター「セガサントムーン柿田川」は、弧を描いたような形の建物「セントラルコート」の2階にあります。(この写真では見えませんが、右奥の方向にあります。)
オンゲキは、孤の中点近くの位置にあります。
※自分が音ゲーマーなのでオンゲキが設置されているおおよその位置を紹介していますが、ドリンクを回収するだけならゲーセンの近くで位置情報の登録をするだけでOKです。
サントムーン柿田川の南側には、神秘的な青い湧水や京都・貴船神社の分社がある「柿田川公園」があります。
この時は時間が無く、実際に寄ることはできませんでした。
お豆腐アイスや湯葉料理も楽しめるようですので、お時間のある方は立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
柿田川公園へは、サントムーン柿田川への無料シャトルバスを利用しても良いですし、三島駅南口からサントムーン経由沼津駅行きのバスもご利用になれます。
三島駅南口から柿田川湧水公園前バス停までは、サントムーン柿田川バス停までと同じく片道200円です。
【12:30 無料シャトルバス】
サントムーン柿田川から三島駅へと向かう無料シャトルバスの利用者は、8名ほどでした。
とても混雑することもあると聞いたことがありますが、この日は全員が余裕で席に座れました。
※バスの撮影は、三島駅到着後に行いました。
【12:40 三島駅南口】
サントムーン柿田川から無料シャトルバスで10分ほど、三島駅南口に到着です。
公式ホームページには15分ほどで到着と書いてありますが、この日はとてもスムーズだったのか10分で到着しました。
次は、駅メモでは路線制覇済みですが、これまで乗ったことがない静岡鉄道へ乗るために「草薙駅」へと向かいます。
旅のサブ目標の1つ、「乗ったことが無い路線に乗る」を達成できます。
ところで、駅メモでは路線制覇済みなのに、静岡鉄道に乗ったことがないとはどういうことでしょうか?
これは、駅メモの「現在地から最も近い位置にある駅情報を取得する」仕様が関係しています。
正確には、チェックイン(位置情報の登録)を行った地点から最も近い位置にある駅情報を取得する仕様です。
この領域図を見ていただくと、東海道線や東海道新幹線が、静岡鉄道のほぼ全ての駅情報を取得できる領域を通っていることが分かります。
領域が黄色にハイライトされており、「も」のマークがついている駅は静岡鉄道の駅で、ほぼ直線の青い線が東海道新幹線です。
※領域図は、スマホアプリ「最寄り駅サーチ」の画面を使用しています。
東海道線や東海道新幹線が通らない領域にある新清水駅と新静岡駅には、駅メモ内のアイテム「レーダー」を用いることで駅情報の取得が可能です。
レーダーは、チェックインを行った地点の近くにある駅情報を取得できるアイテムです。
これまでは、東海道線や東海道新幹線から静岡鉄道の駅情報を取得していたので、実際に静岡鉄道に乗ったことはありませんでした。
レーダーで新清水駅と新静岡駅の情報を取得していたので、駅メモ内では路線制覇済み&静岡鉄道には乗ったことがない状態だったわけです。
何度も近くを通っているのに乗ったことがないのは気がかりだったので、スケジュールに余裕のあるこの旅で静岡鉄道に乗ってみることにしました。
目的地が草薙駅なので、東海道新幹線には乗らず東海道線に50分ほど揺られます。
静岡鉄道と駿府城跡への寄り道
【13:45 草薙駅(静岡鉄道)】
JRの草薙駅と静岡鉄道の草薙駅は離れていますが、徒歩3分ほどで到着します。
ちびまる子ちゃんのラッピング列車や、新型車両のA3000形などが走ります。
【14:01 新静岡駅】
草薙駅から乗ってきた新型車両A3000形は、7色ある「shizuoka rainbow trains」の1つです。
この「Natural Green」は、静岡のお茶をモチーフにしたカラーです。
【14:16 鶴田家】
昼食は、新静岡駅から徒歩2分ほどの位置にある「鶴田家」で豚骨醤油ラーメンを頂きました。
【14:40 駿府城跡(巽櫓付近)】
昼食後、駿府城の中堀(二の丸堀)付近まで来ました。
駿府城跡の中まで観光する時間はありませんでしたので、東御門や巽櫓などを少し眺めてJR静岡駅へと向かいました。
「shizuoka rainbow trains」や駿府城の詳細が気になる方は、こちらの記事もご覧ください。
新幹線に安く乗れる!特定特急券
【15:11 静岡駅(東海道新幹線ホーム)】
特定特急券(後述)を利用して、静岡駅から浜松駅まで向かいます。
名古屋駅まで乗らない理由は、サブの目的である「なるべく節約する」が関係します。
どちらも新幹線自由席を利用できる券ですが、写真左側は「新幹線特定特急券」、写真右側は「新幹線自由席特急券」と書いてあります。
何が違うのでしょうか?
