駅メモで全国を旅するブログ

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日本全国を旅した記録を、豆知識などを交えてお伝えします。

リベンジ成功?江ノ島を目指して、境川沿いを歩いてみた話

【本記事の概要】

東京都と神奈川県の県境付近を通り、江ノ島付近に流れ出る「境川」を歩いたときの記録を共有します。

川沿いの風景や、境川と交差する鉄道に関する情報などを説明します。

 

※記事内の写真は、2019年1月13日に撮影しました。

 

 

 

ご覧いただきまして、ありがとうございます!

この記事では、町田市や江ノ島付近を流れる「境川」を歩いた記録を共有します。

 

鉄道旅ではないですが、たまには毛色の違う記事も書いてみます。

 

ウォーキングは健康に良いことです。

川の音を聴きながら歩くとリラックス効果もあって、川沿いを歩くのは精神衛生上とても良いことだと思います。

新型コロナウイルスの影響で遠出するが難しい状況ですが、近所の川沿いを歩くなら比較的安心・安全な楽しみ方と思います。

 

この記事では、町田駅前から境川沿いを歩いて江ノ島方面を目指したウォーキングの記録を共有します。

ウォーキングは体力的や時間的に大変な部分も多いので、今回紹介するコースをサイクリングしてみるのも良いかもしれません。

 

境川流域には様々な自治体がありますが、本記事では便宜的に町田市エリア、大和市エリア、藤沢市エリアに大別します。

 

 

 

 

はじめに

 

境川を歩こうと思ったきっかけは、小学生時代まで遡ります。

 

小学校4年生の夏休みの自由研究で、同じく町田駅前から江ノ島を目指して境川を歩いたことがあります。

自由研究としては川や橋の写真を撮って模造紙にちょっとした説明を記載する形で、今回の記事と似たようなことをやっていました。

15年ほど前なのでもちろんスマホは無く、「写ルンです」で撮った写真を現像していました。

 

このときは藤沢付近でリタイアしてしまい、別の日に藤沢付近から再スタートして江ノ島までゴールしました。

 

今では、当時よりも体力もありますし、小学校4年生のときのリベンジを果たそうと思い立ちました。

今回は、途中でリタイアせずに1日で町田駅前から江ノ島までを歩き切ることが目標です。

片瀬江ノ島駅からは、特急ロマンスカー「メトロえのしま」で帰ってくる予定としました。

 

それでは、順を追って共有していきます。

途中、駅メモ的な解説も入りますが、よく分からない方は読み飛ばしていただいて大丈夫です!

 

果たして、小学校4年生のときのリベンジは成功したのでしょうか…

 

 

 

町田市エリア

 

ウォーキングの様子を共有する前に、境川について軽く説明をします。

 

境川の名前は、相模国武蔵国の国境付近を流れていたことに由来します。

今でも藤沢市付近の下流部を除いて、境川のほぼ全区間自治体の境目となっています。

源流は、町田市の西端付近にある草戸山にあります。

 

今回は源流付近からではなく、途中の町田駅前から江ノ島を目指します。

 

【11:08 JR町田駅前】

横浜線町田駅中央南口を出てすぐの位置に境川が流れています。

江ノ島に向けて、ここからスタートです。

 

写真に写っているのは、小田急小田原線の線路(町田駅相模大野駅)です。

走っている電車は、小田急ロマンスカー60000形MSEです。

隣の相模大野駅からは小田急江ノ島線が伸びており、今回は概ね小田急江ノ島線に沿って歩いていく形になります。

 

右側に見えている螺旋状の建物は、ヨドバシカメラの立体駐車場に入るためのスロープです。

かつてはループの真ん中を県境が通っていたので、カーナビが「神奈川県です」「東京都です」とよく喋りました。

現在では県境が変わっており、ヨドバシカメラは立体駐車場も含めてすべて東京都町田市の敷地内になっています。

 

【11:14 親水広場(町田市)】

途中、原町田青空ひろば付近にある親水広場では、川のすぐ側まで下りることができます。

 

鶴金橋付近では、町田、成瀬、つきみ野の反復横跳び*1が可能です。

※画面はアプリ「最寄り駅サーチ」のものを使用しています。

 以降の反復横跳びポイントの紹介も同様です。

 

【12:01 南町田駅(現・南町田グランベリーパーク駅)】

しばらく歩くと、南町田グランベリーパーク付近に差し掛かります。

この日は川から離れて、建設中の駅や建物を見てみることにしました。

 

建設中の駅はこのようになっていました。

南町田駅として営業は続けつつ、一部は覆われています。

 

写真の左側が南町田グランベリーパーク駅、右側が多くの商業施設があるメインエリアです。

奥には、大型家具やインテリア用品などが購入できる「ニトリ」も見えています。

 

【12:25 鶴間公園付近】

鶴間公園付近では、このような光景も見られました。

現在では、「Hillside Villa」と呼ばれるエリアになっています。

 

ずっと川沿いを歩いていたらこのような工事現場は見られなかったので、寄り道をしてみて良かったです。

完成後の南町田グランベリーパークは、こちらの記事で紹介しています。

 

 

大和市エリア

 

南町田グランベリーパークを過ぎると、境川大和市付近を流れます。

 

大和橋付近では、つきみ野、南町田グランベリーパーク、鶴間の反復横跳びが可能です。

 

【13:25 相鉄本線瀬谷駅大和駅)】

しばらく歩くと、相鉄本線の線路が見えます。

相鉄(相模鉄道)は、神奈川県内のみを走行するので都心の方にはあまり馴染みのない鉄道会社だったかもしれません。

しかし、2019年11月30日に相鉄新横浜線が新たに開業し、JR埼京線との直通運転が始まったことで都心でも相鉄線の車両を見る機会が増えました。

 

新たに開業した相鉄新横浜線の羽沢横浜国大駅は、こちらの記事にて紹介しています。

 

厚木街道の境橋付近では、大和、瀬谷、桜ヶ丘の反復横跳びが可能です。

 

【14:16 東海道新幹線(新横浜駅小田原駅)】

上和田団地付近では、東海道新幹線が見られます。

今日6月13日には、東海道新幹線の新型車両「N700S」の内部が報道陣向けに公開されていましたね。

現在では新横浜駅小田原駅は隣駅ですが、将来的には倉見駅*2を設置する構想もあるそうです。

 

そろそろ、膝に違和感を感じるようになってきました…

 

新幹線の下をくぐって次の端である「緑橋」付近には、ディスカウントスーパーの「オーケー大和店」があります。

昼飯を食べていなかったので、ここで調達することにします。

 

 

藤沢市エリア

 

オーケー大和店を過ぎたあたりから、境川藤沢市付近を流れます。

 

大和市に入ってからは、反復横跳びポイントが2か所あります。

高座渋谷、長後、いずみ中央のポイントと、いずみ中央、長後、ゆめが丘のポイントです。

前者は少し距離があって大変かもしれません。

 

途中にある上原公園で、先程オーケー大和店で買った昼食を食べます。

小学校4年生のときも、この公園で休憩をした気がします。

 

【15:36 相鉄いずみ野線横浜市営地下鉄ブルーライン

上原公園からすぐの地点には、境川遊水地公園があります。

奥に見えるのが相鉄いずみ野線ゆめが丘駅湘南台駅)、手前に見えるのが横浜市営地下鉄ブルーライン下飯田駅湘南台駅)です。

 

ブルーラインはここから戸塚駅桜木町駅などを経由して、東急田園都市線も通るあざみ野駅へと向かいます。

相鉄いずみ野線は、先程紹介した相鉄本線二俣川駅で合流します。

どちらの路線も、写真の左側方向にある湘南台駅が終点です。

 

そろそろ、足の痛みが強くなってきました…

 

【16:26 善行駅付近】

残念ながら、この辺りでリタイアです。

足もあまり動かなくなってきましたし、ここから江ノ島まで行くのは不可能と判断しました。

時間をかければ不可能ではないですが、江ノ島まで歩き切ることよりも「メトロえのしま」に乗って帰ることを優先して断念します。

 

ちなみに、写真中央に見えている塔のような建物は、横浜薬科大学の図書館棟だそうです。

 

小田急江ノ島線に乗っていると気付きませんが、善行駅付近では割と高い位置を走行しているようです。

境川沿いから善行駅まで歩くと、かなり坂が多いことに気付きました。

 

【16:59 善行駅

主に上り坂が多く高低差のある道を歩き、善行駅に到着です。

疲労が溜まっている足にはダメージが大きかったです…

境川沿いの写真で善行駅付近と書きましたが、30分以上かかりましたね。

 

善行駅からは小田急江ノ島線藤沢駅へと向かい、特急ロマンスカー「メトロえのしま」を待機します。

境川を歩いている途中に、片瀬江ノ島駅からだった予約を藤沢駅からに変更していました。

 

「メトロえのしま」は、江ノ島線を走るロマンスカーで唯一大和駅を通過する珍しいタイプの停車パターンです。

疲れたから早く帰りたかったのもありますが、大和駅を通過するところを見てみたかったのも善行駅で早々と切り上げた理由です。

 

【17:24 特急ロマンスカー メトロえのしま90号 北千住行】

藤沢駅から相模大野駅までの短い乗車でしたが、疲れた足にはありがたいです。

 

いつもは相模大野駅に着いてから席を立つくらいですが、この時は足が全然動かないので余裕を持って東林間駅を通過している間に降りる準備をしました。

 

この先は特にお伝えするポイントが無いので、これにて終わりとします。

 

 

まとめ

 

ここまで読んでいただきまして、ありがとうございました!