新幹線特定特急券は、新幹線で隣駅を利用する場合に発行されます。
特定特急券は新幹線特定特急券以外でも発行される場面がありますが、一番多く特定特急券を見かけるのは「新幹線で隣駅を利用する場合」かと思います。
※以降、この記事で「特定特急券」と記載した場合は「新幹線特定特急券」のことを指します。
いきなり例外的なケースとなりますが、静岡駅と浜松駅は隣駅ではないのに特定特急券が発行されます。
東海道新幹線で静岡駅と浜松駅の間には掛川駅がありますし、北陸新幹線で佐久平駅と飯山駅の間には上田駅と長野駅があります。
どちらも隣の駅ではないのに、どうして静岡駅と浜松駅の場合だけ特定特急券が発行されるのでしょうか?
答えは、特定特急券の制度ができた時点で「静岡駅と浜松駅が隣駅だったから」です。
元々は隣同士だった静岡駅と浜松駅の間に、東海道新幹線の掛川駅が新しく設置されました。
特定特急券の制度ができた時点で隣駅だった名残で、隣駅でなくなった今も静岡駅と浜松駅間では新幹線の自由席を利用する場合は特定特急券が発行されます。
同じ理由で、三島駅~静岡駅(新富士駅が新たに開業)、豊橋駅~名古屋駅(三河安城駅が新たに開業)なども隣駅ではないですが、特定特急券で利用ができます。
少しでも節約をしてみたい方は、新幹線を利用する区間を区切って特定特急券を活用することもご検討ください!
三島駅~静岡駅、静岡駅~浜松駅の特急券を分割して購入することで、三島駅~浜松駅の特急券を買うよりもお得に移動することもできます。 (このとき、静岡駅で途中下車をする必要はありません。)
【15:45 浜松駅(東海道線ホーム)】
浜松駅~豊橋駅も特定特急券で新幹線を利用できますが、これくらいの距離なら新幹線でなくてもいいかなと思って在来線を利用しました。
サブの目的である「なるべく節約する」もありますし、車窓からゆっくりと浜名湖を眺めるのも良いものです。
豊橋駅からは再び特定特急券を利用して、(新幹線にしては)お安く名古屋駅まで移動です。
ドリンク2:アクアウォーク大垣
【17:24 名代きしめん 住よし JR名古屋駅10・11番ホーム店】
名古屋駅の新幹線ホームや在来線ホームに店舗がある、きしめん「住よし」です。
小腹が空いたので、特急しらさぎが発車する10・11番ホームにある店舗で早めの夕食をいただきました。
ホームごとに味が違うと聞いたこともありますが、どれも美味しく感じるのでホームごとの違いはあまり気にしていません。
【17:48 特急しらさぎ13号 金沢行】
名古屋駅からは、特急しらさぎ13号で大垣駅へと向かい、2個目のドリンクを回収します。
【18:25 アクアウォーク大垣】
大垣駅からアクアウォーク大垣までは、駅から続くペデストリアンデッキで繋がっています。
屋根もありますので、この日のように雨が降っていても安心です。
ゲームセンター「セガワールドアクアウォーク大垣」は、ペデストリアンデッキから「アクアウォーク大垣」に入り、左側に進むとあります。
オンゲキは、セガワールドの入口から見て右奥にあります。
アクアウォーク大垣には以前も来たことがあるので、オンゲキをプレーせずに大垣駅へとんぼ返りです。
新快速で岐阜まで戻ります。
新快速や特別快速と言っても、岐阜までは各駅に停まります。
普通列車は岐阜駅の発着となることが多いです。
【18:57 岐阜駅前】
この日は、岐阜駅の近くにあるホテルで宿泊です。
岐阜駅前はライトアップされていて綺麗ですし、写真左側には「黄金の織田信長公像」が見えます。
織田信長公が居城としていた岐阜城がある金華山へは、岐阜駅・名鉄岐阜駅からバスをご利用ください。
ちなみに、太鼓の達人の楽曲名にもなっている「第六天魔王」は、織田信長公のことです。
2日目の行程
2日目は、岐阜から出発し、mozoワンダーシティ、セガワールド桑名を巡り、帰宅しました。
mozoワンダーシティへと向かうために利用した東海交通事業城北線、セガ桑名へと向かうために利用したJR関西本線および三岐鉄道北勢線についても解説します。
ギャップが多い?東海交通事業城北線
【9:21 岐阜駅前】
おはようございます、2日目スタートです。
昨日とほぼ同じ場所から撮影しました、「黄金の織田信長公像」がよく見えます。
岐阜駅のバスロータリーの近くには、ちょっとした緑地の「やすらぎの里」があります。
これは別日に撮影した写真ですが、岐阜駅での待ち時間が長い方は立ち寄ってゆっくりしてみてはいかがでしょうか?
【9:25 岐阜駅】
目的地の枇杷島駅は普通列車しか停まりませんので、この特別快速は見送ります。
【9:51 枇杷島駅】
一番手前に見ている1両編成の列車が、城北線です。
城北線は、ここ枇杷島駅からJR中央本線が通る勝川駅までを結びます。
これから目指すmozoワンダーシティは、城北線の小田井駅が最寄り駅です。
【10:05 小田井駅】
小田井駅は4階にホームがあるので、見晴らしが良いです。
城北線は、良い意味でギャップがたくさんある路線です。
全線で線路が2本の複線で高架区間も多いので、都心の電車のような雰囲気です。
しかし、城北線は架線から電気を集めて走る電車ではなく、ディーゼルエンジンで動く気動車です。
気動車が走りますので、線路の上には電気を通す架線もなく、より開放的に空を眺められます。
城北線は色々なギャップがあって好きな路線ですし、見晴らしが良い小田井駅も好きな駅です。
城北線もこれまで乗ったことがなかった路線だったので、サブの目的である「乗ったことが無い路線に乗る」をまた達成しました。
駅メモではレーダーで制覇できてしまう城北線ですが、実際に乗ってみて良かったです。
小田井駅や東海交通事業城北線に関する詳しい情報は、こちらでも説明しています。
ドリンク3:mozoワンダーシティ
小田井駅からmozoワンダーシティへと向かい、3個目のドリンクを回収します。
【10:17 mozoワンダーシティ】
小田井駅からmozoワンダーシティまでは徒歩15分ほどで、高速道路の料金所がある位置の下を通る歩道橋を渡ると便利です。
これは、歩道橋から撮影した写真です。
ゲームセンター「セガmozoワンダーシティ上小田井」は、L字型になっている建物の直角部分の4階にあります。(写真はセガ付近から撮影)
歩道橋近くの入口からmozoワンダーシティへ入り、右方向に進みながらエスカレーターを上がっていきます。
オンゲキは、セガの入口から見て左奥にあります。
【10:58 小田井駅入口】
小田井駅に戻る際は、乗り遅れると大変なので時間に余裕を持つことをおススメします。
城北線は、日中帯は50分~1時間間隔での運行なので、乗り遅れたときのダメージが大きいです。
小田井駅は入口からホームまで高低差があるので、移動に時間がかかります。
小田井駅からは、勝川駅、中央本線を経由して、名古屋駅へと向かいます。
城北線の勝川駅から中央本線の勝川駅までは、10分ほど歩きます。
写真奥に見える線路が、中央本線です。
【11:24 勝川駅(JR)】
中央本線の勝川駅の内側には、城北線の線路を敷くスペースが確保してあります。
将来的にJRと東海交通事業の勝川駅を統合する話がありますが、具体的にいつ頃になるかは決まっていません。
【11:30 中央本線(名古屋行)】
名古屋駅まで中央本線に乗っている間、セガ金山の位置情報を車内から取得できます。
途中の金山駅到着前、東海道線と名鉄名古屋本線の線路が近づいた辺りでチェックインボタンを押せば、車内からドリンクが回収できます。