結局、小学校4年生のときにリタイアした地点よりも手前でリタイアする形となりました…

 

今回の敗因は、

 

・出発する時間が遅かった

・ペース配分を間違えた

 

ですね。

小学校4年生のときよりも2時間くらいスタートは遅かったと思いますし、「メトロえのしま」に乗ることを目指して序盤はかなりのハイペースでした。

もうちょっと早く出発して、あまり急ぎ過ぎずに歩けば江ノ島まで行けるんじゃないかと思ってます。

 

ちなみに、境川を歩いたときのメモリールートがこちらです(ルートキー:ezchxw68)。

 

藤沢まで歩いたと書いてありますが、実際に歩いたのは、善行駅までですね。

 

記念用に作ったものでクリア者が現れることは想定していませんでしたが、1人の方がクリアしてくれています。

ありがたいことです。

 

今後、境川沿いのウォーキングでリベンジが成功したら改めて記事を書こうと思います。

 

ちなみに、小田急江ノ島線沿いを歩いてボロボロになった足ですが、翌日に箱根に行って湯治をしました。

翌日ですのでまだ痛みましたが、明らかに足が楽になりました。

自然治癒によるところもあったかもしれませんが、きっと箱根の温泉効果ですね。

 

地元感が溢れており、多くの方にとっては馴染みのない記事だったかもしれません。

南町田グランベリーパークに遊びに来た際や東海道新幹線境川を通過した際に、この記事を思い出していただけたら幸いです。

 

境川を歩いた全行程は、以下の通りです。

記事内で紹介できなかった細かいルートなども表現しています。

ある程度粗目にプロットされている点はご容赦いただきたいですが、概ね正確に表現しています。

 

 

全行程(GoogleMyMaps)


 

2019年1月13日の全行程です。
適宜、拡大・縮小をして位置をご確認ください。

 

 

*1:

◆反復横跳びについて(元の位置に戻るためには、*1をクリックorタップ)

 

駅メモ内で異なる駅情報が取得できる領域間を行ったり来たりする行為をいいます。

実際に反復横跳びをする訳ではありません。

「駅へのアクセス回数に応じた称号を早く取得できる」、「駅メモ内のイベントを有利に進められる」などの利点があります。

 

*2:

倉見駅について(元の位置に戻るためには、*2をクリックorタップ)

 

倉見駅はJR相模線の駅です。

現在はJR相模線のみが通る倉見駅に、東海道新幹線相鉄いずみ野線が接続する構想があります。

 

スポット紹介:沢入駅(群馬県)

群馬県みどり市にある「沢入駅」のご紹介です。

ぐんまワンデー世界遺産パスでわたらせ渓谷鐵道に乗車できる区間の北端である、沢入駅の周辺の様子を共有します。

 

※記事内の写真は、2019年9月28日に撮影しました。

 

 

こちらのツイートを詳しく見ていきます。

 

 

 

 はじめに

 

草津温泉世界遺産富岡製糸場」などがある群馬県内をお得に観光できる「ぐんまワンデー世界遺産パス」がJR東日本から発売されています。

フリーエリア内にあるJR駅の指定席券売機などで購入できて、有効期間は1日(4月~9月の間)、大人1人で2,240円です。

 

草津温泉富岡製糸場からは程遠いですが、ぐんまワンデー世界遺産パスで「わたらせ渓谷鐵道」を利用した場合は、途中の沢入(そうり)駅までがフリーエリアになります。

沢入駅の周辺では、どんな景色が見られるのでしょうか?

 

この記事では、ぐんまワンデー世界遺産パスでわたらせ渓谷鐵道に乗車できる区間の北端である、沢入駅の周辺の様子を共有します。

折り返しの列車を待つ間の過ごし方の参考になれば、幸いです。

 

※以降、「わたらせ渓谷鐵道」は「わ鉄」と表記します。

 

 

 

 「沢入駅」の概要

 

わ鉄は、桐生駅ではJR両毛線と、相老(あいおい)駅では東武桐生線と接続します。

沢入駅まで、桐生駅からは1時間15分ほど、相老駅からは1時間ほど列車に揺られて到着です。

 

桐生駅では両毛線とホームを共用しているので、乗り換え*1が便利です。

 

わ鉄の走行区間は、南側が群馬県、北側が栃木県となっています。

沢入駅は群馬県区間の北端なので、ぐんまワンデー世界遺産パスのフリーエリアも沢入駅までとなっています。

 

沢入駅の先にある、原向駅間藤駅は栃木県となります。

足尾銅山の歴史が学べる施設「足尾銅山観光」がある通洞駅*2も、栃木県にあります。

 

※ぐんまワンデー世界遺産パスで通洞駅など栃木県内にあるわ鉄の駅をご利用の際は、沢入駅からの運賃が別途必要となります。

沢入駅から桐生駅方面に帰る際は、乗車時に必ず整理券をお取りください。

フリーエリア内から乗車したことを証明するために、ぐんまワンデー世界遺産パスを持っていても整理券をお取りください。

 

沢入駅のホームに立つと、森の中に居るような感覚になります。

右側に映っている列車は「トロッコわたらせ渓谷号」です。

※ぐんまワンデー世界遺産パスでは、トロッコ列車はご利用になれません。(別途、乗車券・整理券が必要です。)

 

ホームには花壇もあり、自然豊かで素敵な駅です。

 

駅前を出て右側(南側)に25分ほど歩くと、わ鉄と渡良瀬川が綺麗に見渡せるポイントがあります。

そのポイントまで歩いた様子を共有します。

駅を出たのは14:28頃でしたので、時間も記載します。

 

駅前の道を南側に進んで少しすると、車が通れないような細い道と車も通れる広い道の2方向に分かれる地点があります。

こちらは、太い道の方を進んでください。

太い道を進んだ先にある橋を渡って、わ鉄の線路沿いに歩いていきます。

 

【14:40】

途中、駐車スペースのような開けた場所があります。

そこからは、わ鉄の鉄橋が近くに見えます。

 

【14:45】

わ鉄の線路の下をくぐって、少し進むと大きなパイプが見えます。

こちらは、沢入発電所の導水管です。

沢入発電所は、群馬県企業局が管轄する水力発電所です。

 

【14:48】

沢入発電所から歩いて数分で、目的地に到着です。

緑の多い景色にも癒されますが、力強い水の音も心地良いです。

右下に見えている施設も、沢入発電所のものです。

 

タイミングが合えば、わ鉄が鉄橋を渡るシーンを撮影できます。

写真に写っている車両は「トロッコわっしー号」です。

※ぐんまワンデー世界遺産パスでは、トロッコ列車はご利用になれません。(別途、乗車券・整理券が必要です。)

 

早めに歩いているので沢入駅から20分で到着しましたが、25分ほどの余裕を見ておいた方が良いかもしれません。

また、道を歩く際は往来する車にご注意ください。

落石注意の看板もありましたので、落石にもお気を付けください。

 

時間があったので沢入発電所付近まで歩きましたが、駅から5分ほど北側に歩いた地点からも渡良瀬川がご覧になれます。

川のすぐ隣に線路がありますので、鉄道写真の撮影スポットに良さそうです。

この日も2人ほど撮影をされていました。

 

沢入駅で折り返しの列車を待つ時間は1時間ほどでしたが、沢入発電所付近との往復などこれらの写真を撮影する時間でちょうど良い感じでした。

沢入駅周辺での過ごし方の参考になれば幸いです。

 

わ鉄沿線には、沢入駅以外にも見どころがあります。

先程紹介した足尾銅山も含めて、わ鉄沿線の見どころの一部を紹介します。

※実際に立ち寄ってはいないので、名前だけの紹介に留めます。

 

通洞駅 : 足尾銅山観光

神戸駅 : 列車レストラン「清流」(ちなみに、神戸は「ごうど」と読みます。)

水沼駅 : 水沼駅温泉センター

 

是非、自然豊かな渡良瀬川沿いを走る「わ鉄」に乗って、沢入駅へお越しください!

 

 

 

 「沢入駅」の所在地

 

日本全国旅行スポット紹介の、「沢入駅」付近に拡大した地図を埋め込んでいます。

適宜、拡大・縮小をして位置をご確認ください。

 

 

 

 

 「沢入駅」へのアクセス(Google マップ

 

みなさんの現在地から、沢入駅までのルート案内が表示されます。

※PCで閲覧されている場合は、現在地と違う場所が示されている場合があります。

 

 

*1:

◆わ鉄との乗り換えについて(元の位置に戻るためには、*1をクリックorタップ)

 

桐生駅でわ鉄と対面で乗り換えが可能なのは、両毛線の栃木・小山方面の下り列車です。

伊勢崎・前橋方面の上り列車は写真右端に見えている隣のホームに到着しますので、わ鉄へのお乗り換えは階段を使う必要があります。

 

相老駅でも、わ鉄と東武桐生線の乗り換えは便利です。

歩道橋に隣接した階段を渡って、隣のホームに移動します。

 

*2:

足尾銅山観光の最寄り駅について(元の位置に戻るためには、*2をクリックorタップ)

 

わ鉄には足尾駅もありますが、足尾銅山の関連施設は通洞駅の方が便利です。

通洞駅から足尾銅山観光までは、徒歩6分ほどです。

 

スポット紹介:大手町のダイヤモンドクロス(愛媛県)

愛媛県松山市にある「大手町のダイヤモンドクロス」のご紹介です。

日本ではここでしか見られない、路面電車と普通鉄道が平面交差する様子をお届けします。

 

※記事内の写真は、2019年9月23日に撮影しました。

 

 

こちらのツイートを詳しく見ていきます。

  

 

 

 

 はじめに

 

踏切で「車」が「電車」の通過を待つ光景は、よく見られる光景かと思います。

では、踏切で「電車」が「電車」の通過を待つ光景は見たことがありますか?

 

愛媛県松山駅周辺を旅行される方に、是非見てほしいポイントがあります。

それが今回ご紹介する「大手町のダイヤモンドクロス」です。

 

タイミングが合えば、路面電車(市内電車)が車と同じように踏切で普通鉄道(郊外電車)の通過を待つ様子が見られます。

日本では、ここだけでしか見られない光景です。

 

JRの松山駅から近い位置にありますので、JRの列車が発車するまでの待ち時間などのちょっとした時間を過ごすのにおススメです!

 

※公式ホームページや地元の方の呼称にならって、以降は下記の通りに表記します。

伊予鉄路面電車 → 市内電車

伊予鉄高浜線横河原線郡中線 → 郊外電車

 

 

 

 「大手町のダイヤモンドクロス」の概要

 

伊予鉄大手町駅です。

大手町駅は、市内電車と郊外電車が接続する駅の1つ*1です。

JRの松山駅からは市内電車で1駅です。

徒歩でも、JRの松山駅の改札から大手町駅へは8分ほどで到着します。

 

市内電車は道後温泉へ向かう乗客で混雑することもありますので、JRの松山駅から大手町駅へ向かう際は徒歩での移動もご検討ください。

 

JRの松山駅前の様子です。

この地点から、松山駅の改札までは徒歩4分ほど、大手町駅までも同じく徒歩4分ほどです。

 

写真の右奥に見えるいるのは、市内電車のJR松山駅前電停です。

JRの松山駅から伊予鉄のJR松山駅前電停までは、地下通路を通っての連絡です。

写真の手前側が、大手町駅方向になります。

 

こちらが、「ダイヤモンドクロス」です。

ほぼ直角に交差する2本の線路に挟まれた空間が菱形(ダイヤ)になるので、ダイヤモンドクロスと呼ばれます。

 

市内電車です。

大手町駅前電停では、1系統(環状線時計回り)、2系統(環状線反時計回り)、5系統(JR松山駅前電停~道後温泉電停)がご利用になれます。

JRの松山駅から道後温泉に向かう際は、市内電車の5系統をご利用ください。

 

車両の側面に掲示されている一六タルト*2の広告が印象的です。

 

郊外電車(高浜線)です。

松山の中心部にある松山市駅からは、郊外電車の3路線(高浜線横河原線郡中線)が利用できます。

高浜線横河原線を走るほぼ全ての電車は直通運転を行っていて、高浜線横河原線で1つの路線のような運行形態になっています。

 

ここまで市内電車と郊外電車が別々に写っている写真を紹介してきました。

ダイヤモンドクロスの面白いところは、これらが同時に撮影できることです。

 

こちらが、市内電車が踏切の前で郊外電車の通過を待つシーンです。

タイミングよく撮影することができました!

 

このシーンを撮影したい方は、郊外電車が大手町駅を発着する時刻から狙いを定めることをおススメします。

市内電車は5分間隔で大手町駅前電停を発着しますので、高確率で郊外電車の通過待ちをするはずです。

市内電車が走る大通りは見通しが良いので、郊外電車とタイミングよく撮影できそうな市内電車を目視で確認できます。

 

今日6月10日は、6(ろ)10(でん)の語呂合わせで、路面電車の日です。

そのため、路面電車と普通鉄道が平面交差する大手町のダイヤモンドクロスを紹介させていただきました。

 

松山周辺を旅行する際は、日本で唯一の光景が見られる大手町のダイヤモンドクロスを是非ご覧ください!

 

 

 

 「大手町のダイヤモンドクロス」の所在地

 

日本全国旅行スポット紹介の、「大手町のダイヤモンドクロス」付近に拡大した地図を埋め込んでいます。

適宜、拡大・縮小をして位置をご確認ください。

 

 

 

 

 「大手町のダイヤモンドクロス」へのアクセス(Google マップ

 

みなさんの現在地から、大手町のダイヤモンドクロスまでのルート案内が表示されます。

※PCで閲覧されている場合は、現在地と違う場所が示されている場合があります。

 

 

*1:

◆市内電車と郊外電車の乗り換えについて(元の位置に戻るためには、*1をクリックorタップ)

 

伊予鉄の市内電車と郊外電車が接続する駅は、大手町駅と古町(こまち)駅です。

古町駅では、市内電車と郊外電車がXの形にクロスする平面交差が見られます。

 

*2:

◆一六タルトについて(元の位置に戻るためには、*2をクリックorタップ)

 

一六タルト(いちろくたると)は、愛媛県の銘菓です。

名前にタルトとありますが、サクサクのタルト生地は使われておらず、ロールケーキに近い形をしています。

柚子や宇治抹茶など、様々な味の一六タルトがあります。

 

スポット紹介:洗足池公園(東京都)

東京都大田区にある「洗足池公園」のご紹介です。

東急池上線洗足池駅を降りてすぐに見られる、自然豊かな景色を共有します。

 

※記事内の写真は、2019年2月10日に撮影しました。

 

 

こちらのツイートを詳しく見ていきます。

 

 

 

 はじめに

 

「どこかに出掛けたいけど、目的地が決まらない…」という方は多いかもしれません。

そんなとき、東京近郊の方なら「東急線ワンデーパス」で色々な場所をぶらぶらしてみてはいかがでしょうか?

東急線ワンデーパスは、680円で東急電鉄の路線が1日乗り放題です。

 

今回は、東急線ワンデーパスで巡れるスポットの1つである「洗足池公園」を紹介します。

 

 「洗足池公園」の概要

 

洗足池公園は、東急池上線の「洗足池駅」から徒歩1分ほどです。

写真は、洗足池駅ではなく「蒲田駅」です。

蒲田駅から洗足池駅までは8駅で、15分ほどで到着します。

 

蒲田駅東急線ホームでは、東急多摩川線東急池上線が発着します。

蒲田駅から洗足池駅に行きたい場合は、必ず「五反田行」の電車をご利用ください。

 

洗足池駅の改札を出てすぐの横断歩道を渡ると、池のほとりに到着です。

池の周りには、ほぼ全区間で遊歩道が整備されています。

散歩をしながら、洗足池の色々な姿を眺められます。

 

池のほとりを時計回りに進むと、池月橋(いけづきはし)に差し掛かります。

写真の中央に見える赤い建物は、厳島神社(後述)です。

 

池月とは、源頼朝が大切にしていた馬の名前です。

源頼朝が洗足池のほとりで休んでいた際に、野生の馬が現れたそうです。

その馬の毛並みや斑点が池に映る月の様だったので「池月」と名付けられ、源頼朝の愛馬となりました。(諸説あります)

 

厳島神社付近から見た、洗足池駅方面の景色です。

 

厳島神社は、赤い大鳥居がある広島県宮島の総本社が有名かと思います。

全国には厳島神社の名を冠する神社が500社ほどあり、洗足池にある厳島神社もその1つです。

御祭神は、宗像三女神*1の1柱である「市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)」です。

 

池の東端には、桟橋もあります。

撮影したのは西日が強い15時半ごろでしたので、植物や水面が特に綺麗に眺められました。

 

桟橋の上に立つと、池に浮いているような感覚です。

 

この桟橋から更に時計回りに進むと、勝海舟夫妻の墓や西郷隆盛留魂碑があります。

勝海舟は洗足池の景色が気に入り、晩年は洗足池のほとりに建てた邸宅で過ごしました。

西郷隆盛留魂碑は、西郷隆盛西南戦争で亡くなった際に勝海舟が自費で建てたものです。 

 

勝海舟夫妻の墓の近くには、勝海舟記念館もあります。

勝海舟記念館付近には池に沿った道はありませんが、道路を歩いていくと洗足池駅の近くに出ます。

 

洗足池は、源頼朝勝海舟にも縁があり、厳島神社もあり、駅近で綺麗な風景が楽しめる場所です。

東急沿線をぶらり旅する際は、勝海舟も愛した洗足池公園に立ち寄ってみてください!