実際にゲーセンに行くこと無く、中央本線内から4個目のドリンクを回収です。
よく止まる?JR関西本線
【11:53 名代きしめん 住よし JR名古屋駅10・11番ホーム店】
昨日と同じ名古屋駅10・11番ホームのきしめん「住よし」で朝食です。
実は朝食を食べていないので、もうお昼ですがこれがこの日最初の食事でした。
10・11番ホームにある店舗できしめんを食べましたが、このホームはこれから利用するホームの隣です。
関西本線が主に発着する12・13番ホームには、きしめん「住よし」が無いからです。
きしめんを食べ終わったのは関西本線の発車3分前でしたが、それでも間に合う距離です。
10・11番ホームのきしめん「住よし」は、階段のすぐ近くにあるのも嬉しい点です。
階段を利用してしまうと12・13番線ホームでは階段がない位置に降りてしまうので、10・11番線の住よしから出て12・13番線へ行きたい場合は近くのエスカレーターをご利用ください。
【12:06 関西本線(快速 亀山行)】
三岐鉄道北勢線へと乗り換えるために、快速 亀山行で桑名駅へと向かいます。
隣に見えている鳥羽方面の快速みえも、名古屋駅を出ますと次は桑名駅に停まります。
とは言え、快速亀山行き、快速みえに限らず特急南紀も、桑名駅に到着するまで何回か停車すると思います。
これは、関西本線が単線であることに関係しています。
単線区間が多い関西本線では、両方向の列車が同じ線路を使用します。
しっかり管理をして列車を運行しないと、どこかで正面衝突を起こす危険性があります。
そのため、途中の弥冨駅などで、反対方向の列車との行き違いを行います。
停車駅でない場所で止まる理由は、この行き違いのためです。
「あれ、動かないね」と言ってる人も居ましたが、何回か止まるのはこんな事情があることを覚えておいていただければと思います。
関西本線の沿線には、「ナガシマスパーランド」や「なばなの里」もあります。
「ナガシマスパーランド」は、日本一距離が長いジェットコースター「スチールドラゴン2000」で有名です。
「なばなの里」は、綺麗なイルミネーションが有名です。
これらを目的地とする旅も、良いと思います!
小さな車両!三岐鉄道北勢線
【12:32 西桑名駅】
三岐鉄道の車両は、よく見る他社の車両に比べて横幅が狭いです。
これは、線路の幅が狭いことが関係しています。
三岐鉄道では、全国でも珍しい線路幅「ナローゲージ」を採用しています。
北勢線の他には、四日市あすなろう鉄道もナローゲージを採用しています。
ドリンク5:セガワールド桑名
穴太駅からセガワールド桑名へと向かい、最後となる5個目のドリンクを回収します。
【12:54 穴太駅】
穴太(あのう)駅に到着しましたが、駅を出るにはひと手間かかります。
乗り鉄☆たびきっぷは自動改札を通らないタイプのきっぷなので、駅の係員に見せて駅の出入りを行います。
しかし、係員が居ない無人駅の穴太駅では、乗り鉄☆たびきっぷを見せる人が居ません。
でも、穴太駅をちゃんと出る方法があります。
答えは、駅に設置されているインターホンです。
ポストと書いてある赤い穴の隣に、きっぷを置くスペースがあります。
インターホン付近を拡大すると、きっぷ置き場がよく見えると思います。
きっぷ置き場に乗り鉄☆たびきっぷの日付が見えるように置いて、インターホンで穴太駅を出たい旨を伝えます。
そうすると、隣の東員駅に居る駅員さんが遠隔で穴太駅の自動改札を操作し、外に出してくれます。
めでたく、穴太駅を出ることができました。
では、ここから徒歩20分ほどかけてセガワールド桑名へと向かいます。
民家が立ち並ぶ街中を抜けると、畑が見える開けた場所に出ます。
途中、農道も通ります。