 

 

 

 「洗足池公園」の所在地

 

日本全国旅行スポット紹介の、「洗足池公園」付近に拡大した地図を埋め込んでいます。

適宜、拡大・縮小をして位置をご確認ください。

 

 

 

 

 「洗足池公園」へのアクセス(Google マップ

 

みなさんの現在地から、洗足池公園までのルート案内が表示されます。

※PCで閲覧されている場合は、現在地と違う場所が示されている場合があります。

 

 

*1:

宗像三女神について(元の位置に戻るためには、*1をクリックorタップ)

 

宗像三女神(むなかたさんじょしん)は、市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)、田心姫命(たごりひめのみこと)、湍津姫命(たぎつひめのみこと)の3柱を指します。

宗像三女神は3柱合わせて祀られることが多いですが、市杵島姫命のみを祀る洗足池の厳島神社宗像大社辺津宮田心姫命のみを祀る宗像大社沖津宮のように、1柱のみで祀られる場合もあります。

 

ちなみに、柱(はしら)は神様を数える単位です。

 

「乗り鉄☆たびきっぷ」で行く東海旅行記(ゲーセン編)

【本記事の概要】

駅メモのイベント攻略を目的として、「JR東海&16私鉄 乗り鉄☆たびきっぷ」で東海地方のゲームセンターを巡った記録を共有します。

ゲームセンターだけでなく、観光や鉄道に関する説明も付け加えた1泊2日の旅行記です。

 

 

 

ご覧いただきまして、ありがとうございます!

この記事では、「JR東海&16私鉄 乗り鉄☆たびきっぷ」(以下、乗り鉄☆たびきっぷと記載)で東海地方を巡った記録を共有します。

 

今回の旅をした目的は、ゲームアプリ「駅メモ」内のイベントを有利に進めるためです。

しかし、記事内では周辺の観光スポットも紹介しています。

駅メモをプレーされていない方にとっても参考となれば嬉しいです。

 

今回使用した「乗り鉄☆たびきっぷ」は、東海地方を走る多くの路線が2日間乗り放題になるフリーパスです。

静岡鉄道や東海交通事業などを含む16社の私鉄線もフリー区間に含まれ、東海道新幹線の一部区間も「こだま」「ひかり」に限り4回まで利用できます。

※写真は、乗り鉄☆たびきっぷの新幹線乗車用の券で、本体はこの後紹介します。

 

本記事は、乗り鉄☆たびきっぷの詳細が分からなくとも楽しめる構成を心がけています。

乗り鉄☆たびきっぷの詳細が気になる方は、こちらをご覧ください。 

 

それでは、旅の記録を順を追って共有していきます。

 

 

 

この旅をした理由

 

先程も記載した通り、この旅をした理由は「ゲームアプリ内のイベントを有利に進めるため」です。

 

スマホのゲームアプリ「駅メモ」内では、セガ音楽ゲーム「オンゲキ」とのコラボイベントが開催されています。

(現在は、新型コロナウイルスの影響により休止中)

 

日本各地で指定されているゲームセンターを巡ることで、イベントを進めるのに有利なアイテム「ジュエルブーストドリンク(以下、ドリンクと記載)」が貰えます。

 

今回の旅は、東海地方のゲーセンを巡って「ドリンクを回収する」ことが目的です。

 

スケジュールに余裕があったので、「乗ったことが無い路線に乗る」「なるべく節約する」こともサブの目的としました。

この文だけではイメージが湧かない方も居ると思いますが、旅の記録を共有をする中で解説していきます。

 

ゲーセンの話題だけでは飽き飽きしてしまう方も多いと思いますので、しっかりと周辺の観光についても説明します。

駅メモをプレーされている方は、オンゲキコラボイベントが再開したら参考にしていただけると嬉しいです!

 

それでは、旅の記録を共有していきます!

 

 

1日目の行程

 

1日目は、町田から出発し、サントムーン柿田川駿府城アクアウォーク大垣を巡りました。

途中、特定特急券に関する解説もあります。

旅の記録を共有は、「乗り鉄☆たびきっぷ」を購入した熱海駅からです。

 

出発~熱海駅


 

【10:51 熱海駅(地下連絡通路)】

出発から熱海駅までの詳細は割愛しますが、町田から小田急線とJR東海道線を利用して熱海駅に到着です。

 

写真は、サフィール踊り子(2020年3月14日デビュー)の広告です。

この日は2020年2月29日で、サフィール踊り子*1のビュー前だったので撮影しました。

まだ乗ったことがないので、いつか乗ってみたいです。

 

【10:59 東海道線(普通 沼津行)】

話が伊東線方面に逸れてしまいましたが、ここからは東海道線三島駅まで向かいます。

 

熱海駅で購入した「乗り鉄☆たびきっぷ」です。

乗り鉄☆たびきっぷは、大人1人で8,620円です。

券面には8,610円と書いてありますが、2020年4月から値段が8,620円に改定されました。

 

これからの旅で乗車する全ての路線が、乗り鉄☆たびきっぷのフリー区間内に含まれます。

 

 

ドリンク1:サントムーン柿田川


 

【11:13 三島駅東海道線ホーム)】

三島駅からサントムーン柿田川へ向かい、1個目のドリンクを回収します。

 

サントムーン柿田川へは、土休日に限り三島駅南口から無料のシャトルバスが運行されています。

路線バスを利用した場合、片道200円です。

 

この日は無料シャトルバスのタイミングが合わなかったので、別の方法でサントムーン柿田川へ向かうことにします。

無料シャトルバスの時刻表は、こちらをご覧ください。

 

【11:23 三島駅駿豆線ホーム)】

無料シャトルバスではなく伊豆箱根鉄道駿豆線を利用し、隣の三島広小路駅から徒歩でサントムーン柿田川へ向かいます。

駿豆線三島駅修善寺駅を結ぶ路線で、JRの特急「踊り子」も直通運転をしています。

 

駿豆線韮山駅周辺には、世界遺産明治日本の産業革命遺産*2」の構成資産にもなっている「韮山反射炉」があります。

反射炉とは、大砲を製造するために使われる炉です。

実際に稼働していた反射炉のうち、国内で唯一現存している反射炉が「韮山反射炉」です。

 

 

【11:25 三島広小路駅

三島広小路駅からサントムーン柿田川へは、徒歩20分ほどです。

乗り鉄☆たびきっぷは自動改札を通れませんので、写真右側に見えている有人改札できっぷを駅員に見せて駅を出ます。

 

【11:41 サントムーン柿田川

ゲームセンター「セガサントムーン柿田川」は、弧を描いたような形の建物「セントラルコート」の2階にあります。(この写真では見えませんが、右奥の方向にあります。)

オンゲキは、孤の中点近くの位置にあります。

※自分が音ゲーマーなのでオンゲキが設置されているおおよその位置を紹介していますが、ドリンクを回収するだけならゲーセンの近くで位置情報の登録をするだけでOKです。

 

サントムーン柿田川の南側には、神秘的な青い湧水や京都・貴船神社の分社がある「柿田川公園」があります。

この時は時間が無く、実際に寄ることはできませんでした。

お豆腐アイスや湯葉料理も楽しめるようですので、お時間のある方は立ち寄ってみてはいかがでしょうか?

 

柿田川公園へは、サントムーン柿田川への無料シャトルバスを利用しても良いですし、三島駅南口からサントムーン経由沼津駅行きのバスもご利用になれます。

三島駅南口から柿田川湧水公園前バス停までは、サントムーン柿田川バス停までと同じく片道200円です。

 

【12:30 無料シャトルバス】

サントムーン柿田川から三島駅へと向かう無料シャトルバスの利用者は、8名ほどでした。

とても混雑することもあると聞いたことがありますが、この日は全員が余裕で席に座れました。

※バスの撮影は、三島駅到着後に行いました。

 

【12:40 三島駅南口】

サントムーン柿田川から無料シャトルバスで10分ほど、三島駅南口に到着です。

公式ホームページには15分ほどで到着と書いてありますが、この日はとてもスムーズだったのか10分で到着しました。

 

次は、駅メモでは路線制覇済みですが、これまで乗ったことがない静岡鉄道へ乗るために「草薙駅」へと向かいます。

旅のサブ目標の1つ、「乗ったことが無い路線に乗る」を達成できます。

 

ところで、駅メモでは路線制覇済みなのに、静岡鉄道に乗ったことがないとはどういうことでしょうか?

 

これは、駅メモの「現在地から最も近い位置にある駅情報を取得する」仕様が関係しています。

正確には、チェックイン(位置情報の登録)を行った地点から最も近い位置にある駅情報を取得する仕様です。

 

この領域図を見ていただくと、東海道線東海道新幹線が、静岡鉄道のほぼ全ての駅情報を取得できる領域を通っていることが分かります。

領域が黄色にハイライトされており、「も」のマークがついている駅は静岡鉄道の駅で、ほぼ直線の青い線が東海道新幹線です。

※領域図は、スマホアプリ「最寄り駅サーチ」の画面を使用しています。

 

東海道線東海道新幹線が通らない領域にある新清水駅新静岡駅には、駅メモ内のアイテム「レーダー」を用いることで駅情報の取得が可能です。

レーダーは、チェックインを行った地点の近くにある駅情報を取得できるアイテムです。

 

これまでは、東海道線東海道新幹線から静岡鉄道の駅情報を取得していたので、実際に静岡鉄道に乗ったことはありませんでした。

レーダーで新清水駅新静岡駅の情報を取得していたので、駅メモ内では路線制覇済み&静岡鉄道には乗ったことがない状態だったわけです。

 

何度も近くを通っているのに乗ったことがないのは気がかりだったので、スケジュールに余裕のあるこの旅で静岡鉄道に乗ってみることにしました。

目的地が草薙駅なので、東海道新幹線には乗らず東海道線に50分ほど揺られます。

 

 

静岡鉄道と駿府城跡への寄り道


 

【13:45 草薙駅(静岡鉄道)】

JRの草薙駅と静岡鉄道の草薙駅は離れていますが、徒歩3分ほどで到着します。

ちびまる子ちゃんのラッピング列車や、新型車両のA3000形などが走ります。

 

【14:01 新静岡駅

草薙駅から13分ほどで、新静岡駅に到着です。

 

草薙駅から乗ってきた新型車両A3000形は、7色ある「shizuoka rainbow trains」の1つです。

この「Natural Green」は、静岡のお茶をモチーフにしたカラーです。

 

【14:16 鶴田家】

昼食は、新静岡駅から徒歩2分ほどの位置にある「鶴田家」で豚骨醤油ラーメンを頂きました。

 

【14:40 駿府城跡(巽櫓付近)】

昼食後、駿府城の中堀(二の丸堀)付近まで来ました。

駿府城は、徳川家康公が晩年を過ごした城です。

駿府城跡の中まで観光する時間はありませんでしたので、東御門や巽櫓などを少し眺めてJR静岡駅へと向かいました。

 

「shizuoka rainbow trains」や駿府城の詳細が気になる方は、こちらの記事もご覧ください。

 

 

新幹線に安く乗れる!特定特急券


 

【15:11 静岡駅(東海道新幹線ホーム)】

特定特急券(後述)を利用して、静岡駅から浜松駅まで向かいます。

名古屋駅まで乗らない理由は、サブの目的である「なるべく節約する」が関係します。

 

どちらも新幹線自由席を利用できる券ですが、写真左側は「新幹線特定特急券」、写真右側は「新幹線自由席特急券」と書いてあります。

何が違うのでしょうか?

 

新幹線特定特急券は、新幹線で隣駅を利用する場合に発行されます。

特定特急券は新幹線特定特急券以外でも発行される場面がありますが、一番多く特定特急券を見かけるのは「新幹線で隣駅を利用する場合」かと思います。

※以降、この記事で「特定特急券」と記載した場合は「新幹線特定特急券」のことを指します。

 

いきなり例外的なケースとなりますが、静岡駅と浜松駅は隣駅ではないのに特定特急券が発行されます。

東海道新幹線で静岡駅と浜松駅の間には掛川駅がありますし、北陸新幹線佐久平駅飯山駅の間には上田駅長野駅があります。

どちらも隣の駅ではないのに、どうして静岡駅と浜松駅の場合だけ特定特急券が発行されるのでしょうか?

 

答えは、特定特急券の制度ができた時点で「静岡駅と浜松駅が隣駅だったから」です。

元々は隣同士だった静岡駅と浜松駅の間に、東海道新幹線掛川駅が新しく設置されました。

 

特定特急券の制度ができた時点で隣駅だった名残で、隣駅でなくなった今も静岡駅と浜松駅間では新幹線の自由席を利用する場合は特定特急券が発行されます。

同じ理由で、三島駅~静岡駅(新富士駅が新たに開業)、豊橋駅名古屋駅三河安城駅が新たに開業)なども隣駅ではないですが、特定特急券で利用ができます。

 

少しでも節約をしてみたい方は、新幹線を利用する区間を区切って特定特急券を活用することもご検討ください!

三島駅~静岡駅、静岡駅~浜松駅の特急券を分割して購入することで、三島駅~浜松駅の特急券を買うよりもお得に移動することもできます。 (このとき、静岡駅で途中下車をする必要はありません。)

 

 

【15:45 浜松駅(東海道線ホーム)】

浜松駅からは、東海道線豊橋駅まで向かいます。

浜松駅~豊橋駅も特定特急券で新幹線を利用できますが、これくらいの距離なら新幹線でなくてもいいかなと思って在来線を利用しました。

サブの目的である「なるべく節約する」もありますし、車窓からゆっくりと浜名湖を眺めるのも良いものです。

 

豊橋駅からは再び特定特急券を利用して、(新幹線にしては)お安く名古屋駅まで移動です。

 

 

ドリンク2:アクアウォーク大垣


 

 

【17:24 名代きしめん 住よし JR名古屋駅10・11番ホーム店】

名古屋駅の新幹線ホームや在来線ホームに店舗がある、きしめん「住よし」です。

小腹が空いたので、特急しらさぎが発車する10・11番ホームにある店舗で早めの夕食をいただきました。

ホームごとに味が違うと聞いたこともありますが、どれも美味しく感じるのでホームごとの違いはあまり気にしていません。

 

【17:48 特急しらさぎ13号 金沢行】

名古屋駅からは、特急しらさぎ13号で大垣駅へと向かい、2個目のドリンクを回収します。

 

【18:25 アクアウォーク大垣】

大垣駅からアクアウォーク大垣までは、駅から続くペデストリアンデッキで繋がっています。

屋根もありますので、この日のように雨が降っていても安心です。

 

ゲームセンター「セガワールドアクアウォーク大垣」は、ペデストリアンデッキから「アクアウォーク大垣」に入り、左側に進むとあります。

オンゲキは、セガワールドの入口から見て右奥にあります。

アクアウォーク大垣には以前も来たことがあるので、オンゲキをプレーせずに大垣駅へとんぼ返りです。

 

【18:40 東海道線(新快速 豊橋行)】

新快速で岐阜まで戻ります。

新快速や特別快速と言っても、岐阜までは各駅に停まります。

普通列車は岐阜駅の発着となることが多いです。

 

【18:57 岐阜駅前】

この日は、岐阜駅の近くにあるホテルで宿泊です。

岐阜駅前はライトアップされていて綺麗ですし、写真左側には「黄金の織田信長公像」が見えます。

 

織田信長公が居城としていた岐阜城がある金華山へは、岐阜駅・名鉄岐阜駅からバスをご利用ください。

ちなみに、太鼓の達人の楽曲名にもなっている「第六天魔王」は、織田信長公のことです。

 

 

2日目の行程

 

2日目は、岐阜から出発し、mozoワンダーシティ、セガワールド桑名を巡り、帰宅しました。

mozoワンダーシティへと向かうために利用した東海交通事業城北線セガ桑名へと向かうために利用したJR関西本線および三岐鉄道北勢線についても解説します。

 

 

ギャップが多い?東海交通事業城北線


 

【9:21 岐阜駅前】

おはようございます、2日目スタートです。

昨日とほぼ同じ場所から撮影しました、「黄金の織田信長公像」がよく見えます。

 

岐阜駅のバスロータリーの近くには、ちょっとした緑地の「やすらぎの里」があります。

これは別日に撮影した写真ですが、岐阜駅での待ち時間が長い方は立ち寄ってゆっくりしてみてはいかがでしょうか?

 

【9:25 岐阜駅】

目的地の枇杷島駅普通列車しか停まりませんので、この特別快速は見送ります。

9:28発の普通列車で、枇杷島駅へと向かいます。

 

【9:51 枇杷島駅

枇杷島駅では、東海交通事業城北線に乗り換えます。

一番手前に見ている1両編成の列車が、城北線です。

城北線は、ここ枇杷島駅からJR中央本線が通る勝川駅までを結びます。

 

これから目指すmozoワンダーシティは、城北線小田井駅が最寄り駅です。

 

【10:05 小田井駅

小田井駅は4階にホームがあるので、見晴らしが良いです。

 

城北線は、良い意味でギャップがたくさんある路線です。

全線で線路が2本の複線で高架区間も多いので、都心の電車のような雰囲気です。

しかし、城北線は架線から電気を集めて走る電車ではなく、ディーゼルエンジンで動く気動車です。

 

気動車が走りますので、線路の上には電気を通す架線もなく、より開放的に空を眺められます。

城北線は色々なギャップがあって好きな路線ですし、見晴らしが良い小田井駅も好きな駅です。

 

城北線もこれまで乗ったことがなかった路線だったので、サブの目的である「乗ったことが無い路線に乗る」をまた達成しました。

駅メモではレーダーで制覇できてしまう城北線ですが、実際に乗ってみて良かったです。

 

小田井駅東海交通事業城北線に関する詳しい情報は、こちらでも説明しています。

 

 

ドリンク3:mozoワンダーシティ


 

小田井駅からmozoワンダーシティへと向かい、3個目のドリンクを回収します。

 

【10:17 mozoワンダーシティ】

小田井駅からmozoワンダーシティまでは徒歩15分ほどで、高速道路の料金所がある位置の下を通る歩道橋を渡ると便利です。

これは、歩道橋から撮影した写真です。

 

ゲームセンター「セガmozoワンダーシティ上小田井」は、L字型になっている建物の直角部分の4階にあります。(写真はセガ付近から撮影)

歩道橋近くの入口からmozoワンダーシティへ入り、右方向に進みながらエスカレーターを上がっていきます。

オンゲキは、セガの入口から見て左奥にあります。

 

【10:58 小田井駅入口】

小田井駅に戻る際は、乗り遅れると大変なので時間に余裕を持つことをおススメします。

城北線は、日中帯は50分~1時間間隔での運行なので、乗り遅れたときのダメージが大きいです。

小田井駅は入口からホームまで高低差があるので、移動に時間がかかります。

 