車を避けるスペースが狭い部分もありますので、十分注意してご通行ください。
【13:15 セガワールド桑名】
ゲームセンター「セガワールド桑名」は、サンシパークと呼ばれる区画の北端に位置します。
オンゲキは、セガワールドの入口を入って左側に見える階段の下のスペースにあります。
サンシパーク内には、伊予製麺やバーミヤンなどの飲食店もあります。
ここで腹ごしらえをするのも良いかもしれません。
帰路
再び穴太駅に戻り、帰路につきます。
駅に入場する際も改札外にあるインターホンで東員駅に居る駅員さんと話して、入場します。
ここからはこれまで説明した路線に乗って帰りますので、色々と割愛してお伝えします。
【15:55 中島駅】
スガキヤを食べ終えてそのまま帰るとあまりにも早かったので、訳もなくあおなみ線で寄り道です。
あおなみ線の終点「金城ふ頭駅」は、「レゴランド・ジャパン」やJR東海の「リニア・鉄道館」の最寄り駅です。
そのため、このようにレゴ仕様の電車も走っています。
【16:34 東海道新幹線(こだま668号 東京行)】
名古屋駅からの帰りも特定特急券を利用して、豊橋駅まで東海道新幹線に乗ります。
【17:02 豊橋駅】
東海道線の浜松行は17:23発なので、21分の待ち時間があります。
この間、豊橋駅周辺をぶらぶらしました。
【17:15 豊橋駅前】
この日は3月1日で満開の時期は過ぎていましたが、豊橋駅前では綺麗な河津桜が見えました。
ぶらぶらしたときに撮った写真をスポット紹介としてまとめ、豊橋駅周辺で利用できる路線について解説した記事はこちらになります。
興味がある方は、是非ご覧ください!
豊橋駅でお土産を購入するなら、坂角総本舗の「ゆかり」がおススメです。
これは先程紹介した記事内でもおススメしていますし、この日は新幹線の乗り場に近い「とよはし情報プラザ」で実際にゆかりを購入しました。
【19:02 熱海駅】
浜松駅で東海道線から「ひかり476号」に乗り換えて、熱海駅に戻ってきました。
サブの目的「なるべく節約する」があったのでこれまでずっと特定特急券(自由席)を利用していましたが、フリー区間外を跨がないのであれば指定席やグリーン席も利用可能です。
券面の下に「海EX予約」と書いてある通り、スマートEXやエクスプレス予約で購入した特急券も利用可能です。(必ず発券をしてください。)
【19:19 熱海駅(スーパービュー踊り子14号)】
小田原駅へと向かう東海道線を待っている間に、たまたまスーパービュー踊り子を見かけました。
スーパービュー踊り子は、2020年3月13日の運転を最後に引退となりました。
これが、営業運転しているスーパービュー踊り子を見た最後の機会でした。
1990年のデビューから30年間、お疲れ様でした。
「スーパービュー踊り子」の後継となる特急が、昨日の熱海駅の部分で紹介した「サフィール踊り子」です。
「スーパービュー踊り子」も豪華な特急でしたが、今年の3月には更に豪華な特急「サフィール踊り子」へとバトンタッチしました。
熱海駅に絡めて「サフィール踊り子」を紹介しましたが、乗り鉄☆たびきっぷでは利用できませんのでご注意ください。
伊豆半島への旅行は、東海バスの一部路線も利用可能な「南伊豆フリー乗車券」をご検討ください。
※旅程によってはフリーパスの方が損をしてしまうかもしれませんので、ご利用の際は十分にご検討いただければと思います。
熱海駅からは東海道線で小田原駅へと向かい、小田急線で町田駅まで移動し、帰宅しました。
長々と旅行の記録を共有させていただきましたが、これにて全行程が終了しました。
お疲れ様でした。
旅程のまとめ
最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました!