小田井駅からは、勝川駅中央本線を経由して、名古屋駅へと向かいます。

 

【11:15 勝川駅東海交通事業)】

城北線勝川駅から中央本線勝川駅までは、10分ほど歩きます。

写真奥に見える線路が、中央本線です。

 

【11:24 勝川駅(JR)】

中央本線勝川駅の内側には、城北線の線路を敷くスペースが確保してあります。

将来的にJRと東海交通事業勝川駅を統合する話がありますが、具体的にいつ頃になるかは決まっていません。

 

【11:30 中央本線(名古屋行)】

名古屋駅まで中央本線に乗っている間、セガ金山の位置情報を車内から取得できます。

途中の金山駅到着前、東海道線名鉄名古屋本線の線路が近づいた辺りでチェックインボタンを押せば、車内からドリンクが回収できます。

実際にゲーセンに行くこと無く、中央本線内から4個目のドリンクを回収です。

 

 

よく止まる?JR関西本線


 

【11:53 名代きしめん 住よし JR名古屋駅10・11番ホーム店】

昨日と同じ名古屋駅10・11番ホームのきしめん「住よし」で朝食です。

実は朝食を食べていないので、もうお昼ですがこれがこの日最初の食事でした。

 

10・11番ホームにある店舗できしめんを食べましたが、このホームはこれから利用するホームの隣です。

関西本線が主に発着する12・13番ホームには、きしめん「住よし」が無いからです。

 

きしめんを食べ終わったのは関西本線の発車3分前でしたが、それでも間に合う距離です。

10・11番ホームのきしめん「住よし」は、階段のすぐ近くにあるのも嬉しい点です。

階段を利用してしまうと12・13番線ホームでは階段がない位置に降りてしまうので、10・11番線の住よしから出て12・13番線へ行きたい場合は近くのエスカレーターをご利用ください。

 

【12:06 関西本線(快速 亀山行)】

三岐鉄道北勢線へと乗り換えるために、快速 亀山行で桑名駅へと向かいます。

 

快速は、名古屋駅を出ますと次の停車駅は桑名駅です。 

隣に見えている鳥羽方面の快速みえも、名古屋駅を出ますと次は桑名駅に停まります。

 

とは言え、快速亀山行き、快速みえに限らず特急南紀も、桑名駅に到着するまで何回か停車すると思います。

これは、関西本線が単線であることに関係しています。

 

単線区間が多い関西本線では、両方向の列車が同じ線路を使用します。

しっかり管理をして列車を運行しないと、どこかで正面衝突を起こす危険性があります。

 

そのため、途中の弥冨駅などで、反対方向の列車との行き違いを行います。

停車駅でない場所で止まる理由は、この行き違いのためです。

「あれ、動かないね」と言ってる人も居ましたが、何回か止まるのはこんな事情があることを覚えておいていただければと思います。

 

関西本線の沿線には、「ナガシマスパーランド」や「なばなの里」もあります。

ナガシマスパーランド」は、日本一距離が長いジェットコースター「スチールドラゴン2000」で有名です。

「なばなの里」は、綺麗なイルミネーションが有名です。

これらを目的地とする旅も、良いと思います!

 

 

小さな車両!三岐鉄道北勢線


 

【12:32 西桑名駅

三岐鉄道北勢線西桑名駅は、桑名駅から徒歩5分ほどです。

 

三岐鉄道の車両は、よく見る他社の車両に比べて横幅が狭いです。

これは、線路の幅が狭いことが関係しています。

 

三岐鉄道では、全国でも珍しい線路幅「ナローゲージ」を採用しています。

ナローゲージとは、762mmの線路幅*3のことをいいます。

北勢線の他には、四日市あすなろう鉄道ナローゲージを採用しています。

 

目的地のセガ桑名は、途中の穴太駅が最寄り駅です。

穴太駅まで21分ほど、小さな車両の北勢線に揺られます。

 

 

ドリンク5:セガワールド桑名


 

穴太駅からセガワールド桑名へと向かい、最後となる5個目のドリンクを回収します。

 

【12:54 穴太駅

穴太(あのう)駅に到着しましたが、駅を出るにはひと手間かかります。

 

乗り鉄☆たびきっぷは自動改札を通らないタイプのきっぷなので、駅の係員に見せて駅の出入りを行います。

 

しかし、係員が居ない無人駅の穴太駅では、乗り鉄☆たびきっぷを見せる人が居ません。

でも、穴太駅をちゃんと出る方法があります。

 

答えは、駅に設置されているインターホンです。

ポストと書いてある赤い穴の隣に、きっぷを置くスペースがあります。

 

インターホン付近を拡大すると、きっぷ置き場がよく見えると思います。

 

きっぷ置き場に乗り鉄☆たびきっぷの日付が見えるように置いて、インターホンで穴太駅を出たい旨を伝えます。

そうすると、隣の東員駅に居る駅員さんが遠隔で穴太駅の自動改札を操作し、外に出してくれます。

 

めでたく、穴太駅を出ることができました。

では、ここから徒歩20分ほどかけてセガワールド桑名へと向かいます。

 

民家が立ち並ぶ街中を抜けると、畑が見える開けた場所に出ます。

 

途中、農道も通ります。

車を避けるスペースが狭い部分もありますので、十分注意してご通行ください。

 

【13:15 セガワールド桑名】

ゲームセンター「セガワールド桑名」は、サンシパークと呼ばれる区画の北端に位置します。

オンゲキは、セガワールドの入口を入って左側に見える階段の下のスペースにあります。

 

サンシパーク内には、伊予製麺バーミヤンなどの飲食店もあります。

ここで腹ごしらえをするのも良いかもしれません。

 

 

帰路


 

再び穴太駅に戻り、帰路につきます。

駅に入場する際も改札外にあるインターホンで東員駅に居る駅員さんと話して、入場します。

 

ここからはこれまで説明した路線に乗って帰りますので、色々と割愛してお伝えします。

 

【15:20 寿がきや 名古屋エスカ店】

名古屋駅まで戻って来まして、寿がきやで遅めの昼食です。

 

【15:55 中島駅

スガキヤを食べ終えてそのまま帰るとあまりにも早かったので、訳もなくあおなみ線で寄り道です。

あおなみ線の終点「金城ふ頭駅」は、「レゴランド・ジャパン」やJR東海の「リニア・鉄道館」の最寄り駅です。

そのため、このようにレゴ仕様の電車も走っています。

 

【16:34 東海道新幹線(こだま668号 東京行)】

名古屋駅からの帰りも特定特急券を利用して、豊橋駅まで東海道新幹線に乗ります。

 

【17:02 豊橋駅

行きと同じく、豊橋駅~浜松駅は東海道線を使います。

東海道線の浜松行は17:23発なので、21分の待ち時間があります。

この間、豊橋駅周辺をぶらぶらしました。

 

【17:15 豊橋駅前】

この日は3月1日で満開の時期は過ぎていましたが、豊橋駅前では綺麗な河津桜が見えました。

ぶらぶらしたときに撮った写真をスポット紹介としてまとめ、豊橋駅周辺で利用できる路線について解説した記事はこちらになります。

興味がある方は、是非ご覧ください!

 

豊橋駅でお土産を購入するなら、坂角総本舗の「ゆかり」がおススメです。

これは先程紹介した記事内でもおススメしていますし、この日は新幹線の乗り場に近い「とよはし情報プラザ」で実際にゆかりを購入しました。

 

【19:02 熱海駅

浜松駅で東海道線から「ひかり476号」に乗り換えて、熱海駅に戻ってきました。

サブの目的「なるべく節約する」があったのでこれまでずっと特定特急券(自由席)を利用していましたが、フリー区間外を跨がないのであれば指定席やグリーン席も利用可能です。

券面の下に「海EX予約」と書いてある通り、スマートEXやエクスプレス予約で購入した特急券も利用可能です。(必ず発券をしてください。)

 

これにて、乗り鉄☆たびきっぷのフリー区間は終了です。

 

【19:19 熱海駅スーパービュー踊り子14号)】

小田原駅へと向かう東海道線を待っている間に、たまたまスーパービュー踊り子を見かけました。

スーパービュー踊り子は、2020年3月13日の運転を最後に引退となりました。

 

これが、営業運転しているスーパービュー踊り子を見た最後の機会でした。

1990年のデビューから30年間、お疲れ様でした。

 

スーパービュー踊り子」の後継となる特急が、昨日の熱海駅の部分で紹介した「サフィール踊り子」です。

スーパービュー踊り子」も豪華な特急でしたが、今年の3月には更に豪華な特急「サフィール踊り子」へとバトンタッチしました。

 

熱海駅に絡めて「サフィール踊り子」を紹介しましたが、乗り鉄☆たびきっぷでは利用できませんのでご注意ください。

伊豆半島への旅行は、東海バスの一部路線も利用可能な「南伊豆フリー乗車券」をご検討ください。

※旅程によってはフリーパスの方が損をしてしまうかもしれませんので、ご利用の際は十分にご検討いただければと思います。

 

熱海駅からは東海道線小田原駅へと向かい、小田急線で町田駅まで移動し、帰宅しました。

長々と旅行の記録を共有させていただきましたが、これにて全行程が終了しました。

お疲れ様でした。

 

 

旅程のまとめ

 

最後まで読んでいただきまして、ありがとうございました!