特定特急券や乗継割引などの情報、東海地方の各路線の様子、名古屋駅ホームのきしめんに関する情報などがみなさんの今後の旅の参考になったら幸いです。
目的に対する、達成項目をまとめます。
「ドリンクを回収する」:
予定していた全5か所で回収成功!
「乗ったことが無い路線に乗る」:
乗らずに駅メモ内で制覇していた静岡鉄道、東海交通事業城北線に乗車!
「なるべく節約する」:
特定特急券と浜松駅~豊橋駅を東海道線で移動することで、特急券料金を節約!
とても満足な行程でした!
今回紹介した観光スポットは、以下の通りです。(文で触れたのみのスポットも含みます。)
お出かけの参考になれば幸いです。
・リニア・鉄道館(愛知県名古屋市港区)
今回の旅の全行程を、GoogleMyMapsでまとめました。
ご飯を食べるタイミングが不規則なので、そのまま真似されることはおススメしません…
カスタマイズをして、今回の行程が皆さんの今後の行程を組む助けとなれば嬉しいです。
全行程(GoogleMyMaps)
今回の旅の全行程と、周辺の観光スポットを紹介しています。
ダイヤ改正や臨時ダイヤなどの理由により、この行程を完全に再現できない可能性があります。
予め、ご了承ください。
路線を表す線の描画が正確ではないですが、ご容赦ください。
*1:
◆サフィール踊り子について(元の位置に戻るためには、*1をクリックorタップ)
サフィール踊り子は、東京駅・新宿駅から熱海駅、JR伊東線・伊豆急行線を経由して伊豆急下田駅までを結ぶ特急電車です。
全車両がグリーン車の豪華な車両で、1列に2席しかなく広々とした空間でくつろげる「プレミアムグリーン席」、グループで心置きなく楽しめる「グリーン個室」、車内でラーメンが楽しめる「ヌードルバー」(4号車)などの設備があります。
写真に写っている座席は、プレミアムグリーン席です。
*2:
◆明治日本の産業革命遺産について(元の位置に戻るためには、*2をクリックorタップ)
世界遺産リストに登録されている正式名は、「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」です。
駿豆線の韮山駅が最寄り駅である静岡県の「韮山反射炉」、軍艦島でお馴染みの長崎県の「端島炭鉱」、スペースワールドでも馴染みのある福岡県の「官営八幡製鐵所旧本事務所」などが構成資産になっています。
このように、異なる地域に点在する資産を1つの遺産として登録する方法を「シリアル・ノミネーション」といい、その世界遺産は「シリアル・ノミネーション・サイト」と呼ばれます。
*3:
◆線路幅について(元の位置に戻るためには、*3をクリックorタップ)
線路幅のことを、ゲージ(gauge)と言います。
Nゲージで聞き慣れている方は多いかもしれません。
日本の多くの鉄道では、狭軌(1,067mm)が採用されています。
全ての新幹線や京成電鉄・京浜急行電鉄などは、標準軌(1,435mm)を採用しています。
他にも、馬車軌道と呼ばれる1,372mmのゲージもあります。
スポット紹介:駿府城跡(静岡県)
静岡駅・新静岡駅に近い、駿府城跡の東御門付近で見られる景色を共有します。
※記事内の写真は、2020年2月29日に撮影しました。
こちらのツイートを詳しく見ていきます。
#スポット紹介 駿府城跡(静岡県静岡市葵区)
— こさいん@駅メモで全国制覇を目指す(7,579駅/9,323駅) (@cosine_travel) 2020年4月27日
静岡駅から徒歩15分ほどで、徳川家康公が晩年を過ごした駿府城に到着です。
近くには、遊歩道「家康公の散歩道」も整備されています。
東海道中膝栗毛の弥次さん喜多さんの像もあります。
静岡に来た際は、是非お立ち寄りください!#静岡県 #駿府城 pic.twitter.com/5GthI5fYvX
はじめに
時間をかけて観光できるのが一番良いですが、あまり時間を割けないこともあると思います。
少しの時間の観光であっても、施設の名前や周辺の情報が分かると楽しさが増すかもしれません。
この記事は、「駿府城跡には立ち寄りたいけど、あまり時間が割けない」といった状況の方をイメージして書いています。
駿府城跡の中心部である駿府城公園に入らずとも、なるべく楽しめる情報をお届けします。
また、駿府城の最寄り駅である新静岡駅を走る静岡鉄道では、「shizuoka rainbow trains」が運行されています。
異なった7色の電車が運行されており、それぞれの色にモチーフがあることを旅行日には知りませんでした。
この情報も当日知っていたら面白かったと思うので、併せて共有します。
「駿府城跡」の概要
JRの静岡駅から徒歩15分ほど、静岡鉄道の新静岡駅からは徒歩8分ほどで到着です。
静岡鉄道が通る静岡市清水区はちびまる子ちゃんの舞台となっているので、ちびまる子ちゃんラッピングの電車も走っています。
新静岡駅の待合室には、新型車両A3000形電車の模型があります。
A3000形の一部の編成は「shizuoka rainbow trains」のコンセプトで作られており、7色あります。
例えば、この「Natural Green」カラーのA3000形は、静岡のお茶をモチーフにしています。
その他の色*1も、桜エビやみかんなど静岡県の名物をモチーフにしたカラーとなっています。
待合室は改札の横にありますので、気になる方は是非撮影してみてください!
静岡鉄道は、「JR東海&16私鉄 乗り鉄☆たびきっぷ」でもご利用になれます。
JR東海道本線から静岡鉄道へ乗り換える場合は、草薙(くさなぎ)駅が便利です。
乗り鉄☆たびきっぷに関してはこちらの記事で長めに解説しています。
駿府城は、3重の堀(外堀、中堀、内堀)を持つ構造で、城内の敷地は外側から三の丸、二の丸、本丸となっています。
外堀の内側にある「三の丸」の跡地には、警察や病院などの公共施設、学校などが建てられています。
中堀の内側にある「二の丸」と「本丸」の跡地は、「駿府城公園」として整備されています。
駿府城の外堀(三の丸堀)です。
奥に見える建物は、静岡県庁です。
この外堀を越えると、三の丸跡地に入ります。
静岡県庁も、三の丸跡地に建てられています。
駿府城の中堀(二の丸堀)です。
橋を渡った先の門が東御門(ひがしごもん)、手前に見えている建物が巽櫓(たつみやぐら)です。
巽櫓の内部は資料館になっているそうです。
東御門をくぐると、「駿府城公園」の敷地に入ります。
二の丸堀沿いには、遊歩道「家康公の散歩道」も整備されています。
甘夏みかんの木も植えられています。
「家康公の散歩道」には、東海道中膝栗毛でお馴染みの「弥次さん喜多さん」の像もあります。
像の隣には、弥次さん喜多さんと十返舎一九に関するエピソードが書かれたプレートがあります。
現在の静岡市葵区付近にあたる府中宿は、東海道五十三次で19番目の宿場でした。
駿府城跡に立ち寄った前後の行程は、こちらの記事で紹介しています。
かなり長くなりますので、お時間のあるときにご覧ください!
少ししか紹介できませんでしたが、参考になれば幸いです。
静岡に来た際は、駿府城跡に立ち寄ってみてください!
「駿府城跡」の所在地
日本全国旅行スポット紹介の、「駿府城跡」と「新静岡駅」付近に拡大した地図を埋め込んでいます。
適宜、拡大・縮小をして位置をご確認ください。
「駿府城跡」へのアクセス(Google マップ)
みなさんの現在地から、駿府城跡までのルート案内が表示されます。
※PCで閲覧されている場合は、現在地と違う場所が示されている場合があります。
*1:
◆静岡鉄道A3000形について(元の位置に戻るためには、*1をクリックorタップ)
静岡鉄道A3000形に使われている色とモチーフになった静岡県の名物は以下の通りです。
「Passion Red」 : いちご
「Pretty Pink」 : 桜エビ
「Brilliant Orange Yellow」 : みかん
「Fresh Green」 : 山葵(わさび)
「Natural Green」 : お茶
「Clear Blue」 : 富士山
「Elegant Blue」 : 駿河湾
詳しくは、静岡鉄道公式のA3000形特設サイトもご覧ください。
https://www.shizuoka-rainbow.jp/