特定特急券や乗継割引などの情報、東海地方の各路線の様子、名古屋駅ホームのきしめんに関する情報などがみなさんの今後の旅の参考になったら幸いです。

 

目的に対する、達成項目をまとめます。

 

「ドリンクを回収する」:

 予定していた全5か所で回収成功!

「乗ったことが無い路線に乗る」:

 乗らずに駅メモ内で制覇していた静岡鉄道、東海交通事業城北線に乗車!

「なるべく節約する」:

 特定特急券と浜松駅~豊橋駅東海道線で移動することで、特急券料金を節約!

 

とても満足な行程でした!

 

今回紹介した観光スポットは、以下の通りです。(文で触れたのみのスポットも含みます。)

お出かけの参考になれば幸いです。

 

韮山反射炉静岡県伊豆の国市

柿田川湧水公園(静岡県駿東郡清水町)

駿府城跡(静岡県静岡市葵区

・やすらぎの里(岐阜県岐阜市

金華山岐阜県岐阜市

ナガシマスパーランド三重県桑名市

・なばなの里(三重県桑名市

レゴランド・ジャパン(愛知県名古屋市港区)

・リニア・鉄道館(愛知県名古屋市港区)

 

今回の旅の全行程を、GoogleMyMapsでまとめました。

ご飯を食べるタイミングが不規則なので、そのまま真似されることはおススメしません…

カスタマイズをして、今回の行程が皆さんの今後の行程を組む助けとなれば嬉しいです。

 

 

全行程(GoogleMyMaps)


 

今回の旅の全行程と、周辺の観光スポットを紹介しています。

 

ダイヤ改正や臨時ダイヤなどの理由により、この行程を完全に再現できない可能性があります。

予め、ご了承ください。

 

路線を表す線の描画が正確ではないですが、ご容赦ください。

 

 

 

*1:

サフィール踊り子について(元の位置に戻るためには、*1をクリックorタップ)

 

サフィール踊り子は、東京駅・新宿駅から熱海駅、JR伊東線伊豆急行線を経由して伊豆急下田駅までを結ぶ特急電車です。

全車両がグリーン車の豪華な車両で、1列に2席しかなく広々とした空間でくつろげる「プレミアムグリーン席」、グループで心置きなく楽しめる「グリーン個室」、車内でラーメンが楽しめる「ヌードルバー」(4号車)などの設備があります。

 

写真に写っている座席は、プレミアムグリーン席です。

 

*2:

明治日本の産業革命遺産について(元の位置に戻るためには、*2をクリックorタップ)

 

世界遺産リストに登録されている正式名は、「明治日本の産業革命遺産 製鉄・製鋼、造船、石炭産業」です。

駿豆線韮山駅が最寄り駅である静岡県の「韮山反射炉」、軍艦島でお馴染みの長崎県の「端島炭鉱」、スペースワールドでも馴染みのある福岡県の「官営八幡製鐵所旧本事務所」などが構成資産になっています。

このように、異なる地域に点在する資産を1つの遺産として登録する方法を「シリアル・ノミネーション」といい、その世界遺産は「シリアル・ノミネーション・サイト」と呼ばれます。

 

*3:

◆線路幅について(元の位置に戻るためには、*3をクリックorタップ)

 

線路幅のことを、ゲージ(gauge)と言います。

Nゲージで聞き慣れている方は多いかもしれません。

 

日本の多くの鉄道では、狭軌(1,067mm)が採用されています。

全ての新幹線や京成電鉄京浜急行電鉄などは、標準軌(1,435mm)を採用しています。

 

他にも、馬車軌道と呼ばれる1,372mmのゲージもあります。

京王電鉄や東急世田谷線で採用されています。

 

スポット紹介:駿府城跡(静岡県)

静岡県静岡市葵区にある「駿府城跡」のご紹介です。

静岡駅・新静岡駅に近い、駿府城跡の東御門付近で見られる景色を共有します。

 

※記事内の写真は、2020年2月29日に撮影しました。

 

 

こちらのツイートを詳しく見ていきます。

 

 

 

 はじめに

 

時間をかけて観光できるのが一番良いですが、あまり時間を割けないこともあると思います。

少しの時間の観光であっても、施設の名前や周辺の情報が分かると楽しさが増すかもしれません。

この記事は、「駿府城跡には立ち寄りたいけど、あまり時間が割けない」といった状況の方をイメージして書いています。

 

駿府城跡の中心部である駿府城公園に入らずとも、なるべく楽しめる情報をお届けします。

 

また、駿府城の最寄り駅である新静岡駅を走る静岡鉄道では、「shizuoka rainbow trains」が運行されています。

異なった7色の電車が運行されており、それぞれの色にモチーフがあることを旅行日には知りませんでした。

この情報も当日知っていたら面白かったと思うので、併せて共有します。

 

 

 

 「駿府城跡」の概要

 

駿府城跡は、徳川家康公が晩年を過ごした駿府城の跡地です。

JRの静岡駅から徒歩15分ほど、静岡鉄道の新静岡駅からは徒歩8分ほどで到着です。

 

駿府城の最寄り駅である、静岡鉄道の新静岡駅です。

静岡鉄道が通る静岡市清水区ちびまる子ちゃんの舞台となっているので、ちびまる子ちゃんラッピングの電車も走っています。

 

新静岡駅の待合室には、新型車両A3000形電車の模型があります。

A3000形の一部の編成は「shizuoka rainbow trains」のコンセプトで作られており、7色あります。

 

例えば、この「Natural Green」カラーのA3000形は、静岡のお茶をモチーフにしています。

その他の色*1も、桜エビやみかんなど静岡県の名物をモチーフにしたカラーとなっています。

 

待合室は改札の横にありますので、気になる方は是非撮影してみてください!

 

静岡鉄道は、「JR東海&16私鉄 乗り鉄☆たびきっぷ」でもご利用になれます。

JR東海道本線から静岡鉄道へ乗り換える場合は、草薙(くさなぎ)駅が便利です。

乗り鉄☆たびきっぷに関してはこちらの記事で長めに解説しています。

 

駿府城は、3重の堀(外堀、中堀、内堀)を持つ構造で、城内の敷地は外側から三の丸、二の丸、本丸となっています。

外堀の内側にある「三の丸」の跡地には、警察や病院などの公共施設、学校などが建てられています。

中堀の内側にある「二の丸」と「本丸」の跡地は、「駿府城公園」として整備されています。

 

駿府城の外堀(三の丸堀)です。

奥に見える建物は、静岡県庁です。

 

この外堀を越えると、三の丸跡地に入ります。

静岡県庁も、三の丸跡地に建てられています。

 

駿府城の中堀(二の丸堀)です。

橋を渡った先の門が東御門(ひがしごもん)、手前に見えている建物が巽櫓(たつみやぐら)です。

巽櫓の内部は資料館になっているそうです。

 

東御門をくぐると、「駿府城公園」の敷地に入ります。

 

二の丸堀沿いには、遊歩道「家康公の散歩道」も整備されています。

夏みかんの木も植えられています。

 

「家康公の散歩道」には、東海道中膝栗毛でお馴染みの「弥次さん喜多さん」の像もあります。

像の隣には、弥次さん喜多さん十返舎一九に関するエピソードが書かれたプレートがあります。

 

東海道中膝栗毛の作者「十返舎一九」は、この地の出身です。

現在の静岡市葵区付近にあたる府中宿は、東海道五十三次で19番目の宿場でした。

 

駿府城跡に立ち寄った前後の行程は、こちらの記事で紹介しています。

かなり長くなりますので、お時間のあるときにご覧ください!

 

少ししか紹介できませんでしたが、参考になれば幸いです。

静岡に来た際は、駿府城跡に立ち寄ってみてください!

 

 

 

 「駿府城跡」の所在地

 

日本全国旅行スポット紹介の、「駿府城跡」と「新静岡駅」付近に拡大した地図を埋め込んでいます。

適宜、拡大・縮小をして位置をご確認ください。

 

 

 

 

 「駿府城跡」へのアクセス(Google マップ

 

みなさんの現在地から、駿府城跡までのルート案内が表示されます。

※PCで閲覧されている場合は、現在地と違う場所が示されている場合があります。

 

 

*1:

◆静岡鉄道A3000形について(元の位置に戻るためには、*1をクリックorタップ)

 

静岡鉄道A3000形に使われている色とモチーフになった静岡県の名物は以下の通りです。

 

「Passion Red」 : いちご

「Pretty Pink」 : 桜エビ

「Brilliant Orange Yellow」 : みかん

「Fresh Green」 : 山葵(わさび)

「Natural Green」 : お茶

「Clear Blue」 : 富士山

「Elegant Blue」 : 駿河湾

 

詳しくは、静岡鉄道公式のA3000形特設サイトもご覧ください。

https://www.shizuoka-rainbow.jp/

 

スポット紹介:豊橋駅(愛知県)

愛知県豊橋市にある「豊橋駅」のご紹介です。

豊橋駅で利用できる列車や駅周辺の様子を共有します。

 

※記事内の写真は、2018年6月22日、2018年10月7日、2020年3月1日に撮影しました。

 

 

こちらのツイートを詳しく見ていきます。

 

 

 

 「豊橋駅」の概要

 

東海道新幹線も通る豊橋駅は、愛知県南部にある駅です。

豊橋駅では、乗り換えの待ち時間を過ごす方が多いと思います。

そんな方に向けて、待ち時間が少しでも楽しくなるように駅周辺の様子や各路線の解説をします。

 

駅周辺では、お土産が購入できる場所が数か所あります。

東海道新幹線乗り場の近くにある「とよはし情報プラザ」や、JRの在来線乗り場の近くにあるカルミア南館の「おみやげ館」なら、改札から近くて便利です。

 

お土産に何を買おうか迷っている方には、坂角総本舗の海老せんべい「ゆかり」をおススメします。

香ばしくて美味しく、1枚のせんべいに海老7尾が使われているので海老の風味が本格的なせんべいです。

「ゆかり」は豊橋だけでなく、名古屋周辺などでも購入できます。

 

駅の東口には、バスロータリーや後述する豊橋鉄道市内線の乗り場があります。

 

駅前では、綺麗な河津桜が見えます。

これは、2020年3月1日の写真です。

 

豊橋駅とその周辺では、下記の路線が利用できます。

 

東海道新幹線

JR東海道本線

・JR飯田線

名鉄名古屋本線

豊橋鉄道市内線(駅前駅)

豊橋鉄道渥美線新豊橋駅

 

これらの路線について、詳しく見ていきます。

乗り換えの参考になれば幸いです。

 

 

 【東海道新幹線

 

※撮影地は名古屋駅です。

 

東海道新幹線は、東京駅~新大阪駅を結び「こだま」「ひかり」「のぞみ」の3種類の列車が運行される、言わずと知れた路線です。

豊橋駅には、「こだま」と「ひかり」が停まります。

 

上図のパターン2を見ていただくと、豊橋駅に停車するひかりは前後の停車駅が新横浜駅名古屋駅である場合が多いです。

全てのパターンを網羅しているわけではないですが、豊橋駅に停車するほぼ全てのひかりはパターン2に該当します。

 

東京~名古屋間の利用ならほぼのぞみに近い停車駅ですし、豊橋駅を利用できるのぞみという捉え方もできますね。

東京方面と豊橋駅間を急いで移動したい方は、「ひかり」をご利用ください!

 

 

 【JR東海道本線

 

 

JR東海道本線は東京駅~神戸駅を結ぶ路線ですが、豊橋駅を含むJR東海が管轄する区間熱海駅米原駅です。

 

上下線ともに豊橋駅を行き先とする列車が多いので、多くの方は豊橋駅でお乗り換えです。

浜松方面は各駅に停車する普通列車がほとんどですが、名古屋・岐阜方面は新快速や特別快速といった速達列車も運行されています。

豊橋駅を境に、同じ東海道本線でも様子が違うのは面白いです。

 

豊橋駅小田原駅間は、乗車券だけで乗れる列車で途中駅を通過する列車が極めて少ないので、青春18きっぷユーザの中には苦痛に感じる方も居るかもしれません…

なるべく安く新幹線でワープする方法もありますが、それはまた別の記事にて紹介します。

 

 

 【JR飯田線名鉄名古屋本線

 

左側:JR飯田線

右側:名鉄名古屋本線

 

JR飯田線は、豊橋駅から飯田駅を経由して辰野駅までを結ぶ路線です。

秘境駅として有名な小和田駅中井侍駅難読駅名の大嵐駅水窪駅為栗駅鼎駅*1なども飯田線の駅です。

 

名古屋鉄道名鉄*2は、愛知県・岐阜県内で多くの路線を持つ私鉄です。

豊橋駅を通る名鉄名古屋本線は、名鉄岐阜駅までの全区間東海道本線と概ね並走する形で走ります。

 

2つの路線を同じ括りで紹介した理由は、ご覧いただいた通りJR飯田線名鉄名古屋本線豊橋駅では同一のホームを使用するから*3です。

もし乗り間違えた場合は全然違う方向へ行ってしまいますので、十分ご注意ください。

 

IC乗車券でJRと名鉄を乗り換える場合は、ホーム上にある簡易改札機にタッチします。

飯田線から東海道本線のように、JR線間の乗り換えの際はタッチが必要ありません。

簡易改札機の写真は撮影しませんでしたが、この写真を撮影したホームの先端部に簡易改札機があります。

 

 

 【豊橋鉄道市内線】

 

 

豊橋鉄道市内線(正式名称:豊橋鉄道東田本線)は、豊橋駅ロータリーにある「駅前」停留所から「赤岩口」停留所や「運動公園前」停留所までを結びます。

 

車内でビールが楽しめる「ビール電車」や車内でおでんが楽しめる「おでんしゃ」なども運行されています。(要予約)

観光目的での利用は少ないかもしれませんが、ビール電車やおでんしゃを目当てに豊橋鉄道市内線に乗ってみるのも面白いかもしれません!

 

 

 【豊橋鉄道渥美線

 

 

豊橋鉄道渥美線(あつみせん)は、新豊橋駅から三河田原(みかわたはら)駅を結びます。

豊橋駅から新豊橋駅へは、豊橋駅南口から徒歩2分ほどでお乗り換えできます。

新幹線のホームから豊橋駅南口までは距離がありますので、新幹線から豊橋鉄道渥美線をご利用の際は10分ほどの余裕を持つことをおススメします。

 

三河田原駅と聞いて、馴染みがある方は少ないかと思います。

豊橋鉄道渥美線が通る愛知県田原市は、お笑いコンビ「オアシズ」のお2人、光浦靖子さんと大久保佳代子さんの出身地です。

聞き慣れない地名だと感じる方も、オアシズのお2人の出身地と知れば親しみも沸きやすいと思い、紹介しました。

 

豊橋は、現在放映されているNHKの朝ドラ「エール」の舞台の1つにもなっています。

撮影地として使われた伊古部海岸(いこべかいがん)は、豊橋鉄道渥美線が走る渥美半島にあります。

伊古部海岸へは豊橋駅からタクシーの使用が推奨されていますが、近くまで鉄道を使うのであれば豊橋鉄道渥美線の「大清水駅」が最寄り駅となります。

 

 

長くなりましたので、まとめます。

 

東海道新幹線
 「ひかり」の利用が便利

JR東海道本線
 豊橋駅から、名古屋・岐阜方面は速達列車が運行、浜松方面は普通列車が中心

・JR飯田線
 秘境駅難読駅名が多い路線

名鉄名古屋本線
 愛知県・岐阜県を幅広く走る名鉄の、豊橋駅名鉄岐阜駅を結ぶ路線

豊橋鉄道市内線(駅前駅)
 「ビール電車」や「おでんしゃ」が運行

豊橋鉄道渥美線新豊橋駅
 お笑いコンビ「オアシズ」のお2人の出身地である愛知県田原市を通る路線

 

今回紹介した路線で、名鉄名古屋本線以外の路線は「JR東海&16私鉄 乗り鉄☆たびきっぷ」でもご利用になれます。

私鉄と入っていますが、16私鉄の中に名鉄近鉄は含まれませんのでご注意ください。

 

乗り鉄☆たびきっぷに関してはこちらの記事で長めに解説しています。

 

豊橋駅自体が目的地になることは少ないかもしれませんが、便利な乗り換え駅です。

是非、お土産を購入したり駅前を走る豊橋鉄道市内線を見たり、豊橋駅でのお乗り換え時間をお楽しみください!

 

 

 

 「豊橋駅の所在地

 

日本全国旅行スポット紹介の、「豊橋駅」付近に拡大した地図を埋め込んでいます。

適宜、拡大・縮小をして位置をご確認ください。

 

 

 

 

 「豊橋駅」へのアクセス(Google マップ

 

みなさんの現在地から、豊橋駅までのルート案内が表示されます。

※PCで閲覧されている場合は、現在地と違う場所が示されている場合があります。

 

 

*1:

飯田線難読駅について(元の位置に戻るためには、*1をクリックorタップ)

 

それぞれ、大嵐(おおぞれ)、水窪(みさくぼ)、為栗(してぐり)、鼎(かなえ)と読みます。

ちなみに、秘境駅として紹介した2駅の読み方は、小和田(こわだ)、中井侍(なかいさむらい)です。

 

*2:

名古屋鉄道名鉄)について(元の位置に戻るためには、*2をクリックorタップ)

 

名鉄沿線には、犬山城やモンキーパーク、明治村といった名所、中部国際空港(通称、セントレア)、棋士藤井聡太七段の地元である瀬戸市などがあります。

 

名鉄の特別車両券「ミューチケット」は、全区間で一律360円です。

1つ隣の金山駅神宮前駅間の利用でも360円ですし、豊橋駅から59駅先の名鉄岐阜駅までの利用でも360円です。

名鉄で長距離を移動される方は、特急「ミュースカイ」や特急・快速特急列車の「特別車」を是非ご利用ください!

 

*3:

◆JR飯田線名鉄名古屋本線の共用について(元の位置に戻るためには、*3をクリックorタップ)

 

JR飯田線名鉄名古屋本線の供用区間は、豊橋駅だけでなく豊橋駅から途中の平井信号場までです。

そのため、飯田線船町駅下地駅では、JR東海駅名標と通過する名鉄の車両を同時に撮影することができます。

名鉄の全ての列車は、船町駅下地駅には停車しません。

 


